【辰年2024年はどんな年?】株・景気・運勢は干支で決まる?ジンクス・ことわざ・辰龍竜の違いまとめ
2024年は辰年
日本人だとお正月には
「今年は○○年だから、~な一年になる」と必ず話題になります。
また干支により
「○○年生まれは~な性格」などの個人のキャラクターも干支で判断したりもよくあります。
こちらではあくまでも「言い伝え」「ジンクス」など昔から言われている干支にまつわる吉凶さまざまな干支ジンクスについてご紹介いたします。
————————————————————
【辰年2024年はどんな年?干支の言い伝え】株価・景気
干支に「辰」が含まれてる理由と干支の動物の意味
世界の国別の十二支
【干支の言い伝え】運勢は干支で決まる?ジンクス・言い伝え
「竜」と「龍」と「辰」の違いとは?
【辰年】ことわざ・四字熟語の意味
————————————————————
【辰年2024年はどんな年?干支の言い伝え】株価・景気
株式・経済の世界では・・・
辰・巳は天井
午は尻下がり
未は辛抱
申・酉は騒ぐ
戌は笑い
亥は固まる
子は繁盛
丑はつまずき
寅は千里を走り
卯は跳ねる
との言い伝えがあり、そんなことから
「戌亥で買って、辰巳で売れば蔵が建つ」などと言われます。
経済の世界では、辰年・巳年までの年に投資したものを回収すると勝ち逃げることができる!とされているのかもしれません。
また「午は尻下がり、未は辛抱…」と未年あたりまでキビシい年月が続くようです。
円安ドル高の変動を逃げ切ったり、「午で尻下がり」の大暴落をさけるための損切りなど、それぞれの状況の選択肢が必要になるかもしれません。
投資や株、金運の神様は辰年にやさしいのか?様子を見てみましょう。
干支に「辰」が含まれてる理由と干支の動物の意味
①干支の起源である古代中国では「竜が実在する」と信じられていたため
中国には古代から「竜の骨が見付かる」と言われる場所があったようです。中国は現在でも、世界的に恐竜の化石が多く発見されることで知られる国という理由や辰は縁起の良さや運の強さの象徴です。
②竜は「水を司る神」とされているため
辰は竜宮に住むとされ海神や水神として祀られ、農民の間では雨乞いの対象。漁師の間でも信仰された。 仏教における竜王でもあり、竜巻や雷、虹などの自然現象を起こすとして大自然の躍動や鳴動を象徴するものでした。
(「千と千尋の神隠し」でも川の神様として登場しました)
十二支の動物で唯一、伝説上の生物である霊獣の龍。「龍が現れると何かおめでたいことが起きる」と考えられていました。
丑=ウシ…粘り強さと誠実の象徴
寅=トラ…決断力と才知の象徴
卯=ウサギ…飛躍の象徴
辰=タツ…権力の象徴
巳=ヘビ=死と再生の象徴
牛=ウマ…豊作・健康の象徴
未=ヒツジ…家族安泰の象徴
申=サル…利口・好奇心の象徴
酉=トリ…商売繁盛の象徴
戌=イヌ…忠誠・献身・安全の象徴
亥=イノシシ…無病息災の象徴
世界の国別の十二支
他国にも十二支がありますが、若干違う動物が入っています。
日本:子、丑、寅、卯、辰、巳、馬、未、申、酉、戌、亥
中国:鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚
台湾:鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
韓国:鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚
チベット:鼠、牛、虎、猫、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚
タイ:鼠、牛、虎、猫、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚
ベトナム:鼠、水牛、虎、猫、龍、蛇、馬、山羊、猿、鶏、犬、豚
ロシア: 鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
ネパール(グルン族):鼠、牛、虎、猫、鷲、蛇、馬、山羊、猿、鳥、犬、鹿
モンゴル:鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
ベラルーシ:鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚
カザフスタン(カザフ人):鼠、牛、ヒョウ、兎、カタツムリ、蛇、馬、山羊、猿、鶏、犬、猪
ブルガリア:鼠、牛、虎/狼、兎、龍、蛇、馬、山羊、猿、鶏、犬、豚
中央アジア/西アジア(チュルク系民族):ラクダ、牛、ヒョウ、兎、魚/ワニ、蛇、馬、山羊、ハリネズミ、鶏、犬、象
アラビア:鼠、牛、虎/狼、兎、龍、蛇、馬、山羊、猿、鶏、犬、豚
イラン(ペルシア人):鼠、牛、虎、兎、シーサーペント/クジラ/ワニ、蛇、馬、山羊、猿、鶏、犬、豚
イランのシーサーペント(sea serpent)ってなに?
