『がっこうだってどきどきしてる』読書感想文の書き方のポイント
こちらでは
2018年の「第64回 青少年読書感想文全国コンクール」小学校低学年(1年・2年)用の課題図書
『がっこうだってどきどきしてる』の「あらすじ」と書き方のポイントをご紹介いたします。
がっこうだってどきどきしてる (WAVE出版)
著者:アダム・レックス・文 クリスチャン・ロビンソン・絵 なかがわちひろ・訳
大型本: 32ページ
本体価格:1,400円
ISBN978-4-87290-966-1
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『がっこうだってどきどきしてる』あらすじとこんな人にオススメ
『がっこうだってどきどきしてる』の読書感想文の書き方ポイント
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『がっこうだってどきどきしてる』あらすじとこんな人にオススメ
内容(「BOOK」データベースより)
作品概要
作品概要
はじめてのクラス、はじめての学校、みんなどきどきするものだけど……学校だってどきどきしてるって知っていた?
学校がちょっぴり怖い子、苦手な子、いやだなあと思う子たちへ――こんな学校だったら、ちょっと面白いんじゃない?
はじめて新しいクラスに入るとき、新しい学校に行くとき、子どもはみんなどきどきして、ちょっぴり不安を感じるものですが、じつは、学校のほうも不安で心配でしかたなかったとしたら! ? 生まれたての学校が、子どもたちといっしょに少しずつ「学校って、もちろん楽しいことばかりじゃないけど、でもやっぱり楽しいかも」と思えるようになるまでを、不安な心によりそって描きました。学校といっしょに、どきどきして、切なくなって、げらげら笑える、唯一無二の学校絵本です。
出版社からのコメント
生まれたばかりの学校が、本作の主人公。はじめて大勢の子どもたちをうけいれる日、学校は不安で不安でしかたありません。やってきた子どもたちはわさわさ騒がしいし、「学校なんてきらい」という子もいれば、「かえりたいー」と泣く子もいて、学校は深く傷つくのですが……いっしょに1日をすごすうちに、とってもばかばかしくて笑える出来事があったり、新しいことを学んだり、驚いたり。学校や子どもたちの気持ちが変化していくさまがとても素敵に描かれています。それは、名画家クリスチャン・ロビンソンが描く学校の表情(! )にも見てとれます。文と絵両方から、「学校ってなかなか面白いところだよ」というメッセージが伝わってくるのです。永遠の名作『ちいさいおうち』を彷彿とさせる絵本です。
内容(「BOOK」データベースより)
学校はどきどきしていました。なにしろ、ついこのあいだできあがったばかりでしたし、だれかの家になるのだと思っていたら、なんと学校として、たくさんの子どもをうけいれなくちゃいけないというのですから。ついに、学校がはじまる日。おおぜいの子どもたちがわんさとやってきましたが―。ワシントン・ポスト紙パブリッシャーズ・ウィークリー誌カーカス・レビュー誌が選ぶ2016年ベスト絵本。
読みやすさ★★★★★
感想文の書きやすさ★★★★☆
こんな人におすすめ
・新一年生
・おとなしい子
・登校拒否児
・転校生
・わがままな子
『がっこうだってどきどきしてる』…学校が楽しくなる方法
生まれたての建物は自分が学校だと知り、しらない子供たちがたくさんやって来ることにドキドキします。
みんなが遊んだり、文句を言ったり、嫌われたりするのでショックを受けたりするものの、みんなで給食を食べたり、勉強するのは意外と楽しく過ごして「明日も子供たち来てくれるといいな」と思います。
「学校がつまらない」「学校がいやだー!」「学校がきらい」という子供たちは、とどのつまり、学校の中での人間関係におびえてキライと言っているにすぎません。学校は建物ですからその中でどう楽しく過ごすかは自分次第だからです。
学校はどうしたら楽しくなるか?学校が好きになる方法ってなに?それを子供たちが自分で見つけていくのが学校。みんなが楽しく過ごせると学校はみんなの良い思い出をいつまでも持ち続けてくれる場所になりますよ~ということです。
小学校低学年の内に新しい環境でのコミュニケーションの取り方を身につけるのは重要な事です。
小学校はその訓練の基礎を身につけるところですから、なにか楽しい事や好きな事を見つけに行こうと思えるようになってほしいとの大人の願いが込められた課題図書です。
『がっこうだってどきどきしてる』の読書感想文の書き方のポイント
第64回 青少年読書感想文全国コンクールより
用紙・字数
小学校低学年の部(1、2年生)本文 800字以内
趣 旨
・より深く読書し、読書の感動を文章に表現することをとおして、豊かな人間性や考える力を育む。更に、自分の考えを正しい日本語で表現する力を養う。
『がっこうだってどきどきしてる』の読書感想文のポイントは
小学校1年生は「小学生になった」という期待や緊張でいっぱいです。初めて学生になったのですから「頑張らなきゃ」というそれまで幼児だった自分から少しお兄ちゃん・お姉ちゃんになった自覚があります。また小学校2年生になると「去年の新一年生からさらに大きくなった僕・私」というもっと大きくなって新一年生を「まだまだ子供ね」と去年の自分を振り返れるものです。そこで
■学校の気持と自分の気持ちの比較
学校と同じように、自分も緊張したか?
■今なにがつまらなくて、何が楽しい?
つまらない事が楽しくなるように努力してみたか?
■6年生になるまで、学校でどんなことがしたい?
6年間の小学校ってとても長いけど、小学生のうちにやってみたい事はある?
■小学校2年生になって
新1年生だった去年の自分に言ってあげたい事はある?
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