ディナーショー(パーティー)の男性・女性・年齢別服装のマナー

毎年ディナーショーを楽しんでいる方
今年初めていかれるかたそれぞれでしょうが
「おしゃれして行くこと」
もディナーショーの楽しみの一つであります。

「具体的にどんな格好で行けばいいの?」
というのが嬉しいお悩みの所

こちらでは
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男性、女性、ディナーショーに着ていく服装とは
ディナーショー(パーティー)に着ていくコートの種類とマナー 
ディナーショー(パーティー)で着るインナーや下着
ディナーショー(パーティー)の靴・ヒール
ディナーショー(パーティー)のバックのマナー
年齢別20・30・40・50・60代以上のおすすめドレスデザイン 
ディナーショー(パーティー)ドレスに似合う髪型
ディナーショー(パーティー)のメイク
ディナーショー(パーティー)でのネイル
ディナーショー(パーティー)の時計・アクセサリーのつけ方
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男性、女性、ディナーショーに着ていく服装とは



ずばり「女性も男性も、ドレスアップした服装です」

男性なら

【ビジネススーツ】で大丈夫です
蝶ネクタイまでする人はいないそうです
すこし雰囲気を変えたい方は
ポケットチーフをさすだけで華やかさが演出できます。
ひそかなオシャレとして、カフスボタン、ラペルピンなど
アクセサリーで演出するのも良いでしょう

 

女性なら

結婚式の2次会、大学の謝恩会でのドレスなどの
華やかな・エレガント・品位のある服装【フォーマルドレス・ワンピース】が一般的です
 

誰のショーか?(演歌・ポップス・ものまねなど)
ホテルの格によっても
多少雰囲気は変わるようですが
間違っても普段着ではありません。
傾向としては「すごいファン」な方ほど服装や髪型に気合が入って
そうでもなければスーツの方もいます。

雰囲気や服装が分からないなら
「○○さんのディナーショーにはどのような服装で行けばいいですか?」
と具体的に電話でホテルに問い合わせても大丈夫です。
せっかくですからオシャレして参加する方が楽しいと思います。

ホテルにより「指定が明記」されている場合もあるそうですが
わからないことは何でも質問して大丈夫です。

【NGディナーショーでダメな服装】
キャバ譲ぽい露出が多いドレス
カジュアルな服装
ショートパンツ、ジーンズ、デニム類
スニーカー・ブーツ

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ディナーショー(パーティー)に着ていくコートの種類とマナー

男性なら

一番格上…チェスターコートです。
カラーは無駄な装飾のない無地のブラックが適しています。礼服用のコートとして販売されているものは普段使いのものよりも色が濃い生地を使用して作られているのが特徴です。

ステンカラーコート…襟を重ねてボタンが隠れるものが一番フォーマルとされるステンカラーコートでも大丈夫です。知エスタコートの次の格とも言われます。
トレンチコート…フォーマル度としては一番下ですが、フォーマルな場もOKとされます。

NGコート
ダッフルコート、モッズコート、ダウンコート
カジュアルウェアの時着用とされるコートは、フォーマルな場にはふさわしくありません。

女性なら

・チェスターコート
・トレンチコート
・ノーカラーコート

コートh男性と同じ種類が良しとされています。


フォーマル感がある素材と防寒対策がポイント
ロングコート:黒いウールのシンプルなコートすっぽりドレスを隠して楽に移動
ショートコート:ドレスと意外にバランスがよい
毛皮:アウターとして着るなら、長袖の毛皮は
  「食事の席では脱ぐ」のがマナー
   毛足が飛んで迷惑がかかりそうなら
   クロークにあずけるのがベター

年末のクリスマスディナーショーやパーティーの場合
お客さんは主賓になります。
コートにも格のあるものを着るのがマナーになりますが
毛皮に関してはお値段もピンキリですし「防寒着か?高級コートか?」の
判断が人それぞれの感じがあります。
 
【羽織りもの】会場内でドレスの上に羽織るものは「半そでや七分丈」
結婚式ではありませんので夜に着るドレスは
肌を露出する程フォーマルになります
ですが、過度の露出はやはり悪目立ちしますので
適度に腕や肩、背中を出す感じで

やはり羽織りものがある方が
心のよりどころになるのは確かです

会場内は暖房が効いていますので、羽織るなら
ファーボレロ(半そで)ショール、ショートジャケットになります。

冬場はファー素材のものが特に人気で
使用時期は10月から3月頃まで切る場合が多いです
ショールでもラメや光沢のある素材で
巻き方やアクセサリー・コサージュでアレンジも素敵です
 