海洋で目撃、あるいは体験される、細長く巨大な体を持つ未確認生物(UMA)の総称である。 特定の生物を指すものではない。 大海蛇(おおうみへび、だいかいじゃ)とも呼ばれる。 正体が特定されたものはほとんどないが、目撃例は中世以降多数存在する。
2024年日本や世界的には「龍年」「鷲年」「魚/ワニ」そしてイランは「シーサーペント年」カザフスタンは「カタツムリ年」です。
「竜」と「龍」と「辰」の違いとは?
違いはズバリ
・「龍」が旧字体で、「龍」という字を簡略化したものが「竜」
・「龍」は常用外漢字で、「竜」は常用漢字
・「辰」は「十二支」のひとつであり、シンボルとして「竜/龍」があてがわれています。
「十二支」とはもともと、年月や時刻、方位を計るために用いられたもので、「辰」という字も「草木の形が整った状態」を表しているとされています。
その後、「子」=「鼠」、「丑」=「牛」・・「辰」=「竜/龍」のように12種類の動物がそれぞれ割り当てられました。
したがって、本来、「辰」という字には「竜/龍」のような「ドラゴン」という意味は含まれません。
龍の象徴する「力強さ」や「成功」を象徴し、新たな始まりやチャンスの年として期待されています。 相場の世界の格言「辰巳天井」は願いを込めての意味もあるのかもしれません。
中国の『漢書 律暦志』では、辰は「ふるう、ととのう」を意味する「振」で、陽気が動いて万物が振動し、草木もよく成長して形がととのった状態を表すと解釈されています。
【干支の言い伝え】運勢は干支で決まる?辰年のジンクス・言い伝え
辰年の人の言い伝え
・天運に愛され何をやってもうまくいく成功者。それに溺れて失敗することも。
・人の引き立て運がある
爪の数は身分を表す!?
「5本は皇帝」「4本は貴族」「3本は庶民」と、竜の爪の数は身分を表したと言われています。
そのため中国や台湾の骨董品に描かれている爪の数で所有者の身分がわかったとか。もし、身の回りに5本爪の竜が描かれた骨董品などがあれば、中国のお宝かもしれません。
【辰年】ことわざ・四字熟語の意味
昇竜
空に昇っていく竜。勢いのよいさまにたとえる
竜に翼
もともと強い竜に翼を与えればさらにその力を増すことから、勢いの強い者に更に威力を添えることのたとえ。類語:「鬼に金棒」など
画竜点晴(がりょうてんせい)
物事を完成するときに、最後に付け加える肝心な部分のこと。 物事の最も大切な部分のこと。
一般には「画竜点睛を欠く」と用いて、最後の仕上げが不十分なため、出来ばえが物足りないことをいう。
登竜門(とうりゅうもん)
立身出世の関門のこと。
黄河の上流にある竜門は、流れが非常に急で、鯉がここを登ることができると、化して竜になるという伝説がある。
竜の水を得るが如し
竜が水を得て雲を呼び、天にも昇る様な勢いのことで、力を秘めていた強いものが機会を得ていよいよその力を一層発揮すること
竜は一寸にして昇天の気あり
竜の子は一寸ほどの子供のころから天に昇ろうとする気迫を示す。
優れた人物は幼い時から非凡なところがあるというたとえ。
雲蒸龍変(うんじょうりゅうへん)
英雄・豪傑が機会を得て世に出て活躍するたとえ。
「多くの雲が発生しわき起こったとき、蛇が竜に変わって天にかけ昇る」という意味から、武勇に秀でた英雄が活躍する機会を得て、思う存分に行動することをいう。
