【悪口を言わず嫌われた】悪口と愚痴の違いと6つの対処方法

テレビで「悪口を言っている時が一番楽しいわね!がっはっは~」と街頭インタビューのおばーちゃんが言って笑いを取っていました。

どこの世界でも誰かの悪口を言いたくなる人はいるものです。もちろん良くない事ですし「悪口を言うと運が下がる」「自分は参加しなければ良い」と心の精錬さを保つ意識は大切です。

でもそんな自分が悪に加担していないのに、いつの間にか、一線引かれたり、嫌われたり、仲間はずれにされたり、ついには自分の悪口を言われだしたりしたらたまったもんじゃありません。そうなると今度は自分が本当に悪口を言いたくなってしまいます。

では仲間には入らず、悪口を言わず、嫌われない方法。その対処法はどのようなものなのでしょうか?

■こちらでは
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悪口を言う理由と心理
【悪口を言うと運が下がる?】メリット・デメリットとは
【悪口を言わずに嫌われた】理由と6つの対処法
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悪口と愚痴の違いとその心理

 
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悪口をいつも言う人にはそれなりの理由があります。
 

悪口とは・・・他人を悪く言うこと。その言葉。
愚痴とは・・・(今となっては)言ってもしかたがない事を、言っては嘆くこと。

 
よく「悪口じゃなくて愚痴っただけ」と言う人がいますがつまり悪口と愚痴とは意味合いは違います。ですがどちらでも言った本人の情緒の安定を保つには確かに有効な方法です。それが「対ヒト」への悪口か愚痴でも「過去に何かあった」「現在進行形で何かある」場合もあります。

それは悪口を言う人がその相手に対して
・心理的に嫌な印象を持っている→劣等感/自信喪失
・ストレスを感じている→思い通りにならない鬱憤
・批判精神がある→相手より優位に立ちたい
・嫌なことをされた→怒り
・大変な思いをしている→苦労など同情・癒しが欲しい
・自己防衛→やられる前にやる臆病なタイプ

悪口を言う人は、劣等感や自信がない人だったり、その対象の人との人間関係で悩んでいる事なのです。そして悪口を言う人は「単なる愚痴」「ちょっとした噂話」または「おもしろ話」ぐらいにしか思っていませんので自分の深層心理なんて気がついていません。
 
「人生の最大のストレスは人間関係」とも言われますから悪口を言う人が、自分のそんな癖に気がついて乗り越えるべき問題なのですが、それが出来ないから悪口で発散させているのです。とは言え「いつも無理な事をされても、何も言い返せない事情」があれば多少は同情に値するのかもしれません。また辛くても悪口を言わないで、関係も状況も良くならず「ストレスを溜め込んで鬱」なんて人がいるのも事実です。

もし悪口を言う人を見て不快になりたくないなら
その人が悪口を言わずにいられない状況だからと理解するのも大切です。
そうすると・・・
「この人が悪口言う元気があってまだ良かったな」
「この人の問題だけどイロイロお気の毒ですね」
「自分が同じ気持ちを抱かなくて良かった」
と多少は事情を察し、生ぬるい目で見てあげるのも一つの対処法です。
 

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【悪口を言うと運が下がる?】メリット・デメリットとは

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デメリット
悪口を言うと自分がいないときに、自分の悪口を言われる可能性大
悪口を言い合う関係は結局続かない関係
悪口で運が下がるのは人として信用されなくなるから

など悪口を言って良いことなんてある訳ない!というのが普通の観念です。ですが悪口を言い合うことでメリットもあるのです。

メリット
悪口を言い合う事でストレスが解消できる
お互いの思っていることがわかる
共有意識を持ち連帯感やチームワークが向上する
協力関係ができ助け合いし合える事もある

もし悪口を言い合うグループの〆の悪口が「ムカつくけどやるかー!」「お互い助け合おう」など多少前向きな連帯感があると逆にムードメーカーの人達になったり、おもしろい、力のあるグループになり、会社や学校、コミュニティーを実質中心的に稼動させている事もあります。

悪口も良い方向に転ぶようなら、ただのガス抜きになりえる事もあります。
  

【悪口を言わずに嫌われる】理由と6つの対処法

 
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自分が悪口を言いたくない時、一般的には「そっとその場を離れる」とよく言われます。ですが悪口を言う人というのはいつも同じような内容をヒマを見つけては言いたいものですから「あれ?あの人この手の話題になるといつもいなくなる」と気が疲れたら危険信号!次のターゲットがあなたになる可能性大です。

悪口を言わない・参加しないとどう思われるか?
・話に乗ってきてくれない
・面白くない、冗談も言えない人間
・チキン野郎
・無関心、冷たい人間
・何を考えているかわからない
・逆に計算高い
・実は自分に軽蔑感や敵意を持っているかもしれない
・嫌な人
・八方美人
・善人ぶってる
・変人あつかい

積極的に悪口を言う人というのは、事実を言ったり、ある事ない事言ったりと口が達者で尚且つ妄想力が強いとも思われます。つまり言い換えると・・・
口が達者→弁が立つ
妄想力が強い→想像力が豊か 

と、ポジティブな気持ちになればユニークだったり人が言えない意見も発言できる可能性も実はあるのです。

「自分は悪口を言わないけど巻き込まれない対処法」とは
・悪口は言わないでも同情と共感はする
いつも悪口大会に参加しなくてもいいですが、たまには「何の話ですか?」と参加して「へぇ~」「そうなんですか~」「これはこれは・・・」「大変なんですね」など相槌は打つ。
・悪口を言う人のユニークさや観察眼をほめる
悪口を言う人は弁が立つ人が多いです。
相手の粗探しをしますから、なんだかんだよく人を観察しています。
「すごいよく見てますね~」「ウケる~言い方が面白いですね」など相手の面白いところがあれば話をそちらに展開させる
・自分がおもしろ話に展開させる
自分も口が達者で弁が立つなら悪口大会を全然違う「おもしろ話」に急展開させてしまいます。少しテクニックは必要ですが「おとぼけキャラ」になれば悪口に参加しなくてもおもしろい人というポジションが得られます。
・悪口を言うのも聞くのも拒絶する場合
ちょっと小芝居になりますが「実は口に出すのも、考えるのもムリなんです、自分」と悪口を言う人達より自分の方がブラックぶるという高等テクニック。「あぁ~もー勘弁してください」みたいな。言葉尻だけ取ると善悪どちらにも取れるのですが、実際悪口は言っていません。
・最終的に一番上のせいにする
「そーですよね、それもこれもこの会社自体が悪いんですよ」「そもそも社会の仕組みが悪いんですよ」「時代に合わないルールが悪い」など個人の力ではどうにも太刀打ちできないモノの悪口に挿げ替える。という手もあります。個人攻撃ではありませんし、法人や社会、規則など広い視野まで話を持っていけばトンチンカンと思われたりしても「仕方がないよね~」で話が丸く収まります。
・悪口から学ぶ
誰かが悪口を言っているとき、ソコから人はどんなことに不満を持つのか?どんなやり方がまずいのか?など「他人の振り見て我が振り直せ」と自分も注意しようと思えることがあるかもしれません。勉強のつもりで聞いてみるのも手です。

悪口を言っても言わなくても、難しいのは平和な人間関係の中にいることみたいですね。人波をうまく乗り切れるようにがんばりましょう。

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