ディナーショー(パーティー)で着るインナーや下着


男性の下着のマナー

・シャツからインナーが見えない(襟元、そで)
・シャツの下のインナーが透けない(胸元の柄、色)

スーツの下に着るインナーには丸首・Vネック・Uネックなど、さまざまなタイプのものがありますが、ジャケットを着てネクタイを付けている状態で「下着が透けない」ものを選ぶのがマナーです。

靴下もスーツの素材とバランスの取れた素材の靴下で、指靴下はおすすめしません。
また「靴下を履かない」のもマナー違反とされ「臭いそう」と女性に思われることもあります。
  


女性の下着のマナー

・ドレスからインナーが見えない
・シャツの下のインナーが透けない(胸元の柄、色)

ドレスのデザインが
「ベアタイプ」や「アメリカンスリーブ」→ヌーブラ・ベアトップブラ・レースブラ
「キャミソールタイプ(肩ヒモが細い)」→クリアストラップやラインストーン付きのストラップ

またチューブトップほどの丈の長いインナーは温かく着心地も良いですし
ウエディング用のビスチェタイプのインナーは
スタイルが良く見えます。

素材や色が薄いドレスで、下着の透け・当たりが気になる場合
ペチコートの着用をオススメします。
下着やインナーを着ることでドレスの汗シミ対策にもなります。
ぴったりとしたラインのドレスはより注意が必要です。
 
 

ディナーショー(パーティー)の靴・ヒール

フォーマルな場での男性の靴のマナー

男性はひも靴、デザインにより格が違ってきます

フォーマルな場での男性の靴は
ストレートチップ:つま先の切り替えが一文字、ドレッシーで最もフォーマル向き
         切り替え部分にメダリオン(穴)がないほどフォーマル
プレーントゥ:つま先に飾りのなくシンプル。ストレートチップの次にフォーマル
ウィングチップ:つま先の切り替えが翼のような型

靴底はゴムではなく革のもの(ゴムに見えないもの)
平服の指定がある際は、茶色の革靴でも問題ありません。
ローファーなどのカジュアルなデザインの革靴は避けます
しっかり磨くこともお忘れなく!


フォーマルな場での女性の靴のマナー

女性のパンプスはヒールが高い方が、よりフォーマルになります
・ヒールが高く(3cm~10cmくらい)細いタイプのパンプス
・絹など光沢のあるもの(ゴールドやシルバー、キラキラ素材など)

NGヒール
・バックストラップの付いたサンダルはOKですが
・ミュールやつま先の出るデザイン、ペタンコの靴はふさわしくありません
・太いヒールはカジュアルな雰囲気になると言う意味でふさわしくない

ディナーショー(パーティー)のバックのマナー


男性のバックのマナー

「男性ゲストはスーツのポケットに荷物を収めて、バッグは持たないのが基本」とされるため、手ぶらの人が多いのですが、バックを持って行くのはNGではありません。

・クラッチバッグ…肩ヒモのない、手で掴んで持つタイプの小さめのハンドバッグ。
・色はスーツや靴と同系色
・革製がおすすめ
・A4サイズまででマチ(幅)が薄いもの
・ロゴや派手なデザインじゃないシンプルなデザイン
・モノを詰めすぎると下品な印象になるので注意です
 

女性のバックのマナー

・ドレスや靴に合わせたデザインのコンパクトなバック
・靴やドレスと同系色、素材感のあるバック
・ドレスが黒色などシンプルならさし色としてカラーバック
・女性は絹やエナメル、ビーズ・スパンコール・パール、色味はゴールドやシルバーなど
華やかなものも良いでしょう

NGバック
・ブランドロゴやマークのあるバッグはナシです。
・「最小限の持ち込みサイズ」のバック

サブバックは目立たせないが基本
・サブバックは会場に持ち込まず、クロークへ
・サテンのような光沢のあるものが便利で見栄えもします
・「高級ブランドロゴ紙袋」でも、しょせん「紙袋」NGです
・色は白か黒のトートバックを兼ねるような大きな布カバンが目立ちません
 

年齢別20・30・40・50・60代以上のおすすめドレスデザイン

女性がディナーショーやパーティーに参加するのは
どんなドレスを着るかも楽しみの一つです。

自分が好きなデザインやカラー、素材で良いのですが
一般的なマナーを踏まえるのもコツです。

そして夜のディナーショウでもあまり寒々しくない印象にしましょう
肩や腕、背中はほどほどに見えても、極端に短い丈はエレガントではありません

素材の一般的なのは「シフォンやオーガンジー、レース」です
夜ですので、サテンやラメ・ベルベットなど「光沢のある素材」
冬場は上質な印象を与えるベロアや
エレガントでしっかりした素材でシルエットがきれいに見える
ジャガードのドレスも注目です

