【紅白歌合戦2023】出場者ギャラと出場歌手の選び方~ジャニタレは出るのか?
毎年紅白歌合戦の出場者が発表されると
「えーこの人~?」などと視聴者は好き勝手なことを言うのですが
出場歌手の皆さんはとても喜んで記者会見やコメントを出します。
「紅白に出るのってそんなにギャラ良いの?」
と、ゲスな事を考えてしまいますが実際はどうなのでしょう?
また出場者の歌手の人の選考基準はどうなっているのでしょうか?
こちらでは
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【紅白歌合戦2023】今年の出場歌手の選び方
【紅白歌合戦2023】出場者のギャラランキング
うんちく・初出場歌手は赤字になりそうなのになぜ出演するのか?
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【紅白歌合戦2023】今年の出場歌手の選び方
NHKでは紅白歌合戦への出場者希望のアンケートなどを一般視聴者よりアンケート募集をしたりもしています。
この意見が参考にされるのはおそらく「そのアーティストについての要望が多いか?」で、出場の決め手になるとはいいにくいのです。
要望の多さ≒予想視聴率です。
とは言え、NHKとして「ネット端末を使いこなせる人」だけの意見を聞いていたら、歌のジャンルも支持年齢層も大きく偏ってしまうので、あくまでもバランスよく、各レコード会社や芸能事務所との兼ね合いも汲んでの人選となるでしょう。
●「数字を取れるレア大物歌手」
近年、歌手やアーティストの側からの「紅白歌合戦離れ」が顕著になっています。
「NHKの権威が落ちた」「テレビ東京『年忘れにっぽんの歌』」および「ももいろ歌合戦」など、紅白歌合戦に対抗できる大晦日歌番組が台頭してきましたので、「めったにテレビに出ないから数字を取れるレアな大物歌手」に出場してもらう、視聴者も「今年はどんなレア歌手が出るのだろう?」と楽しみにしていますので、NHK側もアーティストを口説き落とすのに命を懸けているのを感じます。
●「人気(顧客数)のバロメーターで上位得点の歌手」
ファン(‐≒視聴者)がどれだけいるか?
CDの売り上げやSNSのフォロワー数やリツイート数(見込み視聴者数)
●NHKの番組出演と貢献度
『うたコン』や『のど自慢』など、NHKの番組出演が多い(=芸能事務所とNHKの密接度)
●大手レコード会社にヒアリング
各アーティストの所属レコード会社に「押し」のアーティストなどヒアリング(打合せ)
時にバーターの調整もする。
●インパクトのある人
ユーチューバーでも紅白に出る方などテレビ視聴者以外の音楽ファンも対象にした人選になっています。
●レア大御所枠
毎年滅多にテレビに出ないけど大物とされるアーティストや、海外アーティストは話題性があるので「ちょっと見てみようか?」とファンじゃなくても視聴率が伸びます。
【紅白歌合戦2023】出場者のギャラランキング
NHKの出場歌手のギャラは高くありません。
しかも出場歌手の実力程度に合わせたギャラになるので
アーティストにしてみたら「儲かる仕事」ではなありません。
各、アーティスト達には
出場ギャランティ+リハーサル代+バックダンサー代が出ます。
・リハーサルの拘束料
・バックダンサーの費用
などがギャラの他に支給されます。
噂では
「五木ひろし級で100万」「嵐は1人80万」だったという話もありますが、それくらいもらっていても不思議はないよね、と一般人は思うのですが・・・?
今年の紅白にジャニタレは出るのか?
