【日本の2021年7月の行事】子供に教えたい伝統行事イベントの意味


日本の暦の言葉には「和風月明(わふうげつめい)」と呼ばれる、和風の呼び名があります。和風月明は旧暦の季節や行事を合わせたものです。

7月は 文月(ふみづき、ふづき)
稲の穂が実る月(穂含月:ほふみづき)
文月と呼べれる由来は諸説あります。
・稲の穂が実る頃という意味の「穂含月(ほふみづき)」が転じて「文月」
・七夕に書物を干す行事があって書物(文)をひらく(披く)という意味から、「文披月(ふみひろげづき)」→「文月」になった説

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【7月1日 山開き・川開き】
【7月1日~31日 祇園祭】
【7月7日 七夕】
【7月13日(8月13日)迎え火】
【7月13日~16日 盂蘭盆会(うらぼんえ)】
【7月16日(8月16日) 送り火】
【7月初旬~15日頃 お中元】
【7月第3月曜 海の日・祝日】
【夏の土用の丑の日】
関連うんちく 夏に夏祭りや花火大会が多い理由

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【日本の2021年7月の行事】子供に教えたい伝統行事イベントの意味

【7月1日 山開き・川開き】
山開きは、かつての山岳信仰のため、むやみに山に近づくことができず夏の一定期間のみ山に立ち入ることが許される解禁日。各地の山をまつる神社では、山開き神事が行われます。
川開きは、川漁の開始を祝うとともに、水南防止祈願もされます。
川開きは、各地とも花火大会として行われるのが一般的で打ち上げ花火に由来すると言われています。

【7月1日~31日 祇園祭】


祇園祭は日本三大祭(大阪・天神祭、東京・山王祭、神田祭))の一つで7月17日の「山鉾巡行」を中心に7月の1か月間開催します。
平安時代の、疫病や火災などの祟りを祓うための厄除けの祭り「御霊会(ごりょうえ)」が起源です。
祇園祭でやること→笹の葉で作られた厄病・災難除けのお守り「粽(ちまき)」を毎年祇園祭のときにだけ各山鉾のお会所や八坂神社で販売され、京都では多くの人がこれを買い求め一年間玄関先に飾ります。

【7月7日 七夕】

星祭り(ほしまつり)ともいい、牽牛星(彦星)と織女星(織姫星)を祀る行事。結婚後、二人は仕事もせずいちゃつくばかりの2人に怒った織姫の父・天帝が、天の川を隔てて二人を離れ離れにしてしまいました。が、気の毒なので七夕の夜に限って二人が再会することを許したという☆物語が由来。
七夕にやること→笹に願いを書いた短冊をかざります。

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【7月13日(8月13日)迎え火】


先祖の霊をお迎えするのが迎え火、送るのが送り火です。

迎え火にやること→迎え火は先祖の霊が帰ってくるときの目印として、家の門口や玄関で、素焼きの焙烙(ほうろく)にオガラを折って積み重ね、火をつけて燃やし、迎え火として先祖の霊を迎えます。
マンションなどの共同住宅の場合、盆提灯が迎え火・送り火の役割となります。

【7月13日~16日 盂蘭盆会(うらぼんえ)】


7月13日の“迎え火”から16日“送り火”まで4日間に行われる仏教行事のこと。「盆会」「お盆」「精霊会」(しょうりょうえ)「魂祭」(たままつり)「歓喜会」などとよんで、今日も広く行なわれている。
元々旧暦7月15日を中心に行われていたが、一月遅れの新暦8月15日や旧暦の7月15日のまま行っている場合に分かれている。
盂蘭盆会にやること→お墓参り、盆棚(精霊馬など)を作り仏具をそろえる。精霊馬は行きはキュウリで帰りはナスです。

【7月16日(8月16日) 送り火】
お盆に帰ってきた死者の魂を盆明け(16日)の夕方に火を焚いて祖先の霊を帰します。
送り火のやり方→迎え火をたいた同じ場所で16日(又は15日)オガラをつみ重ねて送り火をたきます。
お盆期間中は虫を殺してはいけない習わしがあります。

【7月初旬~15日頃 お中元】
盂蘭盆会(お盆)にお供え物を親類間で送りあう習慣があり、死者の霊だけでなく「生き御霊」として、生きている両親に対しても祝いモノを贈り、親族以外にも日頃のお礼として「盆礼」として広まったのがお中元です。
お中元でやること→お中元は関東では7月初旬から15日、関西では8月初旬から15日が一般的とされています。

【7月第3月曜 海の日・祝日】
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨とした祝日。海の日の制定により土日を含めた3連休となる
7月1日頃に海水浴場がオープンが多いが、7月第3月曜の「海の日」に合わせて海開きをする海水浴場もある。

【夏の土用の丑の日】

陰陽五行説の土用の間のうち十二支が「丑の日」は、一年で最も暑い日とされていて、夏バテ防止のためにウナギを食べる習慣。江戸時代に発明家の平賀源内がウナギ屋の売り上げアップのためのキャッチコピーを書いたことで定着した習慣。年によっては8月上旬に土用の丑の日がもう一回くる。
土用の丑の日にやること→鰻をたべる
・日差しの強い(土)に衣類や調度い風通しをする「土用干し」
・家中を掃除する「土用掃き」



夏に夏祭りや花火大会が多い理由
7月下旬~8月下旬ごろは「夏祭り」や「花火大会」「盆踊り」など日本の昔から行われている行事が多くたのしい季節です。
が、これらはすべて仏教行事で、厄除け祈願や慰霊祭など「霊的なものを鎮める」ためのイベントです。

「夏祭り」~疫病や害虫、台風など風水害を祓うためのものです。代表的な夏祭りは京都の「祇園祭」です。
夏祭りが他の季節より派手なのは、悪霊が華美で派手なものに移ると考えられていて、神輿が歩き回ることで町内の木枯れが御輿について行き厄除けができるとされたためです。
また、神輿などを川で洗い清める風習も、穢れを水に流す夏祭りの特徴の一つです。

「花火大会」~享保17年の大飢饉で亡くなった死者の慰霊祭から始まった夏の風物詩です。その際、見城花火田打ち上げられたのが花火大会の由来で、現在まで続く隅田川花火の始まりとなります。
その後、この時期になると水難を祓う「川開き」が行われ、あわせて花火も打ち上げあれるようになりました。

「盆踊り」~お盆に帰ってきた先祖の霊を慰める霊鎮め(たましずめ)の行事です。
原型は、死者を供養する念仏踊り(自分で念仏を唱えながら踊る)にありましたが、次第に「念仏を唱える人」と「踊る人」に役割が分化し、発展した踊り念仏が盂蘭盆(お盆のこと)と結びつき、精霊を慰めたり送り出すための行事になりました。本来は旧暦7月15日の晩に盆踊りを行い、16日に精霊送りをするのもそのためです。

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