サントリー美術館【若冲と蕪村】展の混雑と注意点そして感想


「好きこそ物の上手なれ」まさに「絵を描くのが好き」が本物だからこそアラフォーでそれを堂々と表現でき、日本の歴史に名を残した2人の天才絵師が【若冲と蕪村】です。

2015年3月18日~5月10日まで
生誕三百年 同じ年の天才絵師 若冲と蕪村
が六本木サントリー美術館で展示開催されます。
 
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オシャレタウン六本木、東京ミットタウン内で開催

今回この展示会を特に見て頂きたいのは「若い社会人」「アラフォーに片足を突っ込んだオタクの人」「定年退職した人」です。
なぜならば2人とも絵を本格的に始めたのは40歳からという遅咲きの大天才なのです。
それまでそれまで家業や下積みばかりの生活。本当に芸術活動を始められたのは40歳を過ぎた当時で言うと「隠居してから」第二の人生を始めた人達なのです。

生まれ育ちは違えどくしくも同級生の若冲と蕪村。1716年生まれの2人の生誕300年という事で開催されます。2人の代表作、進出作品、同時代の関連作品を加えて展示。彼らが生きた18世紀の京都の華やかな文化を垣間見れます。

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生誕三百年 同じ年の天才絵師 若冲と蕪村 混雑予想

生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村

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伊藤若冲「白象群獣図」

会期:2015年3月18日(水)~5月10日(日)

※注意点!※作品保護のため、会期中展示替をおこないます。
すべての作品が期間中ずっと展示される訳ではなく入れ替えがあります。
お目当ての作品がある場合は展示期間の出品作品リストを「確認の上で来場」か「作品入れ替えの前後2回来場」するしかない!という困った事態になっています。
会期中ずっと展示してくれないのは作品保護のためだそうです。それならば仕方がないのですが貴重な作品たちを見れる機会ですので足しげく通うしかないというのが今回の展示会です。

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時間:10:00~18:00 (金・土は10:00~20:00)
※5月3日(日・祝)、4日(月・祝)は20時まで開館
※4月25日(土)は「六本木アートナイト」のため24時まで開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
※shop×cafeは会期中無休

10時より入館したい方は、東京ミットタウン営業が11時からなので1F「GALLERIAガレリア入り口」からの入館になりますので注意

休館日:毎週火曜日 ※5月5日(火・祝)は20時まで開館
入館料:一般 1,300円 大学・高校生 1,000円 
※中学生以下無料 ※障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と介護の方1名様のみ無料

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若冲と蕪村 混雑状況と割引情報!そして感想!

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4月8日サントリー美術館へgo!
 

【若冲と蕪村】の会期中の4月25日、サントリー美術館のある六本木では街(まち)全体を会場にしたアートのおまつり「六本木アートナイト」がひらかれます。

「六本木アートナイト」とは
2009年より開催している一夜限りのアートの饗宴。様々な商業施設や文化施設が集積する六本木を舞台に、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンス等の多様な作品を街なかに点在させ、非日常的な一夜限りの体験をつくり出すこのイベント

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蕪村の「鳶烏図」カラスとトビを描いた重要文化財

したがって4月25日(土)は「六本木アートナイト割引」のため一般および大学・高校生は一律500円
時間:10:00~24:00(入場は閉館30分前まで)と大変お得に展示観賞する事が出来てしまいます。

ほかにも割引情報として・・・ 
きもの割:きものでのご来館で100円割引
HP割:ホームページ限定割引券提示で100円割引
携帯割:携帯/スマートフォンサイトの割引券画面提示で100円割引
ATRo(あとろ)割:国立新美術館、森美術館の企画展チケット提示で100円割引
団体:20名様以上で100円割引
※ 他の割引との併用はできません・など、平常時でも100円はお得に観る事が出来ます。

従って、生誕三百年 同じ年の天才絵師 若冲と蕪村の混雑予測は学生の春休みとゴールデンウィークなどの状況を加味して・・・

3月
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4月
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5月・・・5月10日までの開催のため、5月は連日混み合うことになるでしょう。

管理人小雨降りしきる4月8日に行ってまいりました(^-^)
混雑状況は?というとほどほどな混み具合、でもちゃんと見れました~!
入り口での混雑はありませんが、展示室は混み合っています。ですが要領よく見ればちゃんと作品を堪能する事ができました。年齢層は平日とあってか50代以上と思われるご婦人が多かったです。記念グッズ売り場では若冲と蕪村の作品をキャラクターにしたお菓子や箸置きなどかわいらしかったです。

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管理人は若冲のワッペン購入(4×2㎝ 594円)カワイイッ何に使いましょうか?

