【お花見の場所取り】基本と必勝法~会場の作り方のコツ


春のお花見シーズン
会社やグループ、サークルなど、例年お花見をしているグループや今年初めて「お花見をしてみましょう!」なんて盛り上がっている方も多いことでしょう。
問題は、大人数でお花見をする際、一番大変な役割は「場所取り」をすることです。

こちらでは
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【お花見の場所取り】の基本と必勝法
【お花見の場所取り】手順と交渉術とは?
【お花見会場の場所取り】会場の作り方
【お花見の場所取り】の注意項目~場所取り代行業者はいくらかかる?
【お花見】アクシデントと注意事項
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をご紹介します

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【お花見の場所取り】の基本と必勝法

お花見を大人数でする場合、初めての場合は分からない事ばかりです。
毎年行っているならその方法が引き継がれているでしょうが、お花見会場になる公共の場での場所取りは「参加人数・予算・備品準備・スケジュール管理…」など様々な作業があります。
それに、場所を取るだけと言ってもベストな場所には気配りも必要になります。


【お花見会場のルール】を把握
・お花見場所取りの有無
・お花見場所(公園)の立ち入り時間

【お花見場所取り持参物】
・ブルーシート(1人あたり1㎡を目安)
・ビニールひも
・杭になるもの(割り箸等)
・重しになるモノ(ブルーシート押さえ用)
・段ボール、プチプチシートなど(名前記載、防寒対策、)
・マジック、ガムテープ(名前記載)
・軍手、ごみ袋、ほうき、ちりとり(掃除道具)
・携帯チェア

【お花見のベストの場所とは?】
・桜がキレイに見える場所
・トイレ、ゴミ箱からの距離がほどほどに近い
・夜桜の予定なら外灯の近く
座る場所がボコボコしている、不便という場所は比較的残っていますが座る地面の環境にも気を配りましょう。

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【お花見の場所取り】手順と交渉術とは?

・場所取りの下調べをする
「お花見当日と同時刻に下見する」ことで混雑具合や人気の高い場所なども把握できる。実際に目当ての木の下に座って、確認してみるのも忘れずに。

・第二候補も決めておく
狙った場所が取れそうにない混雑具合も考え数か所お花見場所の候補を決めておく

・場所を取りに行く
良い場所はほかの人も狙っている場所です。

・場所を取りに行く時間
小規模なら(~10人単位くらい)当日の朝からでも比較的OKです。
大規模なら、前日の夜最低でも20時~21時に現地入り、狙った場所が開いていたらラッキーですが、既に誰かが宴会をしていたら「そのグループ幹事さん(酔っぱらっていない人、数名)に交渉」になります。
その際、翌日のお花見でこの場所を使いたいので、終了後場所取りさせてもらいたいお願いをします。【現在の後片付けを手伝う】【連絡先の電話番号を渡す】は当たり前の条件になります。

片づけを手伝った後は、セッティングになりますが夜中に場所取りで待機できない場合は、一旦退避して翌朝公園の清掃員が来る前にもどります。

この方法はスタンダートな方法ですので上野公園あたりは前日から場所取り交渉の順番待ちも出来ています。
また、同様にこちらがお花見中に場所の引き渡し交渉をされる事も考えられます。
後から交渉に来た人への明け渡しが重複しないようにくれぐれも気をつけましょう。
 

【お花見会場の場所取り】会場の作り方

・参加者人数×1平方メートル+αのスペースが理想
1mを1辺とする正方形の大きさと等しいくらいの大きさ。
畳半畳より一回り大きい感覚です。

・寒さ対策(段ボール、プチプチシート)
段ボール、プチプチシートを敷きその上からブルーシートを敷くと寒さ対策につがなります。また実際場所取り担当になる人の寒さ対策として【座る場所に段ボールで塀を作り【プチお花見場所取りハウス】を作ると風よけになります。

・ビニール紐、ロープ
シートを縛ったりゴミをまとめるのに使用します。
また盗難の心配もありますので、貴重品は身につけておくのが鉄則ですが、他の荷物・靴袋など持ち手に紐を通して一緒にまとめておくと パッと盗まれる可能性が減らせます。

・使用日時、代表者(団体名)など記載しておく
その際、お花見宴会の時間外(場所取り中の時間)でしたら
「他の方に貸し出しても良い」という周囲への気配りが身をすくう事もあります。
夜のお花見予定で、昼間誰かがそこを使ってくれたら場所取り担当者は席を外しても大丈夫だからです。もちろん使用後の清掃はちゃんとお願いしましょう。

【お花見の場所取り】の注意項目~場所取り代行業者はいくらかかる?

