【島根県・神魂神社】日本最古最強パワースポットでご利益を頂く
「神魂神社行ってみて下さいよ!絶対イイですから!」
と島根のレンタカー屋さんに一押しされたのが
ここ神の魂と書いて「カモス」と呼ぶ神魂神社です。
出雲大社や他の縁結び系の神社は人気はあれど
ここ神魂神社はあまりスポットが当たらない。
ですが地元島根県民が一押しする
かなりスピリチュアルな【日本最古の神社】それが神魂神社です
島根県松江市大庭町563
0852-21-6379
アクセス:JR松江駅より
①一畑バス20分
「八雲行き」→「風土記丘入口」…かんべの里方面へ徒歩10分
②一畑バス34分
「大庭車庫」下車、すぐ
(共に本数は少ないので注意)
駐車場:あり
本殿は日本最古の大社造として「国宝」に指定されており
出雲大社を創建するとき、神魂神社の倍率に設計された
という話も残っているそうです。
道沿いからは「ただの山道」にしか見えなくて
「本当にここ神社あるの?」という印象が…
主催神:伊弉諾大神イザナミノミコト(女神)
合 祀:伊弉冊大神イザナキノミコト(男神)
以下イザナキ、イザナギの国造り物語です
面白いですケド面倒な方は割愛をm( _ _ )m
ある日、天と地があらわれ沢山の神様が姿を現し
最後にイザナキとイザナミが生まれました。
ある日スゴイ神様が2人を呼んで
「2人で国を造りなさい」と
矛(ヤリみたいなモノ)をくれました。
浮橋に乗り、矛で土地の素をグリグリすると
矛の先から落ちたしずくが固まり
オノロコ島ができたので柱も立てました
そこでイザナキがイザナミに
「お前の体はどうなっている?」と聞き
「なんだか足りない穴があります」とイザナミ
「私には余って飛び出している部分がある」とイザナキ
ならば「2人の余っている部分と足りない部分で
上手いことやったら国が造れないだろうか?」
2人で柱を回り出会ったら挨拶し良い事をすることに
女のイザナミから「なんとステキな男の人ですこと!」
と声をかけたところ
生まれたのは骨のないヒルの様な子(水蛭子)
驚いてスゴイ神様に聞くと
「女から声をかけたのが良くない」と言う事で
水蛭子は葦で編んだ船で流してしまいました
第2の鳥居をくぐった階段、先が見えません(汗)
柱を回るところからやり直し
今度は男のイザナキから声をかけ
淡路島、隠岐島からはじめ、日本列島を生み
次に家、海、山、港、食べ物、船の神様など
どんどん生みました
火の神を生んだ時、イザナミは大事な部分を大火傷
その際、執念のイザナミはゲロ、尿や便からも
神様を生んだのですが火傷のせいで死んでしまいました
イザナキは悲しみ、火の神を殺してしまい
その血からも沢山の神様が生まれました
「やっとついた!」と思いきや、中腹に手水があります
イザナキはイザナミを忘れられず
イザナミに会いに黄泉の国(死者の国)に行った所
「黄泉の国のご飯を食べた所なのでちょっと待ってて」
「でも私の姿を見ないでね」
とイザナミに言われたのに
待ち切れず覗いてしまうと
腐敗してウジにたかられているイザナミがっ!
姿を見られた怒ったイザナミが追い、恐怖で逃げるイザナキ
刺客にまず黄泉醜女をやった所
イザナキは髪飾りを投げるとぶどうの木
竹のクシを投げるとタケノコになり
黄泉醜女がガブガブ食べている間に逃げきれました
次の刺客に八種類の雷神と千五百の軍隊
イザナキが黄泉比良坂まで逃げた所
そこにあった桃の実3つを投げたら
みんな怖がって逃げたので
イザナキは桃に立派な名前をつけました
手水舎が実に美しい!山水で神聖でここからパワーを感じ
見とれてしまいました
それでも追いかけてくるイザナミ
そのしつこさに引いたイザナキは
大きな岩で黄泉とこの世の境い目を
ふさいてしまいました。
怒ったイザナミは
「こんな事するならあなたの国の人を1日1000人殺します」
と言うのでイザナキは
「じゃあこっちは1日1500人子供を生ませる」
と2人は離縁してしまいました。
(五月女ケイ子の『レッツ!!古事記』参照)
左の道を行くと「女坂」
なんとも日本の最初の神様夫婦は
残念な結果に終わった神様ですが
沢山の子供(島とか)を生み、他の神様たちも生まれたので
日本のアダムとイブとでもいう神様なのです
著者「男坂」に挑戦!ご拝殿が見えます
神魂神社を建てたのは天穂日命(アメノホヒノミコト)と言われており
地上を征服した天照大神が一番最初に
派遣されたのがアメノホヒです
(3年たっても音沙汰なく様子をみると
大国主大神の家来になっていた)
出雲大社の最高の神官(出雲国造)の先祖で
アメノホヒは天照大神の子供で
イザナキとイザナミの孫にあたります。
またなぜイザナミが主祭神なのか?というと
「神去られた順位」だそうで
一説によると、神霊の鎮まりを坐すところの
神坐所(カミマスドコロ)→カンマス→カモスになったとか
天地創造の時初めて
「夫婦の道を開きムズビ給ひし」→神(カム)ムスビ(縁結)→カモス
・・・と方言もしくはダジャレ的にも思えますが
現在の神魂の社名があるのです
ちなみ通称「大庭の大宮さん」と呼ばれてもいます。
その後の2神は
イザナキは天照大神、ツクヨミノミコト、スサノオノミコトを生み
イザナミは黄泉国の主宰神となり
黄泉津大神、道敷大神と呼ばれるようになりました。
夫婦の問題やお悩みにご利益大?
「ホントにここ神社?」なんて思ったのがウソみたいに
中央に拝殿が構え左右一列に神様たちがお祀りされています
とても神聖な場所という空気が漂っていて圧巻です
【縁結、授児、安産、海運、商工繁栄、邪霊、病魔、厄難退除、農作、畜産】
浮橋に乗ったという事から
【造船、海運、漁業海上安全、陸上の交通安全】
イザナミは火の神を生んで死んでしまったのですが
【製鉄鋼、鍛冶、醸造など火を使う仕事】
著者個人的にはこちらの2神の歩みやご利益の由来から
妊活している方
夫婦それぞれ仕事で活躍したい方
離婚した後も幸せになりたい方
などのお願い事にお勧めの神社かと思います。
神魂神社は本当は訪れる予定ではなかったのですが
お参りに来て本当に良かったです
なぜならば神社全体がとても神聖なパワースポットっぽい!
と霊感ゼロでも身が引き締まる気持ちになれるからです
こちらをゴリ押ししてくれたレンタカーやさん曰く
「神在月には本当はここに神様が集合するんですよ!」と
なんでも出雲神社の25代目までの宮司は神魂神社の宮司だった
ということで「出雲神社の前身が神魂神社」とも。
神魂神社のご神紋は亀甲の中に有の字が標示されています。
これは全国の神様が集合する目標として
神在月の十月の字の十と月を合わせたもの
ということらしいです。
なかなか遠いしアクセスも悪い神社ですが
参拝の人が少ない分、十二分の神様のパワーを
受け取ることができそうです!
やはり地元の人の評判は本物でした
お参りの人が少ない方がパワーが吸収できるカモ?