【朝ドラ・おちょやん】あらすじネタバレ~第1週「うちは、かわいそやない」

【おちょやん】~第1週「うちは、かわいそやない」

大正5年。竹井千代は大阪・南河内で貧しい農家の家に生まれ。
幼い頃に母を亡くし、飲んだくれの父テルヲと弟ヨシヲと三人で暮らし。
働かない父に代わり、文句を言いながらも弟の面倒、家業の養鶏の世話をし
小学校にも通えず文字も読めない。
金もなくなり、鶏を売りに行ったままやっと帰ってきたテルヲは
「新しい母親だ」と栗子を連れて帰ってきた。
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新しい母親、栗子が来たので、これからは小学校に通えると喜ぶ千代。
ところが栗子は、テルヲ以上に朝寝坊で寝ているばかりで、食事も作らず
挙句に、千代が弟ヨシヲに食べさせたくて持ち帰ったおはぎを
栗子が横取りする始末。
これをきっかけに二人は対立を深めていく。
その夜、血相を変えテルヲが「栗子が家出した!」と騒ぎ出します

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おはぎ事件でふてくされて出て行った栗子を探しに
テルヲはまた10日ももどらない
戻った栗子に近所のおじさんも説教どころかデレデレするばかり。
おまけに栗子のご機嫌を取るために、唯一の財産、鶏の流星丸を
ガラス工場の社長に売るという。
ところが目利きの社長は流星丸にウンと言わない。
そこで千代の機転で「ウチは貧乏だから流星丸は生きるために大声でよく鳴く」
と、社長に講釈をたれ「ガラス工場ならこれ見ろ」と母の形見のビー玉を見せる
亡き母サエは昔、社長のところで女中奉公していたとわかり
サエに免じて流星丸を買い取ってもらえることになった。

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意気揚々と家に帰るとヨシヲがいなく、栗子しかいない。
翌朝から村中でヨシヲの捜索が始まり、千代も大人に混じり探すことに。
千代がヨシヲを見つけることができたが、気付くと千代も行方不明に…
空腹で山の中をさまよっていると、いい匂いのする食べ物が…
そこにあったパンの耳にヨシヲと食いつくとそれは豚の餌だった。
栗子は「子供らを奉公に出すか、自分か選べ」とテルヲにせまる。
千代はテルヲの留守中に栗子を追い出す作戦にかかるが
様子を見に来た小学校担任が罠にかかる。
「自分は普通の子みたいにはいかないから学校もいけない」と話す。
そしてヨシヲが山に入ったのは、具合の悪そうな栗子のために
薬草を取るためだったとわかり、千代とヨシヲで
栗子を見る目に温度差があると気づくのだった。

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子どもを授かったので口減らしに栗子は
千代とヨシヲを奉公に出せとテルヲに提案。
憤慨する千代は啖呵を切って出ていくというが
栗子を母としたうヨシヲだけは残してくれと
千代だけ道頓堀に奉公に出ることになった。
出発の日、飛び出すように家を出た千代を追いかけ
テルヲが亡き母サキの写真を「栗子も嫌がるから」と渡す。
千代は憎くまし気に
「うちは捨てられたんやない
うちがあんたらを捨てたんや」と
テルヲに言い放ち二度と戻らなかった。

「おちょやん」第1週みんなの感想

おちょやん第1週の世間の反応はというと
わりとネガティブなものが多いようです。

—-アンチコメント——————————————————–
 
救いがない~薄汚い父親 食べるにも困ってる家に だらしなく入り込んでくる崩れた女。
よくぞあんなのに付いてきたな、というきれいなものやホッとするものが全くない。

朝からしんどい~勝ち気な関西弁で言葉が汚い少女と、だらしない親父。
どっちも正直嫌い。子供時代から入るワンパターン、そろそろやめません?
ここが一番つまらんのです。

「うちは、かわいそうやない」~うん、かわいそうなのは朝っぱらから
こんな野卑な大阪喜劇を見せられる我々視聴者。
こんな下品な朝ドラの制作費に受信料を使われている国民だ。

大人2人見るに堪えない~そもそも テルヲをこんなダメ親父にする必要あったの?
せめてどちらかは良識を持った子供思いな人にしないとまるで”救い”がないよ。
年齢とかじゃなくて、普通の感覚を持っている人には 到底受け入れられないよ。

—-応援コメント——————————————————–
 
なんか~騒がしくて荒っぽいのは相変わらずだけど
なんか悪くない気がしてきたわ。
お父ちゃんが追いかけてきたとき、千代ちゃんちょっと期待したんだよね。
止めにきてくれたんじゃないかって。
お父ちゃんも栗子さんも、本当は心の痛みを感じてる。
千代ちゃんの「うちがあんたを捨てたんや」は色々な複雑なおもいや寂しさを断ち切るため。
千代ちゃんの幸運を祈ります。

千代に泣けた~あれだけやり合ったあとに、栗子にヨシヲのことを頼むと頭を下げていた千代に泣けた! 本当に凄い朝ドラになってきたよな。

泣いちゃった~チヨちゃんの土下座に泣いちゃった。
” うちはすぐ出ていくさかい、ヨシオにだけは、良いお母ちゃんでいてやって! ” ぅわあぁ~ん!
 


明治40年、不作のため困窮を極めた谷村家では、7つのおしんが奉公にだされる事となる。
初めは家族と離れる事に抵抗したおしんだが、母のふじがおしんの手もとに残すために冷たい川に浸かり
お腹の子どもを堕胎しようとする姿を見て、おしんは奉公に出る覚悟を決めるのだった。

世間の「おちょやん」のコメントではひどいひどいと
アンチコメントが多いのですが、伝説の朝ドラ「おしん」最高視聴率62.9%も
父親がひどい人だけど、母親が妊娠して口減らしの為、自発的に7歳で
「オラ、奉公に出る」と旅立つ話です。

 
「おしん」のモデルと言われる人は2人いて
静岡県榛原郡(明治39年生まれ)民宿「丸山」の創業者、丸山静江→奉公あり
神奈川県小田原市〈明治39年生まれ〉国際流通グループのヤオハンの創業者、和田カツ→奉公なし

と、いろんな人のエピソードを混ぜたのが「おしん」でした。

おちよやんのモデル、浪花千栄子さんは
1907年(明治40年)生まれで実際に8歳で奉公に出されていますので
これくらいの年代の貧しい家の子供は「奉公に出されるのやむなし」
だったのかもしれません。
まぁ、そんなにおこらずに「おちょやん」を楽しみましょう。

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