【2023年9月の日本の今月の行事】子供に教えたい伝統行事イベントの意味

日本の暦の言葉には「和風月明(わふうげつめい)」と呼ばれる、和風の呼び名があります。和風月明は旧暦の季節や行事を合わせたものです。

9月は長月(ながつき、ながづき)
名が付きの由来は夜長月(よながづき)稲刈月、(いねかりづき)稲熟月(いねあがりづき)が略されたものという説がある。
寝覚月(ねざめつき)の別名という説もあります。

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【9月1日 防災の日】
【9月1日 二百十日(にひゃくとおか)】
【9月9日 重陽の節句】
【9月15日ごろ 中秋の名月・月見】
【9月第3月曜日  敬老の日・祝日】
【9月20日~9月25日ごろ  動物愛護週間】
【9月23日 秋分の日・祝日】
【9月下旬 秋のお彼岸】

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【日本の2021年9月の行事】子供に教えたい伝統行事イベントの意味

【9月1日 防災の日】
1923年(大正12年)の9月1日、関東地方にマグニチュード7.9の「関東大震災」が発生。甚大な被害を出したこの地震を教訓にして、災害への心構えを忘れないように制定されたのが防災の日です。
防災の日にやること→防災の日から1週間は「防災週間」として、国、都、区市町村、学校や関係諸機関の連携の下で、防災訓練など防災に関する各種行事が全国的に実施されます。

【9月1日 二百十日(にひゃくとおか)】
立春(2月4日頃)から数えて210日目の日で、毎年9月1日頃にあたります。
季節の移り変わりの目安となる「季節点」のひとつで、台風が来て天気が荒れやすいと言われている日とされている。農家の三大厄日。
二百十日にやること→台風の被害を受けないように「風祭り」が行われ、風切り鎌と呼ばれる竿の先に鎌を付けたモノを庭先に立てたり、酒を酌み交わし踊るなどといった風習など。富山県の「おわら風の盆」は風鎮祭からの由来かも?とは言われています。

【9月9日 重陽の節句】


五節句の一つで9月9日のこと。旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれ、菊を愛でながら長寿を願う節句です。
もともと菊は中国から「不老長寿に効く薬草」として伝わり、薬用として栽培されていた。菊の花についた露は長寿効果があるといわれ、炉をしみこませた綿で身体をぬぐう習慣もあった。
重陽の節句にやること→不老長寿を願い、菊の花を浮かべた酒を飲んで祝う。菊を愛でながらの親菊回や栗の旬の時期でもあるので、栗ご飯を食べる。親菊会などの風習は、太陽暦では菊の季節は10~11月なので、菊の見ごろの季節に菊の品評会や菊人形と言う形で残りました。

【9月15日ごろ 中秋の名月・月見】
旧暦8月15日の満月のことをさし、中秋とは初秋、晩秋に対する言葉。中秋は秋の真ん中の月である8月(現在の9月)のことでした。
月見は中国宮中行事だったものが、奈良時代に伝来された。
中秋の名月にやること→秋の収穫期と重なりススキを飾り、月見団子15個、里芋、果物を供えました。秋の実りを感謝する意味があったためと、ススキを飾るのは月の神が降りてくる依り代と考えられていたためです。

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【9月第3月曜日  敬老の日・祝日】

「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」老人福祉法によって定められた国民の祝日。祝日法改正(いわゆるハッピーマンデー制度の実施)によって、2003年(平成15年)からは9月第3月曜日となった。
敬老の日にやること→老人週間(9月15日より1週間)とし、すべての高齢者が安心して暮らせるまちづくり、高齢者の社会参加・ボランティア活動の促進、高齢者の人権の尊重等が内閣府のキャンペーンとして行われる。
【敬老の日】年寄り扱い?祝うと怒るタイプの高齢者見極め方と対策

【9月20日~9月25日ごろ  動物愛護週間】


動物の愛護及び管理に関する法律における動物愛護の啓もう活動を行う期間。
動物愛護週間にやること→この期間に合わせて、公益社団法人日本愛玩動物協会などが行事や啓発活動を行っている。

【9月23日 秋分の日・祝日】
昼と夜の長さがほとんど同じ長さである秋分の日は、お彼岸の中日にあたり国民の祝日に制定された日で秋のお彼岸の中日とされています。
秋分の日にやること→秋のお彼岸の中日としてお墓参りなど先祖供養。

【お彼岸2023春分の日・秋分の日】墓参り・墓掃除・仏壇掃除のやり方・お布施や香典の金額・服装注意点

【9月下旬 秋のお彼岸】

秋分の日を中日とした前後各3日を合わせた各7日間に行う仏事を彼岸会(ひがんえ)
中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日とされている。
秋のお彼岸にやること→秋分の日にお供えする「おはぎ」は秋に収穫したばかりの小豆で粒あんにして秋の萩に見立てて御萩と呼んでいます。

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