【雪が降った】靴の緊急滑り止め5大対策(絆創膏・輪ゴム・荒縄)の効果

「明日は○○でも雪が積もるでしょう」

なんて、雪が積もる地域以外で雪が降る・積もるとなるとTVは大騒ぎ、通勤通学のサラリーマンや学生さんなど転んでケガをする人が必ず出てきます。

転んでケガする理由は歩き方よりも、靴の滑り止めの有無で決まるからです。

北海道など雪の積もる地域の人も雪道で転びます。雪道になれてはいますが、そもそも売っている冬靴はビジネスシューズでもなんでも滑り止め付きなのです。ですが寒冷地ではない地域での急な雪では滑り止め付きの靴は用意できません。

こちらでは
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【雪道】靴の緊急滑り止め対策「靴底の滑り止め」
【雪道】「絆創膏・輪ゴム・ゴムチューブ・荒縄」で靴の緊急滑り止め対策
【雪道】靴の着脱できる滑り止め「スノースパイク」の効果と使用感

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【雪道】靴の緊急滑り止め対策「靴底の滑り止め」をつける

 

北海道などの積雪地域では
底がツルツルの靴を「夏靴」
滑り止めが付いている靴を「冬靴」
と言います。

靴の底に貼り付ける「靴底の滑り止め」はもちろん「夏靴」の底につけるものです。靴屋さんで売っている「靴底の滑り止め」は1000円くらいしますが100均でももちろん販売しています。

自分で「靴底の滑り止め」をつけるコツ
     
    1.靴底の砂ホコリなどをしっかり落とす。ゴミが付いていると接着剤の効果が落ちます
    2.靴底の汚れを落としたら「靴底の滑り止め」をつけたい面を紙やすりで平らにする。
    3.靴底と「靴底の滑り止め」に接着剤を塗り貼り合わせる。
    4.靴を平面なところで履いてみて、「靴底の滑り止め」をしっかり密着させる。
    5.最低10分くらいは接着剤を乾燥させ密着させる

 
靴屋さんでつけてもらうとだいたい4000円くらいで15分ほどで終わります。


「夏靴」と「冬靴」の違いは
・雪で靴が滑らない
・雪が染みてきずらい という点があります。

「冬靴」は雪の降った環境に対応できるように作られていますから、あくまでも夏靴に「靴底の滑り止め」をつけるのはやはり応急処置です。しっかり「靴底の滑り止め」をつけないと雪で濡れて取れてきてしまう可能性もありますし、靴自体が雪で染みてくる可能性もあります。

年に数日のことかもしれませんが、転んでケガする可能性より、寒冷地での「冬靴」1足はもっていたほうがお得かもしれません。
  

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【雪道】「絆創膏・輪ゴム・ゴムチューブ・荒縄」で靴の緊急滑り止め対策

 

「靴底の滑り止め」を用意する暇がなかった!どうしよう!!という方の緊急滑り止め対策もいくつかあります。

【絆創膏をはる】
「靴底に絆創膏をはると雨の日など滑り止め対策になる」という実験で実際多少滑りにくくはなるのですが、これは雪道の場合だと耐久性が心配です。絆創膏が雪の水分で湿って取れてきてしまう、またはカチカチに凍ってしまい効果が出にくくなる可能性があるからです。
「絆創膏は雨の日なら効果が出そう」と思った方が良さそうです。

【輪ゴムを巻く】
靴に輪ゴムを巻くのは滑り止めの効果は十分期待できます。できたら幅のある平ゴムを何本か巻くのが良いです。
が、これも長時間はゴムが凍って切れてしまうなど耐久性は期待できないからです。
せいぜい自宅から駅まで20~30分くらいと思いましょう。
 
100均で売っている「ゴムチューブ」をまく


  

【靴に荒縄で滑り止めにする】
東北地方では「かんじき」という木と縄で作った雪の上を歩く履物があります。かんじきは踏み固められていない雪に足を取られないように体重を分散させる効果があるのですが、都会でそれはさすがにつけられません。
ですが「かんじき」の材料である荒縄にはかなりの滑り止め効果がありますから、本当に困ったら靴に荒縄を巻いてしまえば絶対滑りません。
問題は恥ずかしいだけです。
  

【雪道】靴の着脱できる滑り止め「スノースパイク」の効果と使用感

雪国で販売されている緊急滑り止めグッズ「アイススパイク」「 スノースパイク」などの名称で販売されています。管理人はコレを北海道でつけてみました。

〈良かった点〉
・どんなタイプの靴でも装着可能
・まぁまぁ滑らない

〈悪かった点〉
・つけて歩いている最中に、形状によっては取れてくる(そして紛失)
・長距離、長時間の使用はムリ
・やはりつけていることで締め付けなどの違和感はある

「アイススパイク」「スノースパイク」は本格的な積雪地方での使用には耐えられません。なぜなら気温が低いので商品自体のゴムが凍結するので、取れやすくなったり、切れたり、紛失しやすくなるからです。ですが本州などほぼ雪など積もらない、積もっても20センチ程度の地方ならば通勤・通学の往復2,3時間程度なら耐えられるとは思います。

ただし購入する際は見た目恥ずかしくてもやはり取れやすい代物ですので「ガッチリ靴に履かせるタイプ」をおすすめします。
 


 
都会での雪道は濡れるか滑るか

都会での積雪はせいぜい20センチくらいですが、雪国の雪との違いは「水分量が多い雪」ということです。
ということは一番安心なのはレインシューズ・長靴です。

梅雨の時、通勤でも使う長靴が滑り止めがついていたら都会の雪道もイケますので自己責任でご検討ください。

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