とはいえ人気カラーを参考までに

Q.披露宴で着るパーティドレスは、何色を着ることが多いですか?
1位/黒系……24.2%
2位/ピンク系……15.2%
3位/ネイビー系……13.8%
4位/ベージュ系……12.3%
5位/ブルー系……10.0%
6位/グリーン系……8.2%
7位/パープル系……3.0%
8位/イエロー系……1.9%
9位/オレンジ系……1.5%
10位/赤系……1.1%
『マイナビウーマン』2014年4月調べ 22~34歳の働く女性)

 

ちなみに、次のような関連記事も書いておきました。

背の低い人に似合う【パーティー・謝恩会のドレス】の選び方
 

流行やマナーも大切ですが、おしゃれして楽しむのが一番大事です
松田聖子さんなど、好きなアーティストのディナーショーなら
コスプレ級に衣装をまねたドレスで参加する方もいらっしゃるそうです。

年代別服装・ドレス選びのコツ

20代のドレスは?・・・若さを表現するデザイン

20代社会人に人気のドレス!1位「ブルー系」、2位「ピンク系」

20代は【華やかに見えるドレス】
明るく、かわいい、爽やかイメージのデザイン・カラーがおすすめ
大人っぽいデザインで背伸びをするより
現状の若さを最大限利用してピンクやブルーで
「かわいい」「さわやか」など
はっきりしたイメージカラーが
もっとも魅力的に見えます
ですがあまりペラペラした安っぽいものは
避けた方がいいでしょう

30代向けドレスは?・・・個性を表現できるデザインが人気

30代になると働く女性、子育て主婦など
それぞれの場所で活躍し表情にも自信が表れる年代です。
そして個性を表現できるデザインが人気です
バリバリ働く女性なら
ややカジュアルで「こなれ感」のあるデザインが人気
(丈短め、スカートが広がらない、大人ぽいデザイン)
子育て中の主婦には「お母さん」らしい品のあるドレス
(女性らしい、フェミニン、エレガント)
生地の質感やデザインが好みで選べる年代です

40代向けドレスは?・・・「きちんと感」

40代の女性には「マナーや常識をわきまえている」と
「きちんと感」や「大人の上品さ」がより求められます。
またその通りに「フォーマルの王道」のような
高級感のあるネイビー・黒などが似合う年代
大人の美しさを際立ちます。
可愛いデザインが良ければレース生地を使ったAライン
上下で色・素材違いの「2トーンタイプ」がトレンドで
「大人可愛い黒」が人気です。
トレンドをおさえてもフォーマル感」と「女性らしさ」を演出しましょう

50代向けドレスは・・・「高級感」と「上質」「エレガント」

50代になるとスタイルがより気になるようになります
スタイルをすっきり見せる黒やデザイン
カラードレスなら
50代の肌になじむ「ややしぶみ」のある
水色やピンクベージュが肌なじみ良く
大人の女性らしい雰囲気
「上質で高級感のある生地」であることが
大切です。
「豊か」に見えるデザインと質のドレスが
おすすめです。

60代以上向けドレス・・・「優雅さ」「寛容さ」

人生の機微を経験してきた60代以上の方には
「全てを知っている」という優雅さや上品さ、経験の豊富さの
イメージを抱かれます
「上品さ」と「年齢に合わせた服装マナー」がどの年代よりも求められます。
マナーとしても問題なく、エレガント
「上品な黒+華やかな刺繍」
「赤紫、水色などフォーマルでしっとりとしたカラー」

しなやかで柔らかい生地でスタイルなどに
「無理感ない」若々しいデザインが人気です

 
【着物】防寒効果と個性を演出

着物の方も必ずディナーショーにはいます
着物こそ目立ちますし、防寒効果が高いのがうれしいです

振りそで・・・未婚女性の第一礼装
訪問着・・・華やかな中にも上品さのある
つけ下げ・・・訪問着より気軽な着物ですが帯で印象が変わります

男性はスーツが多いですが、たまに着物方もいて
訪問袴の略礼装
大島紬のアンサンブル(羽織だけお召を合わせても良いです)
 
