「つくしちゃんとおねえちゃん」あらすじ・ネタバレと読書感想文の書き方


「つくしちゃんとおねえちゃん」
出版社 : ‎ 福音館書店 (2021/3/19)
発売日 : ‎ 2021/3/19
言 語‏ : ‎ 日本語
単行本‏ : ‎ 72ページ
ISBN-10 : ‎ 4834085996
ISBN-13 : ‎ 978-4834085990

こちらでは
2022年「第68回 青少年読書感想文全国コンクール」小学校低学年の部(1.2年生)の課題図書の「つくしちゃんとおねえちゃん」をご紹介いたします。

【読書感想文2022・小学生1.2年生の課題図書】あらすじ・感想文書き方と本の選び方 

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「つくしちゃんとおねえちゃん」あらすじ・ネタバレ・おすすめ度  
「つくしちゃんとおねえちゃん」読書感想文の書き方!コツとヒント
うんちく・読書感想文の書き方は経験者から学ぶ!

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「つくしちゃんとおねえちゃん」あらすじ・ネタバレ・おすすめ度

内容紹介 
頭がよくて、ものしりで、ぶ厚い本を読んでいて、ピアノはモーツァルトだってひけちゃう。だけど、ちょっと怒りっぽくていばりんぼう、そんなおねえちゃんはあたしの自慢です。おねえちゃんは歩くとき、少し右足をひきずります――。
ある日、つくしちゃんが教室の窓から校庭を眺めていると、ドッジボールをしているおねえちゃんに気づきます。ところが、いつもと違う様子につくしちゃんは戸惑います。またある日、お祭りに連れていってもらえなかったつくしちゃんが、おねえちゃんに対して仕返しをしたところ……。笑ったり、泣いたり、けんかしたり、助けたり、助けられたり、揺れ動く姉妹の気持ちが、鮮やかに細やかにつづられています。気が強くて優等生の小学4年生のおねえちゃんと、マイペースでちょっと不器用な小学2年生の妹つくしちゃん。妹の視点で、姉妹の日常をきりとった5編の物語。小学校低学年向けの読みものです。

「つくしちゃんとおねえちゃん」おすすめ度

読みやすさ ★★★★☆
感想文の書きやすさ ★★★☆☆
こんな子にオススメ
・きょうだいがいる
・障害がある人が身近にいる
・コンプレックスがある
・強い気持ちになる方法が知りたい
・寝る前の読み聞かせにしたい
・考える力を身に着けてもらいたい

「つくしちゃんとおねえちゃん」は小学校1,2年生が読む本としては、長い物語です。
きょうだいのいる子なら、おねえちゃんのちょっといばるところとか、どりょくするところとか、ないている時こまる気持ちとかものがたりのどこかに「わかるな」という体験があるかもしれません。いろいろあるけど、ちょっと心があたたかくなるお話です。
この年頃になると、長い物語を毎日少しずつ読んでもらうことも楽しめるようになります。5つの物語でできている本ですので、夜寝る前に「今日はここまで」と毎日1話ずつ読むのに向いている物語です。内容も、つくしちゃんとかえでおねえちゃんの気持を考える、想像力を引き出せる、自分ならどうするか?考える作品です。

【つくしちゃんとおねえちゃん登場人物】

つくしちゃん
小学校2年生の女の子。ちょっとドジでおねえちゃんに怒られることもあるけど、カッコイイおねえちゃんを自慢をします。

かえでおねえちゃん
頭がよくて、ものしりで、ピアノはモーツァルトもひけるけど負けずきらいの努力家。つくしちゃんのだらしないところに、ちょっと怒りっぽくなる。
おねえちゃんは右足がわるくて、ひきずります。


いばりんぼう

ある雨の日におねえちゃんのかえでちゃんとつくしちゃんは、おばあちゃんの家におつかいに行き、おねえちゃんがおばあちゃんがくれた重たい紙ふくろをもっています。
おねえちゃんは頭がよくて、ピアノはモーツァルトだってひけちゃう。だけど、ちょっと怒りっぽくていばりんぼう、そんなおねえちゃんはつくしちゃんの自慢です。おねえちゃんは少し右足をひきずりながら歩くけど、トロいつくしちゃんに「グズはきらい」とわざと早く歩きだします。
うちに帰るとお母さんは「紙ふくろ重かったんじゃない?」て聞いてもおねえちゃんはすましているけど、ほこらしそう。つくしちゃんは「あたしももつっていったんだよ」というと、お母さんはにっこりと「おねえちゃんは、重たいからつくしにはたいへんだと思ったんじゃないかな」と言いました。
おねえちゃんはつくしに、おさいふも、にもつも「ちびだから、むり」と言います。つくしちゃんは早く大きくなれますように―とかみさまにおいのりしました。


