キャンプ・釣り・アウトドア・刺す虫よけ対策とは
アウトドア大好き!
海・山・川・沢・渓流などなどさわやかな郊外でのレジャーを、年間通して出来る限り楽しみたい!という方は沢山いらっしゃるでしょう。
アウトドアというと最近はアウトドア初心者でも行ける「手ぶらでOKなバーベキュー場」から人工的な自然のゴルフ場、長年の趣味でその道のプロ化しているアウトドア派な人まで幅広いわけですが、共通しているのは【虫問題】です。
自然の中には虫がいるのは当たり前でも、刺されたり、噛まれたりしたら大変な事になる虫も沢山います。「何事も経験を積みながら覚えて行くモノ」ではあってもやはり変な虫には刺されたくありません。
こちらでは
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山・海・川のレジャー先どんな虫に注意か?
アウトドアでの虫よけ対策とその効果とは?
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山・海・川のレジャー先でどんな虫に注意か?
日本では地域性はありますが、11月後半~2月まで虫は出ません。逆に3月~10月ぐらいまでが活動期になります。また季節によって発生する虫の種類も違います。
3月~5月:スズメバチ、ヒル
6月~9月:蚊、ブヨ(ブユ)、蛾(ドクガ)、スズメバチ、ヒル、マダニ
10月:蚊、羽虫、蛾(ドクガ)
以上は一般的に知られている虫ですが、知名度は低くても怖い虫は沢山います。
その他海・山・川に出る虫とは
海・・チンクイ虫(甲殻類(=エビ・カニ)の幼生)ヌカ蚊
山・・ダニ、ヒアリ、オオトビサシガメ、アオカミキリモドキ、マメハンミョウ、アオバネアリガタハネカクシ、セアカゴケグモ、ムカデ
虫刺されは虫自ら「刺しに来る場合」と「偶然触れてしまって虫刺されになる場合」があります。海・山・川などレジャーで出かけなくても
・川沿いをマラソンしていてブヨに襲われた
・釣りの餌の臭いにブヨが集まって来て刺された
本格的なレジャーや自分が刺されやすい体質じゃなくても虫に刺されてしまう事もあります。夏フェスや郊外の遊園地などでも虫がいる季節は気をつけましょう。
アウトドアでの虫よけ対策とその効果とは?
・行き先にどんな虫が出るか情報収集しておく
・虫の出やすい時間、環境に注意する
・装備、服装などで防備する
・虫よけ対策グッズをそろえる
・虫に刺された時の処置道具も持参する
そしてもっとも重要なポイントとは・・・
・虫に刺されにくい環境と体質になる、そして覚悟していくです。
本末転倒名事を言っているようですが重要なことです。
行き先にどんな虫が出るか情報収集しておく
ブヨやマダニなど「刺されたら恐ろしい症状が出る虫」が現地いるかどうか知っておくことは大変重要です。虫に注意する事と刺された場合のスムーズな対処の心構えができるからです。初めて行く場所などは観光施設や観光協会などに問い合わせるのも良いでしょう。
時間、環境に注意する
虫は早朝と夕方、また湿気っぽい季節や天気(雨や曇りの日)に活動します。湿気っぽい季節は昼間でも活動しますから、本来、日がしっかり登っている時間に行動する方がまだ虫は少ないです。朝夕などに行動する場合は注意深く行動しましょう。
日帰りバーベキューや釣りなどでも避難所・休憩所として【タープ用メッシュ】があると安心です。出入りする時だけ虫が入らないように注意すれば安全地帯になります。
【服装】長袖、長ズボン、靴下、靴などで素肌を出さずに完全防備色が理想的ですが、レジャーシーズンは温かい季節です。【タープ用メッシュを着る】という感覚で虫除けメッシュパーカーなどで防備するという方法もあります。また服の色も重要で蚊やブヨは黒など暗い色を認識するのでなるべく明るい色の服を着ましょう。また足もとに注意なのがブヨです。「長靴の中、ズボンと靴下の間」も油断なりません。足元をガムテープで隙間を埋めるなど工夫しましょう。
暗い色が好きな虫・・蚊、ブヨ、ハチ
なるべく白や黄色やオレンジなどの明るい色の衣服にしましょう。ですが黄色の花柄の服を着ているとハチや蛾が寄ってきやすいとも言われてますので白い服が無難なようです。
虫除けスプレーや蚊取り線香、ハッカ油などいろいろありますが、個人差はあるのかもしれませんが利用者の方から言わせると「どれも決め手に欠ける」というのが正直な所です。屋外ですから蚊取り線香などは限界がありますし、虫よけスプレー・ハッカ油もつけた本人が汗をかいて、虫よけが流れてしまったり体臭がきつくなったりすると守りきれる限界もあるのだと思われます。それでもなにも用意しないよりはずっと心強いのはたしかです。
虫よけスプレー:ブヨ専用のもので、こまめにスプレーが重要。「スキンガードエクストラ」 が強力です。
ハッカ油を塗る:ハッカ臭を苦手とするため、肌が露出した部分露出していない部分にも全身に塗っておきましょう。
その他:蚊取り線香、虫よけキャンドル
特に乳幼児など小さいお子さんが虫に刺された場合も大変です。服装や虫よけスプレーなどお子さんに合ったタイプのモノを見つけ対応しましょう。
虫に刺された時の処置道具も持参する
虫に刺された時の応急処置道具と薬、氷があればひとまず対処する事ができます(【ブヨに刺された~!】症状と対処・応急処置法「何科」に行けばいい?)ですが屋外できる事はあくまでも応急処置です。ハチやマダニなどショック症状や病原菌を持っている虫も沢山いますから「たかが虫刺され」と侮らず、なるべく早く病院に行くのが大切です。
虫に刺されにくい環境と体質になる、そして覚悟していく
ここまでの注意点をすべて覆すようですが、屋外で虫がいるのは当然の事です。むしろ虫が沢山いるという事は環境が良いということです。虫の領域に踏み込むのは人間なのですからもう覚悟していくしかありません。なるべく「虫が寄ってこない」ような準備と体調で行くのが好ましいです。
虫刺されに合いやすい人とは・・・人をえり好みするのは、蚊・ブヨ・アブなどの吸血性の虫です。蜂やムカデ・毛虫は指す人間を選びませんし、ハチなどは自分の身や巣に危険がない限り刺してきません。蚊などは「体が酸化している人ほどさされやすい」と言われます。蚊に刺されやすい人の条件がいくつかあります。
蚊・ブヨ・アブは、二酸化炭素の濃度と、体温に反応してそれが良く分かる所めがけて襲いに来ます。人で言うと新陳代謝が良い、汗をかいている、アルコールを飲んでいる人は刺されやすいです。「血液型でO型が刺されやすい」という説もありますが、管理人はA型の人と一緒にいてその人ばかり刺され管理人はセーフという事が多々ありました。
また香りの強い香水やヘアスプレーなどをつけていると、ハチなどからは攻撃対象になってしまう可能性もあります。
アウトドアとはサバイバルゲームでもある