寝てる時、口が開くのは危険?鼻呼吸できない原因と改善法
口を開けて寝てしまう
いびきをかく体質でもないのに、なぜか最近口を開けて寝てしまいます。
寝ている時にハッと目が覚めて、あまりにも舌がカッピカピに乾燥して「舌ヒビ割れるんじゃないかっ?」とこの困った癖をなんとかしたいと小さな悩みになっています。
それに口を開けて寝るようになったのは、実はここ最近の11月過ぎてからでそれまでこんな悩みはなかったのです。
原因は何なのでしょうか?
こちらでは
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【口を開けて寝てると危険?】口呼吸のチェックと病気の可能性
【口を開けて寝る】鼻呼吸できない原因はなにか?
【口を開けて寝る】改善方法と対策方法
まとめ・手作り鼻呼吸テープを張ってみた結果と感想
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【口を開けて寝てると危険?】口呼吸のチェックと病気の可能性
口呼吸睡眠しているかの判断は以下の事でわかります
・口が乾いて夜中に目が覚める
・朝起きた時、口が乾いている
・朝起きた時、のどがイガイガしたり痛みがある
・いびきをかく
・唇が乾く
・口臭が強い
管理人は、舌がカピカピになり喉の痛みも感じます。そして心なしか口も臭いかも;
口を開けっぱなしにすると、もちろん口内が乾燥するのですが、唾液が乾燥して減少すると、細菌が増殖して口臭の原因物質(揮発性硫黄化合物・VSC)が作られるので口も臭くなるのです(~_~;)
口を開けたままで寝て心配なのは、感染症の可能性がある事です。
口呼吸すると危険な理由
・口内の粘膜に侵入した風邪やインフルエンザなどの病原体が増殖して発症
・風邪をひきやすくなる
・口呼吸で歯肉炎や虫歯になりやすくなるとの指摘
・口呼吸で扁桃が炎症を起こし免疫が低下で手のひらや足の裏のアトピーを誘発するという説
・ほうれい線や口元のたるみの原因になる
・子供は歯並びや噛み合わせが悪くなる
・口呼吸で咀嚼機能が低下し、嚥下障害や消化障害の誘発
・頭がボーっとして判断力が鈍る
などなど、口呼吸はマズイことばかりなので心当たりの人は早急に改善した方が良さそうです。
【口を開けて寝る】鼻呼吸できない原因はなにか?
■睡眠時無呼吸症候群
イビキで有名な病気。この病気は2タイプあります。
閉塞性睡眠時無呼吸タイプ(OSA)~9割程度がコチラ。首・喉まわりの脂肪沈着や扁桃肥大で舌根(舌の付け根)や口蓋垂(のどちんこ)、軟口蓋(口腔上壁後方の軟らかい部分)が寝る姿勢で喉・上気道を狭くすることで無呼吸症候群になります。
中枢性睡眠時無呼吸タイプ(CSA)~脳から呼吸指令が出なくなる呼吸中枢の異常で数%がコチラになります。
無呼吸症候群の場合、太ってなる場合はダイエットなど専門的な治療が必要になります。
■花粉症・アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎
花粉症やアレルギーになると鼻腔が炎症し貼れてしまうので鼻呼吸がしずらくなります。呼吸しずらくなると必然的に口呼吸になるのですが、今度は口からアレルゲンを吸ってしまう事になります。
花粉症や鼻炎の症状を改善しないと、口呼吸は治りずらいです。
■歯並びに問題がある
歯並びがよくない事で無意識にしていると口が開いてしまうケースもあります。
■口呼吸がクセ
口呼吸が楽だからとクセになっているケース
口呼吸してしまう原因はいろいろあるのですが、ここで上げただけではなく加齢による口周辺に筋力低下や舌小帯(舌のスジ)の異常、姿勢の悪さやメンタルなど様々な原因が考えられます。口が空いてしまう人は日常生活で自分に思い当たる症状を見つける事が改善する方法になります。
管理人の場合はアレルギー性鼻炎が原因のようです。1月になるといち早く花粉症になりますので、そろそろ花粉症対策を始めた方がいいという体の訴えかもしれません。
【口を開けて寝る】改善方法と対策方法
上記の通り、口を開けて寝てしまう原因の症状に対して働きかけることで鼻呼吸が出来るようになるかもしれません。
■睡眠時無呼吸症候群
医師と相談するのが最も適切ですが、日常で気を付ける事もあります。
・横向きで寝る
・ダイエットを意識する
・夜の深酒をしない
■花粉症・アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎
・医師の指示のもとでアレルギー等に対する治療
・鼻を温めることで血管を収縮させ、うっ血(鼻づまり)を解消する(入浴やホットタオル)
・左右の脇の下にペットボトルなどで10~20秒刺激して交感神経を刺激する
■歯並びに問題がある
歯科で相談になりますが、歯並びが悪い場合は適切な治療方針のアドバイスがもらえます。
・歯並びの矯正をする
・マウスピースをする
■そのほか
・加湿器をかける
・マスクをする
・市販の口呼吸防止テープ
・鼻にハッカなどメントール成分の軟膏などを塗る
人によってはマスクをしても、朝起きたらなくなっているなどもありますので、自分に合う方法をみつけて口呼吸を改善しましょう。
手作り鼻呼吸テープを張ってみた結果と感想
小林製薬の鼻呼吸テープ「ナイトミン」じゃなくても普通にテープで良いんじゃない?と湿布固定シートでそれっぽく切って一晩試してみました。
「ナイトミン」ぽく波型に切ってみました
〈貼った感じ〉
・接着面のノリが強すぎたら肌が痛くなるかな?と貼る前に多少クリームなどで肌を保護。
・テープを張っても、口の両端は動くので話すことはできます。
・失敗したのは、寝る直前に張らないと喉が渇いた場合ストローがないと何も飲めない
〈寝ている時〉
・口にテープを張っているのを意識するので、やはり鼻呼吸になる
・鼻炎でくしゃみが始まるとテープが取れそうで大変
・唇が引っ張られるような感じ
・口で呼吸できなくて歯がゆい
・鼻呼吸になれていないと、息苦しい気がして何度か目が覚めた
〈朝起きた時の感じ〉
・テープを剥がすときちょっと痛い
・口の中の乾燥対策にはなる
・口の中の粘り気はいつも通り気になる
〈家族からの反応〉
・歯ぎしりしていなかった(~_~;)
なんと自分では意識していなかった歯ぎしりに効果はありました。
思ったよりもテープが丈夫で、朝まで口が空くこともなく口内の乾燥は防ぐごとが出来ましたが、日頃から口呼吸の癖が強いのか?寝ている時はやはり少々息苦しいようなが気がしました。また唇が乾燥しそうな場合はリップクリームでケアしてからテープを張った方が良さそうです。
「ナイトミン」を使ったわけではありませんが、物理的に口を閉じて寝る事は口内の乾燥やウィルス感染予防にはなりそうです。
おためしあれ!