【家・室内の花粉対策】どこから?空気清浄機をかけてもムズムズする原因

花粉症の季節

外ではバッチリマスクに眼鏡、家では空気清浄機に加湿器と対策はしているはずなのになぜか家の中でムズムズ花粉を感じてしまう。症状の重い人にとっては気持ちも体も休まる暇がなくなってしまいます。

「激しい花粉だから仕方がないのかな?」と思う前にもう一度、花粉がどこから入るのか?検証と対策する事が出来ます。

■こちらでは
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【花粉対策】室内に入って来る花粉はどこから?
【花粉対策】花粉が室内のどこから入るか調べる方法
【花粉症対策】通気口・すき間のふさぎ方と注意点
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をご紹介します。

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【花粉対策】室内に入って来る花粉はどこから?


 

花粉症というと
・洋服についた花粉は玄関で払いましょう
・洗濯物は外干しNG
・窓は開けない
・空気清浄機をかけましょう と花粉に対して一通りの対策は誰もがしています。それでもやはり家でムズムズするという事は花粉が入っているという事です。それはどこからか?というと【換気口・通気口】や【家のすき間】などからです。

管理人も多少花粉症なのですが、言われてみると台所に立つとなぜか少しムズムズします。つまり閉め切った部屋でも外気が入って来る隙間があるとそこから花粉は侵入しているのです。しかも驚くことに、室内に入って来る花粉の60%は換気による進入で洋服や髪毛につけて持って来るのは2、4%なのです。

「玄関で花粉払って!#」と帰ってきた家族に叫ばなくても、自動的に花粉は入ってきていたという事です。
 

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【花粉対策】花粉が室内のどこから入るか調べる方法


  
通気口とは人で言う呼吸と同じです
・新鮮な外の空気をお部屋の中に取り込む(室内の臭い対策)
・室内の湿気対策(家のいたみの予防)

通気口を閉じてしまえば室内の空気が汚れ
家も呼吸できない状態になってしまいます。
快適な住環境の為に通気口はなくてはならないのですが
外気と共に花粉が入って来る事を考えるとやはり健康を優先したくなります。

また料理の時は換気扇を回して「排気」すると
入れ替わりに「外気が入って来る」のが通気口です。

換気扇を回すと特にドバッと花粉も入って来るということです。
通気口以外にも
家のどこかにスキ間があるとやはり同じように花粉の侵入口になります。
 
花粉の侵入口の調べ方
用意するもの
・線香、蚊取り線香、お香、たばこ、ドライアイスなど弱く煙が出るもの
・灰皿など灰を受けるもの
調べ方
・家じゅうの窓を閉め切る
・エアコンやサーキュレーターを止め、換気扇だけかけて空気の流れを一方向にする
・通気口から室内の壁、窓、風呂、トイレ、玄関などに線香の煙を近づける
・換気扇以外の方向に煙が行く場合「その方向と反対側」の両方をチェックする
・室内の空気が出て行く場所と外気が入る場所が分かります。

一戸建ての家に見られるすき間の場所
窓枠の角、洗面所の配管、一階の床下収納、天井と小屋根の間(天袋)、外壁側のコンセントなどなど
  

【花粉症対策】通気口・すき間のふさぎ方と注意点

 

「室内の通気口・すきまが花粉を入れていた!」のならすき間を埋めて花粉の侵入を防ぐのが得策です。

・通気口~通気口フィルター(性能次第で効果に差があり)
・窓、サッシ~布テープ、モヘヤシール
・ドア~スポンジテープ
・コーキング(パテなどの充填材で目地や隙間を埋める事)
・床~コルクシート、ダンボール

ですが、それだけでは済まない注意点があります。「花粉は止めても、通気性は止めない」事です。家の通気口やすき間などをすべて埋めてしまうと・・

室内の通気性が低下

換気扇の吸引力が低下

料理の油煙(油を含んだ煙)が部屋の中に拡散

空気清浄機のフィルターの目詰まりの原因に!

 

そうなると空気清浄機が本来の力を発揮できなくなるのです。
ほとんどの空気清浄機は「油滴の浮遊するところでは使用できない」と取扱説明書にあります。また換気扇も汚れが強いと換気力が弱くなり、長時間回すとそれだけ花粉も入りやすくなります。

室内のすき間から花粉を入れない注意点とは
・換気口、すき間を埋める材料は効果の高いもの
室内を完全に密閉すると料理の煙が排出されず、空気清浄機の効果が下がります

・換気扇を回す時はエアコンやサーキュレーターを止める
空気の流れは換気扇と換気口だけにして早めに空気を入れ替える

・換気扇はマメに洗い、最大限換気できるようにする
油で汚れていると換気力が下がり、空気清浄機フィルターが目詰まりし効果が下がります

花粉を完全に入れない為に「室内を密閉し料理をしない」方法は難しいかもしれません。換気口を塞ぐ事で効果は実感できますがそれをやりつつ【室内はマメに掃除をする】事が必要になります。掃除の手間が増えるのは大変ですが花粉症の苦しさを考えると掃除の方が楽かもしれませんね。

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