子供の名付け【キラキラネーム】の私が考える注意点とは?

最近・・
名前で困っていませんか?

奇抜な名前が、DQNネーム、キラキラネームと言われだされてずいぶん経ちますが、これからお子さんが生まれる親御さんにとって「名付け」は最大の楽しみでもあります。

さまざまな思いを込めて我が子につける名前(^-^)

そこには愛情が沢山つまっているハズ?!なのですが、実は両親である自分たちとの思いとは裏腹にうっかりキラキラした名前をつけてしまいそうになっているかもしれない?!

管理人も「もしかしたら私ってキラキラネームかもしれない・・・;」と以前から戸惑ってはおります。

名前はその子が一生背負って行くもの。
過度なキラキラネームだと自分の名前に愛着が持てなくなってしまうかもしれませんし、成長して親の知性に落胆されるかもしれません。

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キラキラネーム当事者の苦労

 
管理人は立派なアラフォーおばさんですが【DQNネーム、キラキラネーム】と言われだしてから「もしかしてワタシ該当者?;」と憂鬱になりました。

理由は・・

漢字二文字だが人生でかつて読めた人が一人もいない難解な当て字

・・だからです。

記憶にあるかぎりでは小学校からですが、おそらく生まれた時から「なんて読むの?」と必ず聞かれます。そして読めない・書けない・覚えられないなので逆に下の名前で呼んでくれるのは本当にごく親しい人だけになりました。

名前の読み・ひびきはいたって普通で、バカっぽくはないのですが難解
必ず「この漢字でこう読むんだ~へぇ~」と教師にも言われ続け、うんざりしながら育ちました。

管理人はまだ生まれた時代が早いので、プププ(><)と名前でバカにされる事も就職が不利になることもありませんでしたが「あまり好きではない」という気持ちはぬぐえません。

名前は「父親が母親に相談なく勝手に届を出してきた」との事で;
由来は「父親が好きな漢字二文字を組み合わせた当て字な名前」だそうです(泣)

「テキトーなっ#なんか願いとか思いとか祈りとかないのかよっ#!」と思いましたが父親は聞き出す前に死んでしまい、母親はそれ以上聞いていないという事で永久に管理人の名前の由来は謎となってしまいました。

もしかして「父親の好きだった女の人の名前2文字を組み合わせ」とかだったらうゎぁ(><;)っとあらぬ想像までしてしまいます。

という訳でキラキラネームで個人的に不便な事は・・

・誰も読めない・書けない・メンドくさくて覚えられない
・名前登録するときに事細かく名前の漢字を説明しなければならない
・この漢字でこの読みの同姓同名がいないので、世に名前を絶対出したくない
・画数が多くて書くのが面倒
・愛着が持てない
・名前負けしている気がしなくもないような・・・;

 
などちょっとウツウツとしてしまうものです。
 

DQNネーム、キラキラネームの違いと定義とは

DQNネーム、キラキラネームは言い方が違うだけハッキリした定義の違いはありません。
「デキ婚」と「授かり婚」のようなものです。

共通する定義としては
     
    ・人名としておかしいふさわしくない(悪魔、戦争とか)
    ・漢字の意味などから連想した使い方がおかしい名前(月でルナなど)
    ・誰も読めない当て字
    ・人名に向かない漢字を使っている、当て字がくどいなど。
    ・アニメやゲームのキャラクター名、日本人離れした奇抜な呼び名
    ・名前に使えない漢字

 
一般的に「読みづらい」「難読」「名乗り読みのみで構成された名前」などと言われています。

うっかりキラキラネームをつけてしまいそうな人は夫婦そろってマタニティーハイなのかもしれません。
一度客観的に判断するためにDQNネーム・キラキラネーム診断などでチェックしてみる事もお勧めします。
 

「~子」が新しい!?シワシワネームと名前に「~子」をつける由来

最近はあまりにも世間から吹聴される事を恐れるばかりか?キラキラネームの間逆を行く シワシワネームと言われる名付けも出てきました。

シワシワネームとは・・・高度成長期によくあったような「あえて古さ」を狙った名前。女の子なら~子、男の子なら~男などの昔からあるようなポピュラーな名前

 
とある新聞紙上でライターさんが命名した?シワシワネームという表現が適切かどうかは定かではありませんが、確実に真面目さ・誠実さなどの「きちんと感」は感じられます。

そもそも女の子に「~子」とつけるのは諸説あり
・「はじめ(一)から、おわり(了)まで」という意味
・「子(コ)」は、「ヒメ」「イラツメ」「トベ」「キミ」と同様に、上中流女性の実名または字(あざな)の後につける尊称

