【栄養ドリンク】疲れの症状からエッチな目的までドリンクの選び方と違いとは?

栄養ドリンク

仕事で疲れている時や風邪の時など「グッタリなんかしていられない!」真面目な日本人は自然に手に取ってしまうのが栄養ドリンクです。

CMでおなじみのものから「ここぞ(*^_^*)」という時の強烈な効果のものまで種類は様々ですが、実は自分の改善したい症状や状態に合わせて栄養ドリンクを選ばないと望んだ成果は得られないかもしれません。

■こちらでは
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エナジードリンクは栄養ドリンク?ドリンク類の見分けとは
【栄養ドリンク】風邪からエッチな目的までドリンクの選び方
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をご紹介します。
 

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エナジードリンクは栄養ドリンク?ドリンク類の見分けとは

 

 
栄養ドリンクを飲む目的は「元気になること」です。
 
コンビニの棚にはバーッと人気の栄養ドリンクが並んでいますが、管理人の場合はちょっとした短時間の買い物でどれがいいかじっくり吟味する事もあまりしません。なんとなく良さそうとか疲れ度合いで選ぶ感じです。もし簡単に今の自分に必要な栄養ドリンクを購入したいなら「これだけは押さえておこう!」というコツがあります。
 
栄養ドリンク類の効果はすべて一緒じゃない
 

いわゆる栄養ドリンクには
・医薬品(第一類・第二類・第三類)
・医薬部外品
・清涼飲料水

 
の3つの分類に分かれていますので「効果がある」「気分だけのもの」と効果がはっきり分かれています。
また「ドリンク剤の容量は100mL以下」と医薬品の製造基準で決められています。
50mL/30mLミニドリンク剤~ビタミン+生薬配合(低下した体の機能を高める滋養強壮作用)
100mLのドリンク剤~ビタミン中心の配合(健康維持や栄養補給)を目的にしたもの
レッドブルは250mLの清涼飲料水になります。
※ユンケル、リポビタンゴールドエース、チオビタドリンク1000など 

●医薬品~病気の治療や予防の為に服用し、体の機能を改善が期待できる有効成分が配合されており効能・効果が明確に謳える。第一類・第二類・第三類の大きな違いは効能(リスク)の違いと販売担当が変わる点です。栄養ドリンクは50mL以下になります。
第一類・・副作用、飲み合わせに注意が必要で販売担当は薬剤師
第二類・・副作用、飲み合わせに比較的注意が必要で販売担当は薬剤師・登録販売者
第三類・・副作用、飲み合わせは第一、第二に相当するもの以外で販売担当は第二類と同じ。

●医薬部外品~薬に準ずるもので医薬品に比べて作用が穏やかなもの
※タウリン・ビタミン中心のリポビタンシリーズなど

●清涼飲料水~嗜好品。具体的な効果を謳うことは法律で禁止
※レッドブルやオロナミンCなど

エナジードリンクにはたくさんのファンがついていますが「翼を授ける」という抽象的な表現しかできないのは清涼飲料水だからです。栄養素的にも栄養ドリンクのような有効成分は希薄ですので「あくまでも気分転換のため」に飲むと思ったほうが良いでしょう。

カフェイン・ノンカフェインの飲み分けとは

栄養ドリンクはそれぞれ有効成分が違うので目的や症状に合わせて選ぶと良いのですが、もう一点大きな違いは「カフェイン入り」か「ノンカフェイン」か?になります。
「栄養ドリンクで元気になるのはカフェインが入っているからだよ~」とよく言われますが、入っていないものもちゃんとあります。
カフェイン入りなら・・寝不足や集中したい時に脳を活性化させて身体を元気にする効果。疲れを感じている朝の出勤前など。
ノンカフェインなら・・体調不良や疲労時など就寝前に飲んで寝るという飲み方もあります。

