【花粉症と風邪のちがいと見分け方】風邪を併発した時の薬はどうする?


花粉症というと・・

もはや季節の風物詩でシーズンになるとその症状に苦しむ方が沢山いる病気です。ところが「花粉症の始まりか」と思っていたら実は風邪やインフルエンザだったなんて言う事もあります。
 
管理人も「いつもは目なのに今年はクシャミ・鼻水がすごい;」と思っていたら風邪をひいていたなんてこともありました。

もし花粉の季節に風邪等の他の病気になってしまった場合、薬や対策はどのようにしたらよいのでしょうか?

■こちらでは
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【花粉症?風邪?】症状の見分け方とは?
【花粉症と風邪】同時にかかった時の薬と飲み方の注意点は?
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をご紹介します。

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【花粉症?風邪?】症状の見分け方とは?


  
花粉症の症状は風邪と同じ様なものです。
人によって花粉症は軽度~重度、一つの症状~全ての症状また、熱が出たり、頭痛がしたりとまるで風邪のような症状だったりします。しかも初めて花粉症になった時は風邪だと勘違いしてしまう人も意外に多いのです。

花粉症と風邪の見分け方

【鼻水の出方】
花粉症:透明でサラサラ液体状で垂れてきても、吸い上げられない
風 邪:最初サラサラ→サラ→ドロッと日数経過で変化し、吸い上げる事ができる

【くしゃみの出方】
花粉症:立て続けに何度も出る
風 邪:くしゃみが出ても激しい連続性はない、出ても連続3,4回

【熱の出方】
花粉症:鼻の炎症が原因で発熱する事もある。主に微熱・頭痛が続き、外出すると微熱が出るなど
風 邪:発熱それに伴い関節痛、悪寒など起こる。インフルエンザだと38度以上の高熱になる

【のどの痛くなり方】
花粉症:鼻詰まりで口呼吸になり喉の乾燥から粘膜が傷ついて起こる。またかゆみを感じることもある。ひどい時は風邪同様イガイガ感じる
風 邪:喉がはれて痛みを感じる

【くしゃみの出方】
花粉症:連発で出ることがある
風 邪:くしゃみは少なめだが咳が出る

【目のかゆみ】
花粉症:目にかゆみ、痛みなどがある
風 邪:目にかゆみはないが充血する事がある、場合により風邪の菌が目に入り結膜炎になる事もある

初めて花粉症になるとしても・・
・元々アレルギー体質である
・1週間以上、鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみ続いている
・天候により、雨だと症状が楽になり、天気がいいと症状が悪化する場合もある。
・食欲は落ちていない
・体力も落ちていないしだるさはない
・眠気も感じない
・去年もこのような症状になっていた
 

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【花粉症と風邪】同時にかかった時の薬と飲み方の注意点は?

  

「お医者さんに相談しましょう」
そして薬は絶対同時に服用してはダメです。

なぜならば・・
花粉症と風邪薬は「抗ヒスタミン薬」や「血管収縮薬」がどちらも含まれていて併用すると大変危険だからです。もし同時服用した場合、副作用として血小板減少・複視・緑内障・精神異常・尿閉等が生じる事があります。

抗ヒスタミン剤・・花粉症も風邪もくしゃみ・鼻水の原因はヒスタミンというアレルギー物質が体内で増え、体外に悪い物を出そうとする働きをするためです。ですのでどちらにも基本的に処方される薬には配合されている場合が多いのですが、両方を服用する事は摂取量として多すぎると言う事です。

花粉症と風邪の併発に限らず、薬を複数併用することは大変危険です。風邪薬でも熱を上げる葛根湯と下熱剤を時間差で服用しても副作用が出ますので絶対に止めましょう。
 

【薬の影響による怖い副作用】
・血圧を下げる薬と市販の風邪薬服用→一時的に痴呆症のような障害発祥。その間の記憶なし
・反作用の薬(葛根湯と下熱剤)で尋麻疹発症 など

【花粉症と風邪】併発した時の薬の注意点
・同じ成分の薬を多量に摂取しない
・反対の作用の薬を時間差でも摂取しない

風邪薬とは風邪の諸症状を緩和するもので基本的には自己回復力で治るものです。風邪の症状が我慢できない以外は、室内を加湿・空気清浄、マスクの着用そして安静にするなど自然治癒力を高める方法が安全です。また病院に行く場合は花粉症の薬がある場合はそれを持参していくとより的確なアドバイスがもらえるでしょう。

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