【宮内庁・鴨場見学会】に行ってみた!募集時期と倍率・どんな雰囲気?

知る人ぞ知る「宮内庁鴨場」

かつて将軍や大名家などがは我が国の伝統的な伝統的な鴨猟を行う「鴨場」を所有していました。

皇室では現代では、宮内庁が管理する伝統的な狩猟方法で
鴨の狩猟期間(11月中旬から翌年2月中旬)に,天皇陛下の思召しにより内外の賓客の接遇の場として使用されています。

その鴨場に一般人も見学に訪れることができます。

また、皇太子時代の天皇陛下がプロポーズしたのが千葉県市川市の「新浜鴨場」で、思い出の場所でもあります。

こちらでは
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【宮内庁・鴨場見学会】募集時期と見学申し込み方法と倍率
【宮内庁・鴨場見学会】アクセス
【宮内庁・鴨場見学会】鴨場はなんのためにある?
【宮内庁・鴨場見学会】どんな雰囲気?
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【宮内庁・鴨場見学会】募集時期と見学申し込み方法と倍率

現在,宮内庁が管理している鴨場は
・埼玉県越谷市の「埼玉鴨場」
・千葉県市川市の「新浜鴨場」

の2か所があります。

【鴨場見学会募集時期】

宮内庁募集(8回):募集2、3月宮内庁HPにて募集
 ・見学時期:6、9月

埼玉・千葉各県募集(4回):募集5.6月ごろ県の広報にて募集(県内在住者限定)
 ・見学時期:7月

※宮内庁募集は全国から応募できますが、埼玉・千葉県での募集は県内在住者のみの募集になります。

次回の募集(鴨猟期間終了後の令和6年2・3月実施分)は、11月頃行う予定

【応募方法】
・通常はがき又はメール  
 (1)希望する回(午前・午後のいずれかをご記入ください)
 (2)郵便番号、住所、氏名、年齢(参加者全員分)
  ※代表者には○印を付してください(当選時には代表者宛てに通知します)
  氏名は全てにふりがなを振ってください
  県外在住者が含まれる応募は無効となります
 (3)代表者の連絡先(電話番号)

【応募先】
宮内庁もしくは県の募集先

【募集人員】1回30名(申込み多数の場合抽選)参加費無料

※抽選結果は、当選者にのみ、開催日の14日前までに郵送により通知します。

【倍率】
宮内庁募集枠、県での募集枠ともに応募倍率は多くて~2倍ほどです。

管理人は県の応募で1発で当たりましたので、当選はむずかしくないと思われます。

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【宮内庁・鴨場見学会】アクセス

埼玉県越谷市「埼玉鴨場」:越谷市大林39

北越谷駅より徒歩12分

千葉県市川市「新浜鴨場」:千葉県市川市新浜2丁目5−1

東京メトロ東西線「行徳駅」より徒歩19分

・埼玉、千葉両会場ともに駅からのアクセスはあまりよくありません。
・乗用車、バイク、自転車など駐車場はありません。
・水筒、ペットボトルの水分補給以外の飲食は禁止です。

  

【宮内庁・鴨場見学会】鴨場はなんのためにある?

現代の鴨場は宮内庁管轄の外交接待の場として利用されています。

「皇室の仕事の役目の一つ」として「日本の伝統文化・日本の技術の保護継承」があります。

鉄砲も猟犬もワナも使わずに、野生のカモを無傷網だけ使って1回に20羽ほど捕まえる世界で唯一無二の方法で手作りの網で捕まえます。

捕まえた鴨は国際鳥類標識調査に協力する目的で、鴨に足環をつけて放鳥します。

この鴨を捕まえる日本独自の方法は、海外要人には非常に珍しく接待の場として鴨場が利用されているのです。

埼玉、千葉の両鴨場で放鳥した鴨は、ロシアカムチャッカ半島、カリフォルニア州、アラスカ州などで捕獲され、西はウクライナ、東やカナダ、メキシコ、南はフィリピンから渡って来ているのが確認されています。

また放鳥後10年から15年たち再捕獲されている例も記録されており、日本への渡り鳥として戻る場所として鴨にとっても自然豊かなこれら鴨場が最適な休息地とされています。

【宮内庁・鴨場見学会】どんな雰囲気?

●当選案内の通知から当日受付
当選案内は封書で来ます。
そちらを持参し、鴨場正面入り口で職員の方が数名待ち構えていますので名簿で受付を済ませます。

●参加者
参加者は40代の中高年以上の方がほとんどをしめて、穏やかな雰囲気です。
ご夫婦やお友達同士で来ている方も多く、女性の方がたくさん来ています。

●見学会開始
【内容】
・ビデオによる紹介(30分ほど)
・鴨場施設と建築物の見学、質疑応答(60分ほど)

会場では『鴨の捕獲』『鴨場のしおり』などのリーフレットをいただけます。
その内容にそったビデオを30分ほど見て、皇室の方々が利用されている鴨場の施設を1つ1つ見学して歩きます。

常に職員の方に囲まれていて「どんどん質問してほしい」雰囲気を醸し出しています。

鴨場敷地内は美しくきれいに借り整えられた芝が敷かれ、実に上品な空間を感じられます。
宮内庁管轄の見学施設としてはかなり地味ですが、いつでも好きに行ける場所ではありませんので、機会があれば参加してみるのもレアな体験ができます。

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