また2023年はジャニーズ性加害問題で大荒れの1年でした。
NHKは9月27日付けで「被害者への補償や再発防止への取り組みが着実に実施されているということが確認されるまで行わない」と発表
ジャニーズ事務所は10月2日に、あらたな記者会見を開き、新事務所名発表や前社長の藤島ジュリー氏が保有する株式の取り扱い、被害補償の具体的な方策、それに所属タレントや社員の将来などについて発表されます。
はたして一般視聴者が納得いくような会見になるか?微妙ですが
「それ次第で」NHKは「今年の紅白歌合戦にジャニーズタレントを起用するかどうか?を決める」と発表しています。
管理人の予想としては・・・なんだかんだで出ると思います。
・納得していない国民がいても数字が取れる
・長年「ジャニーズ枠」でのオファーは決まっていた
・他事務所でジャニタレほど、数字を持っているタレントがいない
おそらく「10月2日の会見」で一応の解決とするような気がします。
もちろん納得しない方、会見に対しての賛否両論も出るでしょうが、上記の条件からNHKもOKを出すような気がします。
●30回以上出演→45万円~50万(推定)
石川さゆり(42回)
郷ひろみ(32回)→ソニー・ミュージックレコーズ枠
●15回~30回程度出場→30万円程度
天童よしみ
松田聖子→出場はなさそう
氷川きよし→出場はなさそう
水森かおり
●10回~20回程度出場→18~20万程度
福山雅治・Perfume→アミューズ枠
aiko→ポニーキャニオン枠
ゆず(10回)
いきものがかり(11回)
AKB48(12回)→AKS(秋元康)枠
この枠の皆さん、安定した人気があります。
●10回未満出場→10万程度
関ジャニ∞ →ジャニーズ事務所枠
Hey! Say! JUMP・King & Prince →ジャニーズ事務所枠
DA PUMP・三浦大知→エイベックス(SONIC GROOVE)枠
欅坂46・乃木坂46 (4回)→ソニー・ミュージックレコーズ枠(秋元康枠)
星野源→アミューズ枠
TWICE→日韓枠
純烈
三山ひろし(5回)
山内惠介(5回)
丘みどり(3回)
椎名林檎(7回)
島津亜矢(6回)
Superfly(4回)
MISIA (4回)
Little Glee Monster(3回)
●初出場アーティスト→5万程度
Official髭男dism(初)→ポニーキャニオン枠
Kis-My-Ft2 (初)→ジャニーズ事務所枠
King Gnu (初)
GENERATIONS(初)→LDH 枠
菅田将暉 (初)
LiSA (初)→アニメ枠
日向坂46(初)→ソニー・ミュージックレコーズ枠(秋元康枠)
Foorin (初)→NHK企画・子供枠
菅田将暉さんは固定ファンはいてもアーティストとしては今年限りと予想します。
●『特別交渉』枠~目玉歌手枠
例・・・09年英・歌手スーザン・ボイルが出演料3万5000ポンド(約528万円)
近年では「滅多にテレビに出ない大物アーティスト」をギリギリまで交渉して出てもらいましたー!という演出?をしてきましたが、もはや目玉となるような日本の大御所アーティストが残っていないのでは?と思われます。そうなると海外の歌手などに期待をゆだねたいところでしょうが、衛星中継とかは出演料高い割には案外盛り上がりに欠けるという難点もあります
●司会者の出演料は100万?
芸能人の司会は紅組(女優)白組(NHKご用達タレント)という構成がお決まりになっています。嵐が活動休止して、男性司会者がNHKで音楽番組を担当している2年連続大泉洋さんなのは、おそらく扱いやすさと事務所力もあるのでしょう。女性司会者は女優さんが抜粋されますが、大河ドラマや朝ドラから選ばれるのが通例です。
●審査員には一律20万円
審査員もその年に活躍した各業界の有名人・文化人が10名弱選ばれます。
彼らはほぼ飾りモノで勝敗にはまるで関係ないのですが、いるといないとでは大違いな人々です。この金額はある意味納得なのかもしれません。
ギャラが安い、初出場歌手は赤字になりそうなのになぜ出演するのか?
それは、またテレビの力を信じているからでしょう。
テレビの力=宣伝広告効果です
・広告のターゲットが幅広い年齢層
・NHKブランドに乗っかりアーティストの信頼度を高められる
・短時間でも顧客の印象に残りやすい
生放送ですから失敗は許されません。
ですが、ちょっとした失敗でも翌日以降のネットニュースでアレコレ言われるくらい視聴者はガン見しているのが紅白です。
とは言え2021年の大みそかに放送された第72回NHK紅白歌合戦で、トリを含む第2部(午後9時から2時間45分)の関東地区平均視聴率(総合テレビ)は、前年比6.0ポイント減の34.3%で、2部制となった1989年以降で過去最低でした。
視聴率もダウンしたこと自体がニュースになりますので、出演アーティストとしては出場者としての爪痕が残せます。
ですが「もっと違う形で年末にPRしたい」アーティストの方は「テレビ東京・歳忘れにっぽんの歌」「ももいろ歌合戦」に流れて行っています。
テレビの力も弱体化し続ける時代、「どこで目立つか?」より「どこが楽しいか?」を選ぶ時代のようですね。