あと五分

朝、おねえちゃんが先に学校にいってしまったので、つくしちゃんはあわてておいかけました。
「つくし、朝おきるのがおそいから、毎日こうなる」「時間わり、またそろえてない」とおこられて「つくし、走ればまにあうもん」と言ってあっと思いました。おねえちゃんは歩くのも時間がかかるし、走るのはもっとにがてだから・・・
するとおねえちゃんから「クツひもがほどけてるから、早くむすびな」と言われます。
あわててクツに手をのばしたとき、バサバサとランドセルのなかみがちらばりました。おねえちゃんはおこりましたが、にもつをひろってくれました。でも、おばあちゃんに買ってもらった“いちごの匂いのする消しゴム”がありません。泣きそうなつくしちゃんにおねえちゃんも、いっしょうけんめいさがして、とちゅう声をかけてくれた友だちに、にっこりわらって「だいじょうぶ。ありがとう」といいます。
やっとおねえちゃんが見つけてくれたけど、もう遅刻する時間です。
おねえちゃんはぴょこん、ぴょこんとほどうきょうをのぼりますが「先にいきな。あたしはゆうとうせいだから、ちこくしてもだいじょうぶ」とつくしちゃんを先に行かせました。つくしちゃんは、校門の前に立っている先生にわけを話して「ちこくはおねえちゃんのせいじゃないの!」というと先生は「かえでちゃんはすてきなおねえちゃんなんだね」とにっこりしました。


ドッジボール

つくしちゃんは国語の時間、そとのおねえちゃんを見て先生におこられました。
でも、ドッジボールをしているおねえちゃんはすぐに外野に出されて、誰もボールをパスしてくれないので、むねがキュッとしたのです。
夕方、つくしちゃんが家に帰ると、おねえちゃんがにわで、まっかな顔でドッジボールの練習をしていました。おばあちゃんは「かえでは、まけずきらいだねぇ」とわらうのですが、おねえちゃんはできないことはなんでも、くりかえしれんしゅうするのです。
いつのまにか二人で、ドッジボールのれんしゅうになり「つくしは、よけるのはうまいね」とほめられて、おかあさんにごはんによばれて、おなかがすくまでれんしゅうしました。でもおねえちゃんは「れんしゅうの事は友だちにないしょ」といいます。
つくしなら「れんしゅうしたんだよ」ってじまんするのに、おねえちゃんは「びっくりさせたいから」とボールをギュっとだきしめました。「わかった」とあたしがうなずくと、おねえちゃんは「よし」とまんぞくそうでした。

なみだ

おねえちゃんがここのところ、毎日しゅげいでかわいいネコのマスコットをつくっていました。
「つくしもほしい」と言うと、これはおともだちのたんじょうびプレゼントなので、別につくしにつくってくれるといいました。
つぎの日、つくしがおつかいから帰ってくると、おねえちゃんがお母さんに「こんなへたくそなの、プレゼントできない」と泣いていました。みんなはネイルセットとか、ノートと色ペンとか、パッチンどめとかあげていました。
おねえちゃんはまどから、リボンをまいたつつみをにわに投げたので「あっ」と言ってつくしちゃんは、にわに行き、ひろいあげるとなみだがポロッとこぼれました。ふりかえると目を赤くしたおねえちゃんが立っていて、「おとしもの」とわたすと、だまってそれをうけとりました。

ごめんなさい

つくしちゃんはおねえちゃんに「いっしょにおまつりにつれて行って」とおねがいしても、ともだちと4人で行くやくそくしたのでダメといわれました。おかあさんも、おばあちゃんちに行かなきゃいけないけど、おばあちゃんちもいきたくなくて、つくしちゃんは一人るすばんになって、ぽろっとなみだがこぼれました。
「おねえちゃんのばか」とかイロイロわるぐちを大きな声で言ってつくしちゃんは、おねえちゃんのノートにマジックで「ばか」と書きました。
すると、チャイムがなっておねえちゃんがおともだちにおねがいして、つくしちゃんをつれていけると、むかえに来てくれました。おねえちゃんのおでこに、あせが光っています。
「おねえちゃん…ごめんなさい」つくしちゃんは「ばか」って書いちゃったと言えません。
「どーせ、つくしのことだから、しょぼいことしかできないでしょ。いいよ。おこらないでおいてあげる」とおねえちゃんは、手をつないでくれました。
おねえちゃんはゆかただけど、ぞうりじゃなくスニーカーです。でもあたしのおねえちゃんは、かっこいいおねえちゃんです。

