【禁煙】イライラどれくらい続く?体からニコチン・タールが抜ける年数とは
でも、いつものたばこを吸っているタイミングの時「そう;たばこは吸わないんだっ;」とグッと我慢する辛さはなかなかしんどいものです。ですが!イライラや眠気、頭痛など禁煙の離脱症状はずっとつづくわけではありません。ニコチン依存症でもそれはいつか終りが来るのです。
そして禁煙していくと思いもよらなかった健康効果があると気づくと同時に目に見えないたばこの影響(発がん性リスク)も軽減するのです。体の中からたばこの悪影響がスッキリ抜けるにはどれくらいの年数がかかるのでしょうか?
■こちらでは
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禁煙のイライラ・禁断症状の期間はどれくらい?
禁煙成功!体や肺からニコチン・タールが抜ける年数とは
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をご紹介します。
禁煙のイライラ・禁断症状の期間はどれくらい?
禁煙するとイライラ、そわそわ、頭痛などニコチン切れの禁断症状が強く出る人もいます。
体がニコチンを求めているから困った体の症状がでてしまうのですが「こんな症状にもいつか終りが来る」とわかっていれば時計を見ながらなんとか我慢できるというものです。
8時間・・たばこの一酸化炭素※がぬける
1日目・・血液中の酸素濃度が改善、血圧と脈拍数も改善
48~72時間・・ニコチンが体から完全に抜ける
3日目・・呼吸が楽になる
1週間・・血液循環、肺機能、咳や息切れが改善。睡眠が良くなり熟睡、目覚めが良くなる
2週間・・肌にハリ・ツヤが出てくる。禁煙が楽になって来る
1カ月・・離脱症状(イラつき・眠気・頭痛など)が軽くなる。
1カ月~9カ月・・気管支系(咳やたん、鼻づまり、息切れや疲れやすさ)が解消し体力が回復。口臭も改善してくる。健康になったと実感しやすくなります。
2年~4年・・心疾患のリスク35%減少
5年~20年・・肺がんリスクが非喫煙者と同程度まで回復
ほとんどの場合、禁煙の離脱症状、ニコチン依存はこの1~2週間段階で消失するといわれています。ニコチンへの依存度次第では長くて3週間とも言われます。(ニコチンガムなどを利用している場合はこの限りではありません)
※一酸化炭素はよく「練炭自殺」など一酸化炭素中毒死などがありますが、たばこを吸う事で毎回一酸化炭素を吸引している事になります。タバコに含まれる一酸化炭素は酸素よりもヘモグロビンと結合する力が強く(酸素の結合力の200~300倍とも…)酸素が運ばれるべきところに運ばれず酸素不足の状況になります。
たばこを吸った時にしびれ、頭痛、めまい、動悸がするのは一酸化炭素も原因です。
どんなヘビースモーカーの人も睡眠中はたばこを吸うことはできません。1日8時間睡眠を取る人は毎日一酸化炭素だけはぬけている状態と言えますので、少し健康になったのにもったいないとも言えます。
禁煙成功!体や肺からニコチン・タールが抜ける年数とは
半年も禁煙すれば「禁煙成功!(*^^)v」という気分になるものです。その頃にはたばこを欲求する気持ちもずいぶん薄れていますし、吸わない生活にも慣れた頃です。
ですがまだ油断は禁物。体がニコチンが抜けるのは、禁煙後3日ほどと言われますが、まだまだたばこの影響は体内に残っているのです。
それはタールです
タールとはいわゆるヤニの事です。歯も茶色く汚しますが、数百種類の発がん性物質が含まれておりしかも粘着性があるのでなかなか取れないのです。
・色素沈着~歯の黄ばみ、歯ぐきの黒ずみ、口臭
・がんのリスクが上がる
・肺、呼吸器官の機能低下~肺や気管を黒くし、血液に混ざると体の中から皮膚の色を黒くします など
喫煙者の肺の写真を見てゾッとして禁煙を始めた人もいるでしょう。
その肺がキレイになるのは・・「喫煙していた年数と同じくらい」と言われます。
ニコチンはわりと短期間で体から抜けたとしてもタールは粘着性があるので抜けにくいのです。喫煙者が「身体の機能が回復されるには?」と気になりますが最低数か月~年単位でかかると言われるのも仕方がない事なのです。
数か月の禁煙では魔が差したと1本でもタバコを吸ってしまっては、努力は水の泡となってしまいます。
たばこの影響で真っ黒くなった肺の写真を見るショック療法は効果があるかもしれませんが勇気も必要です。ですが1日20本の喫煙で1年でコップ1杯のタールを飲んでいる事になります。