【チョコレートに合うお茶】紅茶・緑茶・ほうじ茶・プーアル茶選び方
チョコレートと飲み物は相性(マリアージュ)が大切です
バレンタインやちょっとしたプレゼント、自分へのご褒美などで頂くことのあるチョコレート。日頃からチョコレート大好きな方もせっかくなら思う存分チョコレートの魅力を引き立てる飲み物と合わせていただきたいものです。
チョコレートと相性が良いもので思いつくのはコーヒーだったりしますが、紅茶や緑茶など「お茶」もチョコレートとの相性はとても良いのです。
お茶と言ってもたくさんの種類がありますし、チョコレートの種類もたくさんあります。ではどんなチョコレートとそれぞれの「お茶」のおススメの「マリアージュ」組み合わせにはどんなものがあるのでしょうか?
こちらでは
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【チョコレートにお茶】が合う理由とは
【チョコレートに合うお茶】紅茶・緑茶・ほうじ茶・プーアル茶選び方
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【チョコレートにお茶】が合う理由とは
チョコレートは甘くて濃厚な食べ物です。
カカオの何とも言えない芳醇な香りは他の食べ物では味わえない贅沢さが味わえます。
一つ問題なのは、チョコレートを食べた後、口の中のネバッと感です。
これはチョコレートの原料であるカカオ豆の「ココアバター」です。
この「ココアバター」はもちろん有害ではありませんが、吸収されにくい性質で口の中が油っこくなるので、チョコレートのおいしい余韻を残しつつ、口の中をリセットしてくれる飲み物が良い相性なのです。
そこで注目されるのが「タンニン=渋み成分」です。
・コーヒー(110mg)
・インスタントコーヒー(52mg)
・紅茶(37mg)
・緑茶(18mg)
・烏龍茶(32mg)
ついで、番茶、抹茶・玉露、ほうじ茶 など
本来チョコの「カカオは苦くて食べにくい」ものです。紅茶もそもそも「渋み成分・タンニン」がその味の特徴です。
タンニンには脂肪を溶かしてくれる役割りがあるのでチョコレートの後味を引き立てながら、紅茶などのタンニンがスッキリと分解してくれるのです。
タンニンの含有量からするとコーヒーが圧倒的に多いのですが、紅茶はコーヒーよりも口の中のリセット率や口の中の香りが残り過ぎない事をメリットとしてとらえることができます。
カカオの渋みと同調するので紅茶はとても相性がいいのです。紅茶の渋みを感じたくない時はミルクティーやブランデーを入れたり、工夫すると良いでしょう。
【チョコレートに合うお茶】紅茶・緑茶・ほうじ茶・プーアル茶選び方
≪どんなチョコレートにもオススメのお茶≫
アッサム~癖や渋みが弱いけど、コクがあり味の濃い紅茶。オールマイティーでハズレがない紅茶
アールグレイ~柑橘の一種「ベルガモット」のフレーバーティーです。アールグレイはチョコレートの素材としてもよく使われていますの相性の良いです。
ウバ茶~渋みがありながら甘酸っぱいフルーティーな香り。ミントのような香りもあり力強い味で高級チョコレートにぴったりです。
緑茶~お茶はコーヒー、アルコールなどより風味やパンチが弱く、カカオの風味を殺さないのにお茶の渋みやまろやかさで自身の存在感を残すのでバッチリです。
≪チョコレートの種類別オススメのお茶≫
・ビターチョコレート=プーアル茶
ミルクが入っていないビターチョコレートはカカオの苦味や酸味をストレートに感じます。プーアル茶はその熟成した独特の香りでビターチョコのコクをより引き立てながら後味はさっぱり。通好みの組み合わせです。
・ミルクチョコレート=緑茶
ビターチョコレートにミルクを加えたチョコ。ミルクの甘み、乳味感が強くマイルドな甘さがある程、反する濃くて緑茶の苦味や渋みとの相性が良く感じられます。
・ホワイトチョコレート=ルイボスティー
カカオバターに砂糖やミルクを加えたホワイトチョコレートは乳白色でミルキーな甘さ。(カカオマス不使用だとチョコレート色にならない)フルーティーな香りで優しい酸味のルイボスティーはホワイトチョコレートの味を引き締めます。
・ナッツ系チョコレート=麦茶・焙じ茶・キャラメルフレーバーティー
ナッツと言えば香ばしい風味が魅力のチョコで、同じく香ばしさが際立つお茶を選ぶと、まず間違いがありません。
・フルーツ入りのチョコレート=フレーバード紅茶のラムレーズン
フルーツの酸味とのマッチング。口の中でしっとり優雅に広がります。
・洋酒入りチョコレート=アップルティー
ウイスキーボンボンやワインやブランデーなどおさけ入りチョコレートと紅茶の組み合わせが万能。林檎の香りが深みを増します。
チョコと紅茶は食べ過ぎると歯が黄ばむ?!
チョコレートも紅茶も緑茶もプーアル茶そしてコーヒーも気を付けないと「歯が黄ばむ食べ物」です
チョコレート~チョコレート内のポリフェノールがステインの原因にもなりがち。
紅茶~タンニンが唾液(カルシウムや金属イオンなどが含まれている)と結びつきタンニンがステインへ変わる
緑茶~主成分のカテキンは色素沈着の原因物質
コーヒー~黒い色(クロロゲン酸という色素)が残りやすく、やはりタンニンがステインに変わりやすい
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