【葬儀の服装】下着にもマナーってあるの?
冠婚葬祭といえど、いつやってくるのかわからないのが葬儀です。
喪服の用意はしていても意外とぬけているのが【葬儀の時に着る下着】についてです。
「喪服の中に着る下着にもマナーってあるの?」
いいえ厳密な決まりもマナーもありませんし、冠婚葬祭のマナーの先生も下着までは指摘しません。ですが、油断しすぎると意外と見られているケースもあるのです。
■こちらでは
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葬儀の時の女性の下着のマナーは?
葬儀の時の男性の下着のマナーは?
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をご紹介します。
葬儀の時の女性の下着のマナーは?
葬儀のマナーに関して敏感になるのは、あまり葬儀慣れしていない人の方が多いようです。田舎の高齢の方で友人知人の「葬式なれ」している方は「今時そんな細かいこと気にしない。」「気持ちと動きやすさが大事」「あまり人の服装はみないし気にならない」「マナー本通りだとかえって浮く。ドレスコードより皆の足並みをそろえることが大事」とも言いますし実際はそうです。
ですが中には親戚の葬儀に泊りがけで行った際に、喪服に着替えている時にあまりに派手な下着だとやはりギョッとされますし、マナーはないとしても「下着から故人対する思い」まで図られてしまうかもしれません。
・白/ベージュ/黒の下着
・総レースなど派手なエレガントさの少ないもの
などが無難と言えます。喪服はそもそも露出が少ないように襟ぐりが狭かったりジャケット着用だったりしますが、フッと前かがみになった時や半袖の袖口からわきの中が見えるなんてアクシデントもないとは言い切れません。
葬儀の下着で注意するのは実は夏場なのです
黒は光を吸収する色ですから黒い服には「下着はなんでもいい」と思われている方も多いのですが、夏服の生地は薄いので、実は光の当たり方によって、かなり透けて見えてしまうことがあります。夏場はやはり黒い下着の方が安心できます。
葬儀の時の男性の下着のマナーは?
男性の喪服はスーツのジャケットですから「脱がなければ大丈夫」とあまり気にしない方も多いかもしれませんが、特に女性の意見が恐ろしく厳しく実はすごく見られています。ワイシャツの隙間から見えてしまったり透けて見えてしまったりする白いYシャツを着る男性の方が下着には注意が必要と言えます。
NGな下着のマナーは
・柄付きのTシャツを着ている
・派手な色のTシャツ(黒も含め)を着ている
・丸首など襟元から見えるインナーを着ている
・タンクトップのような形が分かるインナー
・下着を着ないで乳首が透けている
・汗だくで中まで透けてしまった下着
とスーツを着る時と同じ注意を払う必要があります。意外なのは黒の下着ですが葬儀の場といっても「中に何色のインナーを着ているかわかる」のもスーツを着る上では最近では「だらしの無い人なんだな」と印象を与えるようです。
透けないような素材の肌の色に近いベージュやグレー
汗を吸収しやすい素材
襟の形のスタンダートはVネック
「ベージュってラクダ色かいっ!」と思う男性もいるかもしれませんが、近年のクールビズの影響でベージュといってもオシャレなイメージですし、日ごろから使用しても問題のなくむしろ機能的ですので1枚は持っていると大変便利です。ベージュインナーを日ごろから利用している男性も「おしゃれ感が全く違うので、一度着たらもう白には戻れない」とのことです。
スーツパンツの下着に気をつけるとしたら「線が出るかどうか」です。
最近のスーツパンツは細身や股上が浅いものもあります。また「穿けなくはないけど太った」など下着の線が気になる時は少し気を配っても良いでしょう。
「股上が浅いスーツパンツ」・・股上の浅いボクサーパンツ
「細身のスーツパンツ」・・・ボクサータイプ
男性の下着問題で最も嫌煙されるのが「インナーを着ないので乳首が透けている」という問題です。
Yシャツの場合、Tシャツさえ着ていれば透けるのが防ぐ事が出来ますが、薄手で無地の白いシャツ、Tシャツやポロシャツ1枚だと浮き出てしまい女性からはかなり嫌がられます。最近はマラソンなどですれてしまう方向けに男性にも使えるニップレスもあります。緊急の場合は絆創膏やサージカルテープでも代用できます。
筋肉自慢でいつもピタピタのTシャツを着ている松本人志さんは透けていませんので使用しているかもしれません。