【作者のねらい】
笑ったり、泣いたり、けんかしたり、助けたり、助けられたり、揺れ動く姉妹の気持ちが、鮮やかに細やかにつづられた日常の物語。

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「つくしちゃんとおねえちゃん」読書感想文の書き方!コツとヒント

【読書感想文の応募要項】
     
    ・小学校低学年の部(1、2年生)本文 800字以内
    (作文用紙400字×2枚)

 
読書感想文コンクールの入賞した子は原稿用紙2枚800字きっちりに書きます。
起承転結でつづられるなら200文字ずつです。

 読書感想文の書き方とヒント

①この本を選んだきっかけ
じぶんにもきょうだいがいるから
どんなものがたりかきょうみがあったから

②簡単なあらすじ
ちょっとトロいタイプのつくしちゃんとしっかり者でかんぺきのおねえちゃん。
つくしちゃんがドジをすると、おねえちゃんはピシっと注意しますが手伝ってくれたり、助けてくれます。でもおねえちゃんにはちょっと右足が悪くて、歩いたり走ったりとかできないのが少し気になります。

③感想(共感・反感・驚き・気づき・疑問など感情が動いたところ)
・つくしちゃんのちょっとドジなところに、じぶんもあるなぁとおもいました。
・おねえちゃんはキビしすぎるかな、と思いましたが自分にもキビしいのでまじめだなとおもいました。
・おねえちゃんは、足がわるいことでイジけてないけど、かくしてもいないからカッコイイとおもいます
・どうしてドッチボールのれんしゅうをないしょにしたいのかなとおもいました
・じぶんよりおねえちゃんとかおにいちゃんとか、泣いている時どうしてあげたらいいのかな?とかんがえました。

④自分の意見、似たような経験談
(おねえちゃん・おにいちゃんに対して)
・どうしてイバったり上から目せんなのかな?
・ズルいとおもうこともある
・たよりになったり、たすけてくれることもある
・泣かれると、どうしていいかわからなくなるし、こまる
(いもうと・おとうとに対して)
・ちゃんとさせなきゃと思う
・お手本にならなきゃとおもう
・にくたらしいと思うこともある
・こまってたら、たすけなきゃとおもう

⑤本を読んでの意見
(本を読んで学んだこと、自分の意見、今後の生活に生かしていく。など)
妹・つくしちゃんから見たおねえちゃんは完璧だけどいじわるで、でも助けてくれるけど、かわいそうなところもあって…。
作者は「障害のあるおねえちゃん」じゃなく、「ほとんど何でもできるコワいおねえちゃんは足がわるい」だけで「障害を気にするよりももっと重要なもの」を考えているのが、かえでおねえちゃんという女の子として書かれているのだとおもいました。

・いもうとをまもりたい気持
おもたい物や、たいせつなことのせきにんを持つ
いもうとがこまってたら、たすける
・できないことを克服したいプライド
早く歩けないから、早めの行動をする
ドッチボールのれんしゅう
・できないことも受け入れる強さ
早く歩けないけど、仕方ないとうけいれる気持
つくしちゃんをおまつりに連れて行きたいけど、友だちにも勝手なことをできないまじめさ。

「おねえちゃんは足が悪いけど、がんばりやさんでエライです」という感想文だと「足が悪いおねえちゃん」ががんばっているように聞こえます。
おねえちゃんには、勉強もピアノもできるし、できないことも努力するし、おこりんぼうだけど、めんどうみがいい、そして足が悪いという、たくさんのとくちょうがある人です。
おねえちゃんはどんな気持ちで、がんばったり、おこったり、つくしちゃんをたすけたりしているのか?ぎゃくにつくしちゃんは、おねえちゃんがこまっているとき、かなしいとき何かできることはないか?二人はおたがい、自然と支え合っているステキな姉妹なのです。


読書感想文の書き方は経験者から学ぶ!

読書感想文は正解があります

読書感想文は、まじめで真剣に本のテーマを考えている「とても正しい優等生な意見」が良い評価をもらえます。
「読書したうえでの学習効果が感じられるか?」と先生方は判断するからです。

第67回上位入賞者一覧

文部科学大臣賞<小学校低学年の部>
◆弘田愛子 愛媛県 松山市立桑原小2年
「あなふさぎのジグモンタ」(ひさかたチャイルド)

「あなふさぎのジグモンタ」あらすじネタバレ・ジグモングの読書感想文の書き方!コツとポイント


小学校低学年だと、読書感想文の書き方がまだよくわかりません。
何をどうやって書けばいいのか?前年の課題図書の読書感想文全国コンクールの入賞作品を参考にすると書き方のコツが身につきます。

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