栄養ドリンクの選び方は体調不良か?気分転換か?で「医薬品・医薬部外品・清涼飲料水」のどれが良いのか選ぶ事と就寝前か?朝の元気が欲しいか?で「カフェイン入り・ノンカフェイン」を選ぶのが大きなドリンク類の見極め方法となります。清涼飲料水でも元気になるのならプラシーボ効果として十分役に立つのでそれもまたアリという考えた方でも良いでしょう。

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【栄養ドリンク】風邪からエッチな目的までドリンクの選び方

 

栄養ドリンクには、滋養強壮や肉体疲労時の栄養補給などの効能・効果があります。ドリンクを飲むのは「即効性があるのでは?」という期待があります。ですが病状や疲労の状態、エッチな目的のために飲用するにしても配合成分の効果の違うものを飲んでは意味がありません。

【風邪】・・ビタミンC、ビタミンB1、B2、B6、人参、生姜、桂皮など

風邪や発熱時は体のビタミンや体力を消耗します。ただし風邪というのは自己免疫力や回復力をあげることでしか回復しないものです。ビタミン類は疲労回復や免疫力向上してくれる成分ですので栄養補給をして回復をはかるものになります。
また漢方系の人参、生姜、桂皮などは体を温める効果があります。そしてポイントは「カフェイン入りかどうか?」も重要です。飲用後、睡眠するかどうかの点と風邪薬にもカフェイン配合のものもありますので薬と栄養ドリンクを同時に摂取する時は成分は必ずチェックしましょう。ただし風邪薬と併用するのなら医薬品の場合は要相談です※

例:ユンケル皇帝顆粒、ゼナジンジャー、エスモンドリンクなど
  
【肉体疲労】・・ビタミンB郡(B1、B2、B6)ニコチン酸、ニコチン酸アミド、タウリンなど
過労や激しいスポーツそして糖質の多い食品の過剰摂取をするとビタミンB1が多く消耗され疲労物質がたまりやすくなります。また筋肉痛や神経痛を緩和するものあります。「すぐ元気になりたい」速効性を狙うとき「アルコール0.9ml以下」などのアルコール入りのものなら一種の興奮剤のような効果が表れます。ですが効き目がきれるとドッと疲れが押し寄せます。

例:アリナミンA50、リポビタンD、チオビタドリンク1000、エスカップなど
  
【ストレス疲れ】・・ビタミン(B1、C、E)タウリン、レシチン、RNA、グルタミン酸、GABA、トウキ、エソウコギなど
ストレスによる疲労で自律神経が乱れると集中力、免疫力が低下します。「ストレス疲労」の症状は、頭痛、食欲不振、下痢、不眠など多種多様です。精神疲労に加え免疫力も下がる事で病気にもかかりやすくなりますので脳の疲労回復と同時に肉体疲労も解消する効果のものがおすすめです。
脳疲労・ストレスに・・ビタミンE、レシチン、エゾウコギ、RNA、GABA
肉体疲労に・・ビタミンB1、C、タウリン、トウキ、

例:キューピーコーワゴールドアルファ+、ゼナジンジャー、ユンケル
  
【エッチな目的】・・タウリン、亜鉛
昔は赤まむしや高麗人参などが、今はマカ、アルギニンなどが「その目的のため」に飲むドリンクという印象がありましたが、速効性がない事や配合量が少なく気分の問題にしかならない場合が多いようです。
実際はタウリンや亜鉛配合のものの方が肝臓が活発に働き、素早いエネルギー供給力があります。実験した方から言わせると「飛びが違う!」との事でした。ただし持続力が上がる訳ではないようです。

栄養ドリンクの医薬品・医薬部外品・清涼飲料水にしても注意をするのは「薬と一緒に服用する事」です。特に風邪薬と一緒に服用する場合は、栄養ドリンクと薬に入っている成分が重複するもしくは反発することもあります。その場合その成分の「過剰摂取」もしくは「異常症状」を引き起こすこともあるので「たかが風邪だから薬と栄養ドリンクですぐ治る」と安易に引用するのは危険なのです。
栄養ドリンクと一緒に何か摂取する場合はよく成分を確認してからにすることをお勧めします。

栄養ドリンクを飲む時は自分の状態と成分を見極めよう

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