須我神社【夫婦岩】で子宝に効果

出雲国の神社巡りの最後は須我神社です
 

 

スサノオがオロチを退治した後、奥さんのイナダヒメと
住む土地を探しこの地へ来て
「気分がスガスガしくなった」の「スガ」から
この地を「須賀」と命名、宮殿を建てて鎮まりました。
「古事記より」
 
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これが日本初の宮殿ということで
ご朱印にも「日本初之宮 須我神社」記していただき
この時に須佐之男命が詠んだ歌が日本初の和歌
ということで「和歌発祥の地」とされています。

そして須我神社参拝後は【夫婦岩】
セットでお参りするのがやはり良いのですが
・・・著者の経験からは正直、覚悟が必要なので
誰にでもお勧めできません;

やはりスサノオは厳しい神様と実感しました・・・その訳は。

須賀神社
島根県雲南市大東町須賀260
0854-43-2906
参拝時間:8:30~17:00
アクセス:JR松江駅→大東行き
     JR大東駅→松江行きの一畑バス「須賀」下車徒歩3分
駐車場:有り(無料)

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須我神社のご神祭とご利益の由来

スサノオはイナダヒメの総宮は須佐神社とされているのですが
オロチ退治後の新婚時代にこの地にいたと言う事でしょうか?
 

 
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手水舎
 

【ご神祭】
須佐之男命(スサノオノミコト)
稲田姫(イナダヒメ)

その御子神が主祭神として祀られております。

須佐神社にはイナダヒメとその両親の神サマの
4神なのですが
こちらは「御子神」という存在から
出産にまつわる御利益もあるのでしょう。

北海道から参拝にいらした妊活中の方から
なんと「妊娠し無事出産しました!!」
というお礼のお手紙が展示されておりました。
今頃赤ちゃんをかかえて嬉しい忙しさで
お礼参りに来れなかったのでしょう。
御利益がある人にはありそうです!
 
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スサノオノミコトは出雲国だけでも
須佐神社、八重垣神社、大熊大社と
何か所かにおられます。
同じスサノオノミコトでも若干ご利益内容にも
差がある様な気もしますので
スサノオノミコトのパワーを頂きたい方は
全部回るか選んで回るか
考えてしまう所ですね~
 

【ご利益】
夫婦円満、児授かり、出産の守護と除災、招福の守護

ご利益とは「神様の生き方にあやかる」
と言う事なのかもしれませんね。
 
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本殿手前に龍の手水所がカワイイ

 
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本殿
 

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夫婦岩で夫婦円満になれるご利益の理由?

須賀神社の奥宮としてスサノオのほか三神が祀られている岩座が夫婦岩です。
 

 

 

大中小の3つの巨石がそびえていて
元は須賀の地の総氏神として信仰されていたものですが、
大きなものからスサノオ、イナダヒメ
お子神のスガノユヤマヌシミナサロヒコヤシマノミコト(名前長ッ!)
と言われています。

須賀神社で「奥宮へも是非ご参拝を」との
案内もあり「折角来たならお参りしないと!」と
車で2㎞先の夫婦岩ふもとへ行きました。
 
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夫婦岩へのいざない・・・

状況はもう夕方5時
小雨降る中、どんどん暗くなっていきますが
「夫婦岩まで400m」と。
 
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「それくらいならパッと行って帰ってこれるか?」
しかし著者は
イージートーン(底がダイエットボール状の靴)に
ロングスカート着用…
夜の神社には魔物が出る(しかも山の中)とも
言いますから数秒悩みました。

が、行かないで後悔するのもと思い
「行ったれぇ!!」と登る事に。

杖らしきものも用意されていましたが
キモチ悪くて借りませんでした。

夫婦岩は山の中ですから、街灯なんてありません。
そして参道はキツめの急勾配でヌルヌル

「暗い山の中など夕方に立ち入って遭難でもしたら;」
という恐怖心でもう山に踏み入り即、大後悔
猛ダッシュ走る勢いで登りました。
1度湧水の手水所「神泉坂根水」でゼーゼー言いながら休憩
それでも夫婦岩まで10分かからないでやっと駆け上がり
一瞬
「ゼェゼェ…いいぃ夫婦ぃゼェゼェ…にしてぇ…下さいぃっ…ゼェゼェ」
息絶え絶えにお参りして、踵を返して即下山しました。
きっとスサノオ神ご一家
「何言ってんだコイツ」と思われたでしょう。
 
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夕方ですのでオドロオドロシイ夫婦岩;

横幅1mくらいの滑る山道ですので
駆け下りて道から外れたら即、滑落です。
もー本当に早く下山したい恐怖心でいっぱいで
半泣きでした(じゃあ登るなよっ)

著者のように無茶なチャレンジはしない方がいいと思います
それこそ夫婦で協力して登ってこそ
「つり橋効果」で「夫婦円満力が増すのでは?」と思いました。
 

日本最初の和歌発祥の地ですから
文型の方への嬉しいご利益があるのが夫婦岩なのかもしれませんが
肉体派文型の方にならお勧めします

もしどうしても夫婦岩を訪れたいなら
・体力に足腰に自信のある方
・絶対日中の明るい時間
・しっかりした靴をはいている
・そして、決して一人では登らないで下さい

などの安全性の確認と自己責任が必要です。
でも著者はあまりおすすめしませんっ怖かったから(泣)

やはりスサノオノミコト、お子神含め家族そろって
試練をくれる神サマです。
 

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須我神社を訪れたのは夕方16時過ぎておりましたが
私服を着てフツーのオジサン化した宮司様(おそらく)
がご朱印を書いてくれました(スタンプらしい)

その脱力感がゆるくて神社自体の雰囲気は良かったのですが

やはり「明るい日中に行くのがお勧め!」
とまとめておきます

 

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