観覧者が比較的年齢層が高いことも予想できることから春休みよりもゴールデンウィークの方が混雑するとも考えられます。

管理人は断然若冲が好きで、雄鳥図の厳密なまでの写実主義、美しいです!有名な【象と鯨図屏風】はニヤけた象の目元がかわいらしく本日は大作ということでスペースも大きく取ってあるので余裕を持ってみる事ができました。真面目な仕事ぶりを尊敬しました。蕪村に関しては「点は線になる」と知っている人と感じ、個人的には痛い所突かれたな;と感じました。
絵の見方は人それぞれです。

伊藤若冲・・・1716年3月1日~1800年10月27日 享年84才
青物問屋の長男として生まれ家業を継ぐが、彼には絵を描くことが人生の喜びの全て。芸事・酒・女遊びしかも商売にもあまり関心なく結婚もしなかった。
頭の中は絵筆を握りたい思いしかなく、30歳を過ぎて当時の画壇の主流「狩野派」で学び始めたが「狩野派以外の自分の画法を築けない」と考え独学で、中国画の名画を模写しに寺へ通い。頭を剃りベジタリアンになり「平安錦街居士」と称しストイックに絵画修業、39歳で弟に家督を譲って隠居する。弟は兄の画業を経済面から支えた。これ以後、若冲は四半世紀の間、ずっと作画に専念する。

模写の日々の若冲は「絵から学ぶだけでは絵を越えることができない」と対象(実物)を描き「神気」(神の気)が潜んでいると考えていた若冲は、庭で数十羽の鶏を飼い始め鶏の写生は2年以上も続き、その結果あらゆる生き物を自在に描けるようになった。42歳頃から、代表作・濃彩花鳥画『動植綵絵(さいえ)』シリーズに着手、72歳時に“天明の大火”で家も画室も灰になり、焼け出されて大阪へ逃れた。生活は貧窮し、若冲は70の齢を過ぎて初めて家計の為に絵を描くことになった。
弟が他界してからは、画1枚を米一斗で売る暮らし元来無欲な彼にとって貧困は苦にならず、むしろ悠々自適に暮らした。

最晩年の若冲は、住職と妹の協力を得て石峯寺の本堂背後に釈迦の誕生から涅槃までの一代記を描いた石仏群・五百羅漢像の下絵を若沖が描き石工が彫り上げ10年弱で完成した。1800年84歳の長寿で大往生した。

若冲の素晴らしさはそのセンス!ものすごい写実力、時にユニーク、時にモダンと作品によりカラーが違うのだが共通しているのは全ての作品にその動物のキャラが見えると言う事。若冲が見抜いた動物たちの神気がそう描かせているのかもしれない。

与謝蕪村・・・1716年~1784年1月17日 享年68歳
20歳の頃、江戸に下り、早野巴人に師事し俳諧を学ぶ。俳諧の祖・松永貞徳から始まり、俳句を作ることへの強い憧れを見る。27歳の時、師が没したあと砂岡雁宕のもとに寄寓し、敬い慕う松尾芭蕉の行脚生活に憧れてその足跡を辿り、僧の姿に身を変えて東北地方を周遊。絵を宿代の代わりに置いて旅をする。それは、40歳を超えて花開く蕪村の修行時代だった。
その際の手記で寛保4年(1744年)に雁宕の娘婿)の佐藤露鳩宅に居寓した際に編集した『歳旦帳(宇都宮歳旦帳)』で初めて蕪村を号した。
その後、丹後、讃岐などを歴遊し42歳の頃京都に居を構え45歳頃に結婚し一人娘くのを儲け、以後京都で生涯を過ごした。

蕪村の方が自由度の高い生涯だったように感じるように、蕪村の作風は自画像にしてもユルキャラ的な雰囲気がある。作品には俳趣的志向を示すものと漢画的志向を示すものがある。

家業の青物問屋でおよそ20年勤め人生活をした若冲と最初から俳句人になるぞ!と修行していた蕪村。
「もう絵のことしか考えられない」若冲に反して「宿台の代わりに絵描きます」蕪村の絵画を書き始めたきっかけも全く違う2人だが通じているのは共に40歳過ぎてから開花したという事です。

共通しているのは一通りの人生経験をした後だからこその作品ということで、人生には蓄積した経験がある事で真の意味で花開くものなのでしょう。


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