・シートだけの場所取りは不可能
シートと名前の記載だけで場所取りをしていると、あまり良くない場所でもひっぺがされて他の人に場所を取られるなんて当たり前の事のシビアな世界がお花見です。物だけ置いての場所取りを「OKですよ」と明記したりするような施設は、まずありえないのです。
特に人気のお花見会場では、公園係員が(←ここ大事)撤去します。その位、場所取りというのは「人が居る」ことが絶対条件になります。

・欲張って広く取り過ぎない
みんな良い場所でお花見したいのは同じ気持ちです。「場所取りも仕事だから」「上司・先輩が怖いから」と周囲にひんしゅくを買うような場所取りの仕方だと、そのグループ自体が周囲に悪い印象を与えてしまいます。お互い譲り合いの精神で行いましょう。

・隣人と仲良くする
隣のシートで場所取りをしている人がいたら積極的に交流は取っておきましょう。なぜならお互い助け合えるからです。トイレに行く、少し席を外したい時などお互い見張りあえるようにできるからです。

・防寒対策必須
夜などはかなり寒いのを覚悟しなければなりません。また、日中の場所取りだとしてもトイレや空腹など席を外したい事もあります。場所取りは基本数名で「交代制」で行う方がベストでしょう。幹事は特に「現在場所取り中である」とのアナウンスを忘れずに場所取り担当への膝掛けや温かい料理を用意するなど、参加者全員で心も体も温めるチームワークが必要です。

【お花見場所取り代行業者は?】

 

お花見の場所取りは、禁止されている所も多く場所取りができる所は公園側が「片目をつぶって見てくれている」のがほとんどです。そもそも場所取りをしてはいけない公共の公園ですから、そこで「お花見の場所あります」と商売するのも禁止です。

ですが、お花見の場所取りは本当に大変な作業です。ですので企業などは「場所取り代行」をしてくれる【便利屋】さんに依頼するケースも多いようです。

各便利屋さんHPで「お花見場所取り代行」という項目がある会社もありますが、そうでない所も沢山あります。というのもあまり大っぴらに宣伝してもいけないのが現実だからです。公共の場であるお花見会場で有料での場所の譲り渡しはもちろん場所取り事態も認められていない場所が多いのが現実ですから、代行と言えどあまり大っぴらには宣伝できないのが現実です。

お花見代行の料金目安
A社:花見前日の20時半~翌日の9時までの13時間となり出張料3,000円+料金55,900円(1名/13時間 深夜料金Aランク)=58,900円

B社:場所取り代行3,000円~、並び代行 2,000円~
※人員1名1時間での料金です。必要人数、作業時間で料金は変わります。
※別途出張費、経費等
※深夜料金(22時~翌朝7時)は時間毎1,000円加算になります。
前日の寝泊まり規制の有無を確認して、ご依頼いただきました。依頼主のスタッフの方が来ていただき、一緒に場所をみてブルーシートをお借りして場所取り開始となりました。

こんなケースも・・・;
場所取り中「数千円で場所取り代行をする」と近づいてくる人に頼んで請け負った人が逮捕された事例も…

その他:信用できる人にバイトをしてもらう
場所取りの準備・交渉・セッティングはこちらがやるとしても、実際に待機してもらうアルバイトを信用できる人に依頼してみてはいかがでしょうか?自給1000円以上なら双方ウィンウィンかと思われます。

無事に場所が取れたなら、参加者が迷わないように諸連絡、簡単な地図を書くなどをして配布しましょう。
ケータリングサービスを利用する場合も、お花見会場が分からなくて注文の品が届かないトラブルも良くあります。幹事さんと場所取りの人は場所に関しては誰よりも詳しく説明できる状態にしておきましょう。
お花見で困ること20選!お花見の【注意事項】は?【準備物リスト】は?

【お花見】アクシデントと注意事項

天候悪化の時は?
「急に冷え込む」「雨が降り出して来た」などお花見続行が難しくなり中断する可能性もあります。日程と天気予報を確認し、早めにお開きになる可能性を想定し、次の移動先も考えておくと完璧です。

また、幾ら完璧にお花見の場所を取れても「始める前から雨」という事もあります。その場合はお花見順延のスケジュールを立てるか代替案もしくは中止になりますが、どの方法がベストか?も考慮しておく必要があります。


 
お花見は桜減少の原因?
お花見というとソメイヨシノですが、実は年々お花見の名所と呼ばれる場所でも毎年桜が減少してきています。
大きな公園では樹齢50~60年の老木が多く、病害虫で枯死したり、強風で倒れたりなどもありますが、人が桜の木を傷つける事が元々の原因もあるかもしれません。
桜は【根が弱く】折ったり切ったりすると、そこから腐っていきます。桜の花が張っている下までは根がありますので、その範囲内には入らないように注意してください。

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