竜虎相搏/竜虎相打つ
力量に差のない豪傑、英雄、強豪同士が激しく戦うこと。
闘争心を表した図柄である龍虎の図に由来します。
飛竜乗雲(ひりゅうじょううん)
英雄が時に乗じて、勢いを得ること
竜門の滝登り
出世することのたとえ
竜頭蛇尾
頭が竜で尾が蛇のように、初めは威勢がいいが終りはしりすぼみでふるわないこと。
竜と心得た蛙
天才と思ったわが子が親と同様に凡才であったという意味
竜を淵へ放す
一度取り伏せたものに、挽回の機会を与えてしまうこと。災いの根を後に残すたとえ。
竜の髭を蟻が狙う
自分の弱小な力量を願みずに、強大なものに反抗すること、また、大それた計画や無謀なことをするたとえ。
竜驤虎視(りゅうじょうこし)
天下に権威をふるうさま。
竜のようにのぼり、虎のようににらむこと。)
竜蟠虎踞(りゅうばんこきょ)
(竜がとぐろを巻き、虎がうずくまるように、抜きんでた能力を持つ者がある場所にとどまり、権勢を振るうことのたとえ。
また、ある地域で、すぐれた能力を存分に発揮すること。)
雲となり竜となる
竜が雲に添うことから、男女の仲などがたいへん睦まじいことのたとえ
竜の髭をなで虎の尾をふむ
非常な危険を冒すことのたとえ。
竜馬の躓き(りゅうめのつまずき)
ずば抜けて優れた馬でも時には、つまずくことがあるもので、どんな賢い人にも失敗があるというたとえ。
竜の雲を得たるがごとし
勢いに乗ずること。
屠竜の技(とりょうのぎ)
竜を殺すわざのこと。
非常に巧みであり、あるいは高尚であるが、実際の役に立たない無用の技芸のこと。
雲は竜に従い、虎は風に従う
性格気質を等しくし、類を同じくするものは互いに引き合うこと。
立派な君主のもとには立派な賢臣が出て、君主を助けること。また同気相求めること。
虎口を逃れて竜穴に入る(ここうをのがれて、りゅうけつにいる)
一難を逃れて、さらに他の難儀にあることのたとえ。
「虎の住処を逃れたのはいいが、竜の穴に入りこむ」
竜驤虎視(りゅうじょうこし)
竜が天にのぼり、虎がにらみ視(み)る意。
威勢が盛んで天下を睥睨(へいげい)するさまをいう。
飛兎竜文(ひとりゅうぶん)
才能のあるすぐれた子供のこと。
「飛兎」「竜文」はともに、非常によく走るすぐれた馬、駿馬(しゅんめ)の名前。転じて、俊童の意となった。
※「竜」は(りょう)、「文」は(もん)とも読む。
群竜無首(ぐんりゅうむしゅ)
多くの竜がいても、頭目の竜がいない。指導者を欠き、物事がうまく運ばないたとえ
辰巳下がり
言葉がおだやかで上品なこと、またそのさま。
竜は一寸にして昇天の気あり
優れているものは、幼い時から非凡な才能があるということ。
竜が雲を得る如し
竜が雲を得て天に昇るように、英雄豪傑などが機に臨んで盛んに活躍すさま。
足元から竜が上がる
身近なところて゜突然意外なことがおこること、また急に思いついて物事をはじめること。
時至れば蚯蚓(ミミズ)も竜になる
時流に乗って地位を得れば、才能がない者でも権威をふるうようになると言うこと。
竜馬のつまずき、龍の駒にもけつまずき
どんなに優秀な馬でも時にはつまずくことから、名人も賢人でも、失敗して間違いを犯すというたとえ。