【もぐらはすごい/あらすじ・ネタバレ】読書感想文の書き方のコツ・ポイント



「もぐらはすごい」 (アリス館)
著者:アヤ井アキコ・作 川田伸一郎・監修
本体価格:1,500円
ISBN978-4-7520-0837-8

こちらでは
2019年の「第65回 青少年読書感想文全国コンクール」小学校低学年の部、課題図書「もぐらはすごい」の「あらすじ」と読書感想文の書き方のポイントをご紹介いたします。

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『もぐらはすごい』あらすじ・ネタバレと感想・こんな子にオススメ
『もぐらはすごい』の読書感想文の書き方のポイント
「もぐらはすごい」読書感想文の例

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『もぐらはすごい』あらすじ・ネタバレと感想・こんな子にオススメ



もぐらはすごい

【内容・解説】公園のもりあがった土は、だれのしわざ?じつは、もぐら!大きな手にある秘密、土の中のくらしに合った目や耳、驚きの食べっぷりなど、「もぐらってすごい!」という土の中の世界の感動を、ユーモアのある絵と文で紹介。

 
読みやすさ ★★★☆☆
感想文の書きやすさ ★★★☆☆

こんな子におすすめ
・動物が好きな子
・理科が好き
・好奇心旺盛な子
・知らない事を知りたい子

おすすめポイント
・読書感想文の書き方がわからないので親が教えながら書ける
・本を通して親子でコミュニケーションが取れる
・調べ学習のきっかけを持ってもらいたい
 
作者のねらい


作者のアヤ井アキコさんの出身地北海道にはもぐらはいません。
でも本州にはもぐらはいるのですが、土の下で暮らしているので見ることはほとんどありません。
そんななぞの生物のもぐらの面白さ、身近なところにも様々な生き物が共存している楽しさもたくさんの本で調べたり、専門家の先生の話を聞いて「なるほど~」とあたらしいことを知ることに意味があります。
この本を読んで、もぐらの生態を知ってどう思ったか?自分でも調べてみたい動物はいるか?など好奇心を持ってもらう事が狙いです。
  


~大人から読んだ感想と読書感想文書き方コツとポイント~
「もぐらはすごい」は日本絵本賞で大賞を受賞した作品です。
この本を読んでレビューを書いた大人たちに共通しているのは「もぐらの優れた能力におどろいた」ということです。
すごい力持ちだったり、臭いを嗅ぐアイマー器官が犬よりすごいことやほとんど土の中にいるのに泳げたり。孤独だったり食べる量が多かったりなどなど。「すごいなぁと思いました」などの単純な感想文だと良い評価はもらえません。
例えば、本の中で小さな女の子が相撲取り4人を持ち上げていましたが、相撲取りの平均体重は150㎏×4人ですから600㎏を持ち上げる力があるという事です。(動画のタイヤを持ち上げるおじさんよりもぐらは力持ちという事です)
動物の能力って人間が全くかなわないようなスゴイ力を持っています。
「もぐらのどんなところをすごいと思ったか?」「自分でも調べてみたいと思った動物がいる」「○○な動物の○○もスゴイ」など書くとかなり評価の高い読書感想文を書くことができます。

【レビュー投稿された一例】

そらこ
ネタバレモグラ博士、川田伸一郎氏監修の絵本。モグラの穴の掘り方、モグラの体の秘密(暗闇の中で動けるのは、鼻についている小さなつぶつぶ、「アイマー器官」の働きらしい)、巣の様子(ものすごく広範囲)、子どもモグラの家探しなど、分かりやすく説明。手のひらが外側についているなど、知らないことばかりで驚きの連続。モグラはいつも一人で孤独、でも一人暮らしを満喫しているんだろうかと思ったりする。巻末の博士の説明が、好奇心をそそる。オスとメスの出会いは解明されていないらしい。研究したくなる読者もでてくるのでは? 

その他の「もぐらはすごい」 みんなの声

【親が子供に聞いてみる心のこと】
・もぐらのどんなところに一番すごいと思ったか?
・もぐらのこんなところがうらやましいなぁと思ったところ
・もぐらのこんなところはかわいそうだなぁと思ったところ
・日常生活の中で意識しないけど動物がいることをどう思うか
・意外といる野生動物ってどんな動物がいる?
・自分でも調べてみたい動物はいるか?


「モグラ博士のモグラの話」川田伸一郎

もぐらが都会のアスファルトの土の下にいるのかどうか?わかりません。
ですが無意識ですがカラスやハトや渡り鳥、地方に行くとクマやイノシシ、キツネやシカなど人間の住むところの近くにも野生の動物はいます。
この本はモグラの専門家・川田伸一郎博士の本などたくさんの参考文献で勉強してできた本です(背表紙に参考文献記載あり)
読書感想文に詰まったら、これら参考文献も大人が一緒に見てあげて、何か調べる時はいろんな本で勉強するということを教えてあげるのも良いでしょう。

  

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『もぐらはすごい』の読書感想文の書き方のポイント

読書感想文・用紙と字数のルール その他の詳細
     
    原稿用紙を使用し、縦書きで自筆してください。原稿用紙の大きさ、字詰に規定はありません。
    文字数については下記のとおりです。
    小学校低学年の部(1、2年生) 本文800字以内
    ※句読点はそれぞれ1字に数えます。改行のための空白か所は字数として数えます。
    ※題名、学校名、氏名は字数に数えません。

 
応募のルールについての詳細はこちら⇒ 「青少年読書感想文全国コンクール応募要項」
 

「もうぐらはすごい」読書感想文の例

感想文の書き方の例は、こちらのブログに書かれています。

「もぐらはすごい」読書感想文の書き方の例文【3作品】


 

【読書感想文2019】小学校1,2年課題図書あらすじ・簡単おすすめ本選び方

読書感想文の課題図書は小学校低学年は4冊あります。


「心ってどこにあるのでしょう?」2019読書感想文あらすじ・ネタバレ書き方コツとポイント(金の星社)
著者:こんのひとみ・作 いもとようこ・絵
本体価格:1,400円
ISBN978-4-323-02466-0


【魔女ののろいアメ】2019読書感想文あらすじ・ネタバレ書き方コツとポイント(PHP研究所)
著者:草野あきこ・作 ひがしちから・絵
本体価格:1,200円
ISBN978-4-569-78810-4
 

【スタンリーとちいさな火星人/あらすじ・ネタバレ】読書感想文の書き方のコツ・ポイント(あすなろ書房)
著者:サイモン・ジェームズ・作 千葉茂樹・訳
本体価格:1,400円
ISBN978-4-7515-2840-2
 

2018年の課題図書もおすすめ!

【読書感想文2018・課題図書】小学校1,2年・低学年の簡単な本と選び方


 
毎年同じようなテーマの課題図書があるのですが「どうしても今年の課題図書では感想文が書けない!」という子には2018年の課題図書の感想文を書いてみるのもおすすめです。何と言ってももう昨年に感想文を書いた子がいるわけですから大いに参考になります。
『がっこうだってどきどきしてる』…みんな同じきもち
『ルラルさんのだいくしごと』…お友達の気持ちを理解して許してあげる
『きみ、なにがすき?』…お友達の気持ちを知りたいけどわからない時
『なずずこのっぺ?』…理解してあげようと思う気持ち

また昨年の課題図書4冊はどれも心について扱っています。去年の方が簡単な印象があります。

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