【チョコレートに合う】飲み物12選の選び方・その理由

チョコレート大好き

スーパーで気軽に買えるチョコレートから、季節限定のチョコレート、バレンタインには高級チョコレート。チョコレートを楽しむなら、そのおいしさを引き立ててくれる飲み物と一緒にいただきたいものです。またバレンタインで好きな人と一緒にチョコレートを食べるなら一緒に飲み物もプレゼントすれば断然気が利くと思われることは間違いないでしょう。
チョコレートに合わせてその時に飲むのは、コーヒー?紅茶?ウィスキー?
よくこれらの飲み物がチョコレートに合うと言われていますがこれにはどんな理由があるのでしょうか?

こちらでは
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チョコレートに合うオススメの飲み物12選の選び方・その理由
うんちく・チョコレートは悪魔の食べ物?近い将来食べられなくなるかも?
うんちく・人がチョコレートにハマってしまう訳
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チョコレートに合うオススメの飲み物12選の選び方・その理由

チョコレートとは・・・
チョコレートは原料である「カカオ豆」からできています。
カカオの種子を発酵・焙煎した主原料カカオマスに砂糖、ココアバター、粉乳などを混ぜて練り固めたのがチョコレートです。ですが、チョコレートでもピンからキリまであり、そのお値段に差があるのは、その配合成分の「ココアバター」の容量が違うからです。

・チョコレート~カカオ分/重量の35%以上・ココアバター/重量の18%以上
(バレンタイン時期の高級チョコはココアバターが30%以上含まれているものもザラ)

・準チョコレート~カカオ分/重量の15%以上・ココアバター/重量の3%以上
(工業生産チョコレートでは、カカオマス、砂糖、ココアバター、粉乳以外に、コスト削減や加工性向上の目的で「植物性油脂」「乳化剤」「香料」「甘味料」など様々な添加物が配合されているものもあります)

 

チョコレートの値段の差は「ココアバター」で決まるのですが、この「ココアバター」は吸収されにくい性質で口の中が油っこくなるのです。またチョコレートの風味やカカオのほろ苦さもリセットするチョコレートの個性に負けない飲み物じゃないと口の中がしつこく感じてしまうのです。

ということは
①チョコレートのココアバターの脂肪を分解する飲み物(口の中がスッキリ効果)
②チョコレートの風味を引き立てる飲み物(より一層風味を楽しむ効果)

とつまり「口の中で調和する系」「チョコと後味と飲み物で不快感を感じない」「チョコの後味がつぶれない飲み物」がチョコレートと相性がいいのですが、①と②両方の効果を兼ね備えている飲み物でも良いですし、①もしくは②だけの効果を期待できる飲み物もあり、それは選ぶ方のお好みということになります。
  

【チョコレートに合うオススメの飲み物12選とは】

≪ノンアルコール≫
コーヒー~「渋み成分・タンニン」が紅茶の3倍入って口の中がスッキリしながら、コーヒーの苦みがチョコレート風味を引き立てる。酸味より炭火など香ばしさがあるモノがなじむ。
紅茶・緑茶・お茶~「渋み成分・タンニン」カカオのココアバターの脂肪を溶かしてくれる役割り
…コーヒーや紅茶などはHOTでもちろんHOTでのむのがオススメ
  

≪アルコール≫
チョコレートは風味の強い食べ物ですから、それに負けない風味の強いお酒も相性がいいのです。ただし選ぶお酒は濃厚で甘口のクセがあるモノのほうがオススメです。

ブランデー、ウィスキー、コニャック~特にビターチョコレートがオススメ。チョコの苦さがお酒の甘さを引き立てます。
ワイン~甘口赤ワイン、シェリー酒、貴腐ワイン、チンザノベルモットロッソ、ホットワイン
芳醇で甘いワインがオススメです。
カヴァ(CAVA)~どんなチョコレートもOK
シャンパンと同じ製法で作られているのに存在感があるのが「カヴァ」です。スペイン産の安価なシャンパンで仏のシャンパーニュ地方で造られる「シャンパン」に対してスペインで作ったシャンパン(と名乗ってはいけない)が「カヴァ」です。
イチゴやオレンジなどフルーツ系フレーバーやチーズ系のチョコと合います。
ビール~スタウト系黒ビール、柑橘系フレーバービール
ビールは冷やさないのがオススメですが、チャレンジしたいなら「ホットビール」にしてみるのも面白いです。
日本酒~貴醸酒(きじょうしゅ)、
貴醸酒は水の代わりにお酒を使って造る手間のかかったお酒。甘くて濃厚、日本酒なのに風味はシェリー酒というめずらしいお酒。ビターチョコや、ナッツ系チョコに貴醸酒をちょっと温めて頂くのもオいスメ。
梅酒~梅酒の甘さやフルーティーな感じはチョコレートにピッタリです。


 
チョコレートに合う飲み物は
【ノンアルコール】
・口の中がスッキリするタンニンのあるコーヒー、紅茶、お茶類
・酸味より苦みのある飲み物
【アルコール】
・濃厚で甘いチョコレートに負けない存在感のあるモノ
・「甘いチョコ×甘いお酒」の相乗効果
・「ビターチョコ×甘いお酒」で味の変化を楽しむ
・「チョコレートのフレーバーと同じお酒」

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チョコレートは悪魔の食べ物?近い将来食べられなくなるかも?
 
世界では近年、チョコレートの消費が急増しており、2020年には原料のカカオ不足問題が深刻化していると言われます。
カカオパウダーの価格も上昇しているのと同時に、温暖化の影響で今後30年以内にカカオが栽培できなくなり、チョコレートが食べられなくなる恐れもあると実しやかにささやかれています。
(カカオは緯度20度以内の暖かい地域、しかも多湿で豊富な雨といった特定の生育環境でしか成長できない植物なのです)
今後、温暖化の影響で2.1度気温が上昇した場合、土壌や植物から蒸発する水分を降水量で補えなくなります。
もしコートジボワールやガーナなど、世界のチョコレート生産量の半分以上を担う国々が利益優先に走るとカカオの生産地を野生生物保護区に指定されている数百メートル標高が高い山間部へと移動し、生態系の破壊につながる可能性もあるのです(><)

人がチョコレートにハマってしまう訳
チョコレートには人を幸せな気分にしてくれるという脳内麻薬物質、アナンダマイド(アナンダミド)が含まれていて、それがチョコレート中毒やチョコレートマニアを発生させる依存性の高いものらしいです。
チョコレートは本来自然に出るセロトニン(幸せホルモン)の変わりに幸福感を与えたアナンダマイドが切れることで不安やイライラの感情が強くなり、またチョコレートに手を出してしまうという悪循環に陥ってしまうのです。

またチョコレートの糖質が体内で血糖値が急上昇さます。すると体内では、インスリン(血糖値を下げる働きのあるホルモン)が分泌され低血糖状態となり、イライラ、怒り、興奮、不安、震え、悲観的な感情、眠気などの症状が出てしまい、再度チョコレートに手を出してしまうのです。しかもインスリンは糖質と結びついて、脂肪を蓄えてしまう性質があり、メタボや成人病の原因になります。

チョコレートはおいしいですが悪魔なスイーツです。今は日常に溢れていますが、これから30年で本当に高級食品でセレブしか食べられないモノになるかも?

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