【禁煙】たばこをやめると確実に太るそして痩せ体質になる理由
愛煙家の方には肩身の狭い世の中
たばこはどんどん値上がりするし、吸わない人は増えているし、たばこを吸える場所も吸える時間も限られてきているし「たばこ休憩」問題で嫌煙家からは良く思われないし・・。
「色々めんどくさいし、体にも悪いし、お金もかかるからやめようかなぁ」なんて思いつつ禁煙するのに躊躇してしまう最大の理由が「禁煙すると太る」があります。
管理人も近頃妙にたばこの煙が嫌だなぁと感じるものの過去の禁煙生活で太ったことから挫折した事があります。
安心してたばこ断ちできる「太らない禁煙方法」はないのでしょうか?
■こちらでは
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たばこをやめると確実に太る理由とは?
禁煙に成功したら痩せ体質になるその理由とは?
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をご紹介します。
たばこをやめると確実に太る理由とは?
たばこを止めると悲しいかな確実に太ります。たばこの弊害がなくなり本来の体の働きに戻るから「健康になった」ということなのですが、でも太るのは嫌なものです。
理由はいくつかあるのですが、管理人が個人的に感じた理由からご紹介します
その1/栄養の吸収率が良くなる
禁煙するとそれまでたばこの弊害で出てこなかった物質が体内で出るからです。
スイスのチューリヒ大学病院の研究者が発表した論文によりますと、体重が増加する原因は、たばこをやめた人の腸内細菌叢(そう)の組成に変化が起こることで、肥満症患者の腸内に多くみられるプロテオバクテリアとバクテロイデスという2種類の細菌が増えるからではないかといわれています。
この2つの細菌は強い消化力があり食物線維もしっかり消化することで、体内吸収も良くなります。しかも!排せつ物として体外に排出される量が減るのです。
つまり食べ物の栄養素がしっかり体に吸収・蓄積されやすく太るのです。管理人は禁煙中、食べる量が変わりませんでしたが、見る見る太って行きました。これが原因です。
その2/代謝が下がる
たばこは喫煙者にとって弊害しかないと思っていたのですが、実はたばこをすることで代謝を左右していたのです。
ニコチンは自律神経の交感神経を刺激します。自律神経が優位の時は代謝が上がる作用があるのです。とは言え禁煙すると本来の自律神経の状態と代謝に戻るということです。管理人はなんとなくストレスでピリピリした時や集中したい時にたばこで気持ちを切り替えしていましたが、こんがらがった神経を交感神経優位に整えていただけなのかもしれませんね。
その3/手持ち無沙汰・ヒマで間食が増える
たばこを吸う事の弊害と言えば、何かアクションを起こす時や手が空いた時なんとなくたばこを吸ってしまう事です。
禁煙すると、どうしても手持ち無沙汰でお口と気持ちがなんか暇な気がするのです。禁煙するとアメやガムなど代替えのお菓子など試すのが一般的ですが、小さなお菓子でも栄養の吸収率の良くなっている体には積み重なると太る原因となります。
その4/食欲が湧く
ニコチンは食欲減退効果があります。なぜなら即効性の神経毒性を持った有毒物質で、脳神経に「食欲抑制の信号」発信させていたからです。禁煙するとその信号がなくなりますので食前食後の一服をしていた方は本来の食欲に戻るのです。
その5/味覚と嗅角が正常になる
たばこを吸うと味覚を感じる舌が麻痺すると同時に体内の「味覚を正常化」する亜鉛が減少します。またニコチンは血管を収縮させ、有毒な一酸化酸素が嗅角を伝える神経をマヒさせます。禁煙すると味覚も嗅角も正常になりますので、味と香りがちゃんと感じられるようになり、それまでより食欲がわきやすくなるのです
その6/胃腸の調子がよくなる
ニコチンは血管を収縮させるのと同時に胃の粘液を減少させます。すると胃痛やムカつき、下痢など起こし食欲減退も招きやすくなります。禁煙すると胃腸の調子も良くなりますので、それまでより「食べられる胃」になります。
たばこをやめて太るのは「健康を取り戻した」という事です。平均2、3キロ、禁煙する人の2/3は太るようです。「ちょっとくらい不健康でも太る事を考えたら・・・」と管理人も禁煙を躊躇してしまいます。ですが太ること以外には禁煙にはメリットが50以上あると言われます。
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禁煙に成功したら痩せ体質になるその理由とは?
たばこを吸っている時はニコチンの影響で痩せていた訳ですが、禁煙するとニコチンが抜けて健康を取り戻すことが体重の増加につながります。
それなのに「痩せ体質」になるとはどういう事なのでしょうか?
・冷え症が改善される
血流が良くなることで代謝が悪くなっていたものが、改善されます。すると冷えによるむくみにも良い兆しが現れます。
・疲れにくくなった
動悸、息切れなどが減り動くのが億劫じゃなくなります。肺の機能の改善により運動もしやすくなります。
・肩こりが改善されて動きやすくなる
血流が良くなるので肩こりが気がつくと改善されます。するとストレッチや運動がしやすくなります。
体長が良くなると気持ちも前向きになり、運動しやすい体長になります。集中力も根気も出てくるのでダイエットにも意欲的になります。つまり健康的にダイエットができると言う事です。
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禁煙中~ニコチン依存症によるイライラ・集中力の欠如・食欲増進・眠気・落ち着きがなくなる等
これらを禁断症状と言いますがその期間は人によって様々で禁煙を初めてピークが3日目の人もいれば、禁煙の禁断症状が無くなる、もしくは少なくなるなど感じるのは2~3週間程度という意見もあります。
ですがあくまでも個人差があります。
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禁煙1カ月~1カ月ほどたつと理論的には禁断症状はなくなります。体がたばこを欲する事はなくなりますが、気持ちがゆらぐとうっかり吸ってしまう可能性があるのがこの頃です。
禁煙する際の「禁煙補助薬」などの投与期間概ねは3か月とされています。これは禁煙への集中力を切らさない為に3カ月間禁煙した期間の記憶と習慣を体に染みつける為と言われます。
つまり「禁煙」とは体質と生活習慣の改善による人生の劇的変化であるとも言えます。
たばこを吸わないだけですが、ニコチン依存があれば精神力も必要になり、それを通り越したら自分次第でダイエットも仕事・勉強も向上させる可能性を身につけることができるかもしれません。