『うんこちゃん』内容あらすじ(ネタバレ)読み聞かせオススメ度
トイレトレーニングや読み聞かせに『うんこちゃん』を選ぼうか迷っている方
『うんこちゃん』は【世界一受けたい授業】などTVでも紹介された絵本です。子供はなぜか「うんこ好き」です。「うんこ!」というだけで大爆笑することでしょう。うんこは健康のバロメーターなのに鼻つまみ者。嫌われ者のうんこちゃんの気持を知ると流したくなくなるかも?
こちらでは『うんこちゃん』のあらすじ(ネタバレ)・読み聞かせとしてどのような作品か?本の感想からどんなアドバイスしたら良いかをご紹介させていただきます。
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『うんこちゃん』あらすじ(ネタバレ)読み聞かせオススメ度
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『うんこちゃん』あらすじ(ネタバレ)読み聞かせオススメ度
『うんこちゃん』( ひかりのくに)
著者/編集: のぶみ
定価:本体1,280円(税別) 32ページ
内容紹介
うんこが突然しゃべりだした!「友達になって」。「くさいよ!」と鼻をつまみながらも少しずつうんこちゃんに心を開いていきますが…うんこが、ながさないで…っていってきたらどうしますか?
かんたろうがうんこをしていると「ながさないで…」と突然しゃべりだした!
「友達になって」
かんたろうは「くさいよ!」と鼻をつまみながらも、少しずつうんこちゃんに心を開いていきます。そこにママがあられて…。うんこちゃんの運命はいかに?
冒頭から「ええーっ!」という驚きで、目が離せません。その後の、うんこちゃんとかんたろうの「友達になってよ!」「ヤダよ!」のやりとりは、スピード感いっぱい!まるで夫婦漫才のよう。今までうんこやトイレを題材にした絵本は数あれど、史上もっともかわいい“うんこ”の絵本です。
簡単に読める度★★★★★
読み聞かせオススメ度★★★★★
こんな人におすすめ
・トイレトレーニングの子
・イジメ対策
~簡単あらすじ(ネタバレ)~
かんたろうがうんこをしていると「ながさないで…」とうんこが突然言いました。
かんたろう「うんこ流さない人なんておかしい」
うんこ「友達になって」「いつもかたにのらせて」かんたろう「くさいよ」
うんこ「くさいよっていわれたほうのきもちもかんがえて、でもなんかゴメンナサイ・・・そうか!この形が嫌いなのか!」とうんこちゃんは自分の形を変えてみます。かんたろうは「形じゃなくてうんこだから友達になりたくない」と思いましたがおもしろくなってきたのでママに内緒でうんこちゃんを流さないことにしました。
ママに「なんかうんこくさくない?」と疑われ、妹のあんちゃんにもバレてしまい、うんこちゃんを流そうとしたので、かんたろうはうんこちゃんをかばいました。
でも肩に乗っているうんこちゃんがママにばれて怒られてしまいます。
うんこ「やっぱりうんこがトイレに流されないでかんたろうと友達になるなんて最初からムリだったんです」「かんたろうさんやさしいから、おなかの中でずっと一緒だったから、出ても一緒にいたかった、誰かに一度でも好きって言ってほしかった」そういうとトイレに入って自分で「かんたろうさんから生まれて来てよかった、大好き」と言って流れて行きました。
かんたろうはもっとやさしくできたのに、ごめん、ぼくも大好きと泣きました。
でも次の日また新しいうんこちゃんが来ました。
~オススメポイント~
子供の大好きなうんこちゃんのせつない気持ちの物語です。
子供にはうんこというだけで大笑い、しかも「流さないで」「いつも肩に乗せて」とナウシカならテト、ポケモンならピカチュー「ホラ、こわくない」です。
でもうんこちゃんは自分の臭さに罪悪感もあるし、しょせんうんこが人間と友達になるなんてムリがあるとわかっていたのです。でも誰かに一度でも好きって言って欲しかった…と愛を請ううんこだったのです。
どうしても人に嫌われる存在、差別される存在のうんこのせつなさ
まぁ~そこまでこの本を深読みする必要なんてないでしょうが読み聞かせの際は「うんこは基本毎日生まれてくるので流していいんだよ」と教えてあげるのが基本でしょう。
うんこちゃんとかんたろうの会話部分ではテンポ良く読んであげると楽しそうですね。
こんなのもおすすめ『うんこ』な絵本
「うんこしりとり」「おならしりとり」「うんこ」「さつまのおいも」「うんこちゃん」もあります。
こどもはうんこが好きですね~
その他にも、読み聞かせに適したユニークな本がたくさんあります。おすすめの本21冊を紹介した【読み上げ動画つき】のページをつくりましたのでご覧ください。
これからはユニークな「読み聞かせ絵本」がブームになる予感がします・・・