下駄で指が痛い!対策と対処法は?【浴衣&着物】
足に水ふくれというと「足に合わない靴でやってしまった!」という方が多いものです。デザインが気に入って購入した靴や夏場は浴衣に合わせた下駄でオシャレするほどにガッカリするやら痛いやら(>Д<)
とりあえずは早く靴ずれや水ぶくれを治したいものですが、もしかしたらそれは意外な原因やちょっとしたことで解消できるかもしれません。
こちらでは
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きつい、痛い靴と下駄の伸ばし方と対処法
靴・下駄の水ふくれ・靴ずれの原因
痛い足裏「マッサージ」でタコ・角質の予防策
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をご紹介します
きつい、痛い靴・下駄の伸ばし方と対処法
足に合わない靴は、履くのをやめるか・足に合うまで待つしかないものですが少しでも早く足に合わせる方法もあります。
【下駄】
・下駄は試し履きをしておく~試し履きをしてどこが当たるか知った上で絆創膏や部分ジェルパットなどで対処しましょう
・鼻緒をもみほぐす~鼻緒の中身は紙なのですから、もめばやわらかくなります。
鼻緒の前坪を下駄の前方を持って上に引っ張る
↓
鼻緒の下に手を入れて、開くように上や左右にに引っ張ったり、角度を変えて伸ばす
↓
鼻緒をよくもんで柔らかくする
・鼻緒にろうそくや石鹸を塗る
・鼻緒が足に合う下駄を選ぶ~鼻緒が太い、柔らかい、2本の鼻緒の下駄など痛くなりにくい下駄を購入する。
【革靴】
・靴(皮)にアルコールをかけて伸ばす~アルコールと水が1:1になる液体で「靴の内側にスプレーし20分ほど履く」「靴の伸ばしたい部分にスプレーし濡れている間にこする」「綿靴下に液体を浸しその靴下を履いてアルコールが乾くまで靴を履く」
・靴屋さんで伸ばしてもらう~靴屋さんでは濡れた布をキツイ部分に当て皮を少し引っ張りながら形成伸ばしてもらう事も出来ます。自分でやるなら皮を少々濡らして親指で押し広げる方法もあります。
・急ぎなら靴にワセリンを塗る~当たりの強い部分にワセリンや皮製品用デリケートクリームをつけると予防になります。
下駄や靴の水ふくれ・靴ずれの原因
下駄ののトラブルの原因とは
【履き方に問題】・・下駄の鼻緒・前坪(親指と人差し指の間にくる部分)は足の親指と人差し指の奥までつっこまず、指のまたに”指がに1本入るくらいの隙間”を作って履くこと。つまり親指と人差し指で鼻緒を“つまむ”ように履くのがポイントです。
靴のトラブルの原因とは
【靴が硬い】・・硬い素材の靴で足に当たる
【靴の中敷きがすべる】・・、中敷がツルツルで前に滑り足が前のめりに。
【足に合わない靴】・・足の形は幅だけでなく、かかとにも個人差があります。靴のかかとと自分のかかとのカーブが一致していない場合、食い込むことで摩擦が生じる。
【厚すぎる靴下】・・かかとが圧迫される事も。
【薄すぎる靴底】・・インポートなど靴底の薄い靴で足裏が痛くなることも
【歩き方が原因】・・姿勢や歩き方によって、一部に体重がかかり過ぎて靴ずれをおこすことも。靴底のチェックをしたとき左右不対称にすり減って靴ずれなどよくできるなら歩き方が原因かも
【靴の中が蒸れる】・・蒸れで靴ずれは起きます。靴下やストッキングはなるべく履くようにします。靴も同じものは毎日履かず靴を乾燥させるようにします。
そういえば管理人も足の形に合っているけど、辛くなる靴は中敷きがツルツルで前のめりになる靴でした。原因が分かればその靴をあきらめなくとも対処法がみるかるかもしれませんね。
管理人も若い時はすごい高くて細いヒールが大好きだったのですが、足に合わなさ過ぎて靴ずれ以前に血流が悪くなって具合が悪くなる始末。もちろん足は大変かわいそうな事になっていました。
革靴は「ある程度履くと伸びる」のでしばらくのガマンとは思うのですが、偶然友人の足を見た時にまだ若いのに外反拇趾で足裏にカチコチの大きなタコが!「脱いだらスゴイんです」という足は嫌なので無理する事はやめました。
足のトラブルは慣れない・合わない靴を長時間履くことで足と靴の摩擦階数が多くなることが原因ですが、足だけが問題でもなさそうです。
痛い足裏「マッサージ」でタコ・角質の予防策
足裏マッサージというと、激痛のイメージや反射区を通して体全体の健康効果が先行しますが、単純に足裏のタコや外反拇趾、角質肥厚にも効果が期待できるのです。
なぜならば足裏マッサージで「血行促進され柔らかくなるから」です。
足裏にできるタコや角質肥厚は長時間の足への圧迫や摩擦が特定の部位に繰り返し起きて、その部分を守ろうと皮膚が角質を厚くした結果です。痛みはなくむしろ感覚が鈍くなっています。
足裏マッサージで血行促進することで嫌なタコや角質肥厚の大きな予防になります。
他にもツルツルの足裏になるケアと予防法とは
・サイズのあった靴orメンテナンスした靴を履く
・裸足で靴をはかない(靴下使用)
・靴底の薄い靴などは中敷を使用する
・すれる場所にはパットを当てる
・歩き方と姿勢に気をつける
・保湿クリームでケア
・入浴やマッサージで血行促進
「足が蒸れやすい」「臭う」「水虫」の人は実は体重が原因の場合もあります。
足はもともとアーチ状になっているのですが、負荷がかかり過ぎると足のアーチが平面に潰れ扁平足(指の付け根全部が地面につく状態)ことになり、汗をかきやすくなって水虫の原因にもなります。足のトラブルがある人は体重などの負荷が原因かもしれません。
足が痛いと出歩くのも億劫になってしまいます。小さなトラブルや疲れもその日のうちに取り除くのがキレイな足の第一歩です。