【餅を喉に詰まらせる死亡事故2020】原因と対処法!応急処置と予防法


謹賀新年
テレビニュースで元旦は特に明るいニュースしか放送しません。

ですが年明け2、3日たつと「餅での死亡事故」の報道があります。
なんと例年12月下旬から2月までがピークで、1月は全国で1300人以上
特に高齢者の方が餅で亡くなっているのです。

高齢者の方がいるご家庭や、自身が高齢者
介護関係の人には餅はデスフード
海外の人からは「サイレントキラー※」と呼ばれています。

※生命の危機を招く恐れがある病気で「沈黙の殺人者 (Silent Killer)」と呼ばれています。

でもお正月ですからお餅食べたいですよね
お餅で死なない為にはどうすればいいのでしょうか?
また、応急処置は出来るのでしょうか?

こちらのページでは
————————————————————
餅(食べ物)で喉を詰まらせた時の応急処置
餅で死なない食べ方と予防法
高齢者はナゼ餅で死ぬのか?餅の事故死の原因

————————————————————
・・をご紹介いたしております。

Sponsored Link

餅(食べ物)で喉を詰まらせた時の応急処置

喉にモノが詰まった時の対処法(応急処置)には
お腹を後ろから突き上げる「ハイムリック法(腹部突き上げ方)」
背中をバンバン叩く「背部叩打法」
があります。

ですが、これは事前に知らないとできませんし、知っていても一般の人には難しい技術です。
救命医でも慣れていないとすんなり取り除くのは難しいとされているからです。
(年末年始などは若手のお医者さんが多いのも事実です)

餅での窒息とは・・・
     
    餅がのどに詰まる
     ↓
    呼吸できなくなりパニック
     ↓
    数十秒で意識がなくなり失神
     ↓
    脳へ酸素が流れずダメージ
     ↓
    心臓停止・死亡

 

脳に酸素が行かない状態が3~5分続きダメージを負うことを
「低酸素脳症」と言い、脳機能になんらかの障害が残ったり、脳死状態または死亡します。
つまり多めに見ても命を助けるなら5分以内に餅を吐き出させないと救命は難しいという事です。

死なせない可能性として、応急処置が出来なければ救急車を呼ぶほうが
まだ命だけは助かる可能性があるカモ?と、言うくらい高齢者にはデンジャラスな食べ物です。

高齢者が餅で死なない食べ方と予防法


 
基本的には嚥下障害があると診断された場合、餅は食べてはいけません。

お正月気分に浸れる楽しい食文化を高齢者の方が楽しめないのは本当に気の毒です。
ですが、高齢者施設では基本、餅など喉に詰まりやすい食べ物は一切出しません。

嚥下障害対策に色んな食べ物にトロミをつけて出します。
 

嚥下障害にNGな食べ物
     
    「サラサラした液体」
      水、お茶、汁物、ジュースなど
    「口の中でバラバラになる物」
      かまぼこ,れんこん,クッキー,ピーナッツなど
    「パサパサで乾燥した物」
      パン,カステラ,ゆで卵,高野豆腐など
    「貼り付きやすい物」
      焼き海苔,わかめ,もなかの皮,ウエハース,餅など
    「ベタベタ粘りの強い物」
      餅,かまぼこ,だんごなど
    「すべりのよすぎる物」
      トコロテン,寒天ゼリーなど 
    「硬くて噛み切りにくい物」
      肉,たこ,いか,ごぼう,れんこん、キャベツなど
    「酸味の強い物」
     酢の物,柑橘類など
    「熱すぎる・辛すぎるもの」
     キムチ,トムヤムクン,ラーメン(スープ)など

 

【餅で死なない食べ方】
     
    ・餅は食べやすく、かなり小さく切る
    ・お茶や水を飲んで、のどを湿らせておく
    ・ゆっくりと噛んで、唾液とよく混ぜる
    ・食べながら、おしゃべりをしない
    ・足を床につけて、深く腰かけた安定した姿勢で食べる
    ・しっかりと飲み込む
    ・食事中は誰かがそばにいる 

 

介護食として、高齢者でも歯ぐきで噛めるほどの歯切れの良いお餅(もち米粉ほか使用)もありますが…

ただし、家族が目をはなした隙に一人で勝手に食べてぶっ倒れてたという事故もあります。
嚥下障害の診断がなくても、65歳以上になったら
飲み込みにくい食べ物は「一人で食事させない」
というのも大切なポイントです。
 

Sponsored Link

高齢者はナゼ餅で死ぬのか?餅の事故死の原因

毎年の餅の死亡事故のニュース。
亡くなる人は皆さん高齢者です。

ですが若い人や大食い選手みたいに高齢者は
ガツガツあせって食べたり、一気に大量に食べたりはしない気がします。

なぜ餅で死にやすいのか?
「食べ物を飲み込む力」嚥下(えんげ)機能が低下しているからです。
 

嚥下(えんげ)機能とは
     
    口の中のものを飲み込んで胃に送ることで
    舌・のどの筋力低下などからこの機能が弱くなる。
    これを嚥下障害※と言います。
    ※機能回復の治療法もあります

 
硬い食べ物やよく噛まないと飲み込めない餅などは
嚥下障害のある高齢者には最も苦手とする食べ物です。
しかもまちがって器官に入った時、健康な成人なら
ムセたり咳をして吐き出せますが、この機能も下がっています。

合わない入れ歯をしている人も噛み合わせの悪さや噛む力が弱くなっているので
嚥下機能はあっても噛むのがおっくうで餅を飲み込んで喉に詰まるケースもあります。

 

 

 

餅・・・それは危険で甘美な食べ物

高齢者の餅の事故死を防ぐために
・基本は食べさせない
・食べる時は注意事項をよく守る
・家族は応急処置を心得ておく
・喉に詰まったらほぼ助からないと自覚しておく


Sponsored Link


関連記事と広告


関連記事


サブコンテンツ