「着物」は格によって、お値段がピンキリです。
どのようなフォーマルの場か?によって、格の高い着物にするか?すこし地味な着物にするか?も着物のプロになると着こなしにこだわります。
ただディナーショーなど自分が来賓になる場合は、自分が楽しんでいい場なので「ブーツと合わせる」丈の短い「変形着物」「着物リメイクドレス」など割と着崩しを楽しむのもありかもしれません。

ディナーショー(パーティー)ドレスに似合う髪型

美容院で相談すればふさわしいヘアスタイルに
してもらえること間違いなしでしょう

ポイントは
「ちゃんとセットしている感」をかもし出すことです

フォーマルとは言え主賓である自分も楽しむのがディナーショーです
髪を下したダウンスタイル巻き髪やハーフアップなどもOK
 

ディナーショー(パーティー)のメイク

メイクには流行がありますが、トレンドのカラーやメイク方法をしても自分に似合うかどうかはやってみなければわかりません。
またドレスや髪形とメイクの全体のバランスが重要で、「全部が派手」「全部がシンプル」どちらもおすすめできません。

・目元を華やかにするなら、リップはひかえめカラー
・リップが鮮やかにするなら、目元はひかえめカラー
・ドレスが派手なら、色味は抑えめでもアイライナーだけはキレイに引く
など、バランスを見て一番美しく見えるメイクを必ず練習してから参加しましょう。


肌はキレイにする

また「薄暗いと老けて見える;」などが気になるなら
効果的にハイライトを駆使したメイクを。ドレスがシンプルでも、表情に華があるとそれだけで全体がキマります
ご自分では難しいようなら化粧品店でメイクしてもらうのも良いでしょう
 
髪型で小じわを伸ばすテープなど隠せるようなら、それを駆使するのも良いでしょう。

ディナーショー(パーティー)でのネイル

ネイルは最近は男女とも好きな人はつける人が多いですが、あまりやり過ぎると悪目立ちする場合もあります。
かといって何もケアしていないのも、ガッカリされるかもしれませんので、ネイルはぬらなくても「手入れをしている感じ」は演出したほうがよさそうです。

ネイルで目立ちたい→多色ストーンやシーズンカラー
ドレスを引き立てるなら→淡いカラーで淡いパール色
ゴージャスにするなら→シャンパンゴールド&ラメ

あまり長くシャープに伸ばしてしまうと、周囲に引かれてしまうこともありますので、エレガントなネイルにするのがおすすめです。

 
 

ディナーショー(パーティー)の時計・アクセサリーのつけ方

時計
時代とともに正装のマナーも変わってきていますので、時計やアクセサリーについてもつけ方の概念がフリーにはなってきてはいます。
基本のマナーとしては・・・
・時計と他の金属アクセサリーなどは「金・銀」どちらかに統一する
・「時間を気にしている」という印象をあたえないために時計は目立たせない
・女性はジュエリーウォッチなければつけない方が無難

素材は本物のジュエリー、ダイヤやパール
・昼間の結婚式では、写真撮影の際に反射させない真珠、珊瑚、天然石など
・夜はダイヤモンドやゴールドなど照明にも映えるもの

NGなアクセサリー
イミテーションのパール(コットンパールも)は「カジュアルすぎる」ので結婚式や正式なパーティーでは不向きと言われます。
またバロックパール(真円でない)パールはほんものでもNGです。


ディナーショー(パーティー)は格と立場を考えた装いにする

・ディナーショーは男性なら「ビジネススーツ」女性は「フォーマルドレス・ワンピース」
・ディナーショー(パーティー)に着ていくコートは男女ともにチェスターコートが無難
・ディナーショー(パーティー)で着るインナーや下着は「見えない・透けない」が鉄則
・ディナーショー(パーティー)の靴は男性は「ヒモ靴」女性は「ヒール」
・ディナーショー(パーティー)のバックは男性「クラッチバッグ」女性「コンパクトなバック」
・ドレスは年代にふさわしいデザインにする
・髪型、メイクはドレスとのバランスをみてどうするか決める
・ネイルは「手入れしている」清潔感を演出する
・時計は金属の色の統一と目立たせないのが鉄則
・アクセサリーは昼か夜かでつけるジュエリーの種類が変える

ディナーショーは「自分が主賓になるパーティー」ですから自由度は高いものです。
ただ「どんな種類のパーティーか?」で主賓でも会場を盛り上げる意識が必要になる「空気を呼んだファッション」をできるのが最大のマナーのポイントになります。

ドレスのイメージがわかない方は
芸能人や海外セレブのパーティーファッションを
参考にしてみてはいかがでしょうか?

家を出てから帰るまでがディナーショーです。
楽しんでください!

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