そもそも「~子」とは【身分の高い男性の名の下につける語】で小野妹子、蘇我馬子、中臣鎌子(鎌足)、阿部鳥子が使っていましたが、男女名の語尾に厳重な区別のなかったので、5,6世紀に上中流階級の女性に「~子」がつけられるようになりました。貴族や皇族、上流階級、高級官史の配偶者などが女性が好んで「~子」をつけるセレブの特権のような漢字だったのです。
ですが明治になり一般の女性や芸妓も名乗りだしたためある新聞が「法律で禁止せよ!」と要望するほどのロイヤルな意味のある高貴な名前だったのです。

そう言われると、眞子様、佳子様、愛子様と日本のロイヤルファミリーのお姫様も「~子」です。

現代では「~子」は古臭い印象がもたれるかもしれませんが、良く考えると昔の人も「~子ってつけたらカッコいいんじゃねっ?つけちゃえ!つけちゃえ!(笑)」とマタニティーハイの勢いで一般庶民に普及したのかもしれません。

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キラキラネームにしないための名付け注意点

無意識にでもキラキラネームをつけてしまう親御さんは子供本人ではなく自分軸、自分の好み中心で名前を考えているように思えます(わが父のように;)

名前は子供が一人の人として一生背負う屋号のようなものですので親本人だけではなく「誰にでも親しまれる」事を念頭に置くと良いと思われます。

このような名前の付け方は危ない!

無理な当て字にしない

響きが気に入っていても、漢字をむりやり当てはめない。
逆に「漢字を知らない残念な親」と子供が気の毒がられます。

横文字系

月(ルナ)・愛(ラブ)・騎士(ナイト)など外国語の名前にそれっぽい意味と熟語

物・漫画・アニメのキャラ名系

泡姫(ありえる)姫凜(ぷりん)今鹿(なうしか)など笑えないものもあります。

外国人名系

頼音(らいおん)匠音(しょーん)など「世界に通用する名前」

学が足りない系

海月(みつき)や心太(しんた)・・・海月はクラゲ、心太はところてんです。イジメの対象になります。

夜露死苦系

疾風(かぜ)本気(まじ)など湘南爆走族~バブルを経験した80年代臭さえして恥ずかしさ絶頂。

おこがましい系

大王、全能神、龍神雷神、天使、女神、美神・・・壮大すぎます

芸能人有名人の名前

憧れの芸能人、有名人も旬を過ぎればただの人どころか、場合によっては大問題を起こす事もあります。
 

誰にでも親しまれる幸せになれそうな名前の付け方とは?

漢字の読み通りに、当て字にしない

分かりにくさは本人も周囲にも不便さを招きます

漢字の意味を知る

漢字の成り立ち・意味が「とんでも漢字」を回避できます。
【淫・艶・色…エロい系】“艶”は男女の情事を表した一文字
【数・幸…怖い系】“数”女性を戦利品として縄で数珠つなぎにして連行する様
知り合いの艶の名前の方は、男性に愛されすぎて自宅監禁されていました;

使用する漢字の熟語を調べてみる

その漢字使われ方で次第で使用するかどうかの判断材料に

難解・難しすぎる漢字を使わない

管理人個人的には「難しい漢字は性格も難しくする」ような気がします。分かりやすい名前やひらがなの名前だと性格も分かりやすく本人も深く悩んだりしない楽でストレートな人生になれるような気がします。

親だけで考えず一般的な名前を付けた周囲の意見も聞いてみる

一見地味な名前をつけた人でも深く考えて名付けをしています。キラキラした名前だけが特別ではありません。

画数にこだわり過ぎない

ニュースで出てくる事件の犯人でもバッチリの画数の人もいれば、バッチリだけど「女では強すぎる名前」と男性運が悪いような人もいます。画数に捕らわれすぎる人生になります。

個性的・誰ともかぶってないに固執は厳禁

子供の個性はその子の人生で自然と開花されるものです。

大人になっても違和感のない名前

将来あまりにもスィートでキラキラの名前の50のオッサンはどうかと思われます。
 


名前は本人だけが使うものではないことを理解する

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