【おちょやん・あらすじネタバレ】15週「うちは幸せになんで」感想とテルヲのモデルの父とは?


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【おちょやん・あらすじネタバレ】15週「うちは幸せになんで」

3月15日(月)
万太郎一座との対決から結束が強くなった鶴亀家庭劇。女たちは千代の家に集まり、男たちは毎晩のように酒を飲み交わし絆を深める日々…。当然、夫婦の時間などゆっくり持てない千代にみつえは「ふつうの幸せ」を味わってほしいと温泉旅行を提案する。
その矢先、岡安の店先にひどい身なりをしたテルヲがまた現れ騒ぎに…。
千代はテルヲを無下に扱い一切相手にしませんが、自宅におしかけつきまといます。
岡安の宗助は同じ父親としてそんなテルヲを無下にできず、心配してきてくれますがテルヲは道頓堀から離れないという。
宗助はテルヲに苦言していると結石で急に倒れ、テルヲが病院に担ぎ込みます。シズが礼を言っているとテルヲ自信も喀血し、肝臓が悪く長くないことを知りシズは動揺します。
昭和7年、時の総理大臣犬養毅が殺害される515事件が起き「日本大丈夫か?」と言いつつ、千代の将来を心配するテルヲでした。

3月16日(火)  
テルヲは勝手に千代の家の引き戸を直し、一座の女優2人に「千代のことをよろしくお願いします」と深々と頭を下げて歩きます。
福富楽器店にも押しかけみつえに怒られますが、一平への怒りをむき出しにしますがやはり福富の人々にも「ええ友達をもって千代は幸せや」と頭を下げます。
シズは千代を呼び出し、テルヲがもう長くないこと、許すか許さないかは千代次第だが悔いは残すなと助言する。
家に帰ると、居酒屋で千之助と意気投合し、飲み比べをして倒れた一平を連れてきたテルヲがいた。
千代には、良いお母ちゃんになって幸せになってほしいと本気で願うテルヲ。
だが千代は「あんたといた時よりずっとマシや」と泣きながら怒鳴られテルヲは出ていく。
一平は「最後くらい一緒に住んでもいい」と言ってくれるが、千代はテルヲに対して憎しみより「妙に冷たい干からびたモノしかない」という。

3月17日(水)
テルヲは次に千代を主役にするよう鶴亀株式会社の社長、大山鶴蔵のもとに向かい、次に千之助のいる居酒屋を再び訪ねます。
千之助は千代は主役じゃなく脇役としての才能と存在感をほめるので、テルヲは感激します。
テルヲは岡安に「千代が出る芝居の一番いい席を買う」と騒ぎ、シズは宗助を助けたお礼に見せてくれると約束します。
一方、鶴亀家庭劇の評判を聞きつけ、東京の演劇雑誌から取材依頼が舞い込み、熊田を含め、喜びに沸く劇団員たち。
取材当日、気合の入る劇団員たち。テルヲも外から覗いているとテルヲの前に借金取りが現れ、病気のテルヲは当てにならないから娘の千代に返済を迫ると言います。
そこでテルヲと借金取りがけんか沙汰をおこし、たちまち大騒動に。
千代はまた暗い顔で涙を流すのでした。


3月18日(木)
熊田が呼んだ警官たちから千代はテルヲを身内か?と尋ねますが、テルヲが「身内がいない」と言い張りつかまります。
千之助の知り合い警官からテルヲ自身は大した罪にならないが、身元引受人が必要でそれも拒んでいる、会いに行けと言うが千代は意地を張っていかないという。
宗助の見舞いに行った千代は、テルヲから「千代の父親代わりなんやから死ぬな」と言い、それは千代のことを心配してたから言ったのだと教えられた。
一平は現像ができたと満面の笑みの写真を渡してきた。
接見室に訪れた千代は、最後にこんなことしても何の償いにならない、満足して死ぬなんて虫が良すぎる、それだけ言いに来たと帰ろうとする。
だがテルヲは最後に「生まれてきてくれてありがとう」「千代を捨てたことが人生で一番の後悔だ」「どうか幸せになってくれ、過去の数々の非道を責め、何もかもアンタのせいだと号泣する。
謝り続ける事しかできないテルヲを前に千代自身、テルヲへの気持ちをどうしたらいいのかわからず泣き続けるのだった。


3月19日(金)
千代はその言葉を背中に受けるも、自分がどうしたいのか、心と頭が追いつかない。
だが千代は懐から亡き母の写真を出し「お母ちゃんにも謝り!ウチは絶対許せないけど、お母ちゃんだけはアンタを許すかもしれない」と金網越しのテルヲに見せつけた。
そして唯一テルヲが母の写真を渡してくれたことだけは感謝していると言う。しぶといだけが取り柄なんだから、えげつない手を使ってでももう一回ウチに笑ってお父ちゃんって言わせてみろ!と泣きながら千代は訴えた。
テルヲも病と向き合う気力がわき、千代も芝居を見に来いと和解した。「おまえはお月さんみたいや」と声を掛けられ別れたテルヲは留置所で亡くなった。
自宅で小さくテルヲの葬儀をあげた千代のもとに、岡安、福富楽器店、家庭劇のみんなが「千代のことを頼まれたから」と弔問に集まってくれた。
最後に芝居見せて笑わせるはずだったのに、という千代に「もう笑ってるやないか」と遺影となった写真を一平が見せ、それぞれがわずかな出会いだったがテルヲの思い出を語ってくれにぎやかな葬儀になった。
その夜、千代は一平と結婚してよかった事とやはり芝居が辞められないと改めて伝えた。そして一平に寄り添い幸せになると誓うのだった。

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【おちょやん・あらすじネタバレ】感想とテルヲのモデルの父はどんな人?

今週のおちょやんは父・テルヲとの確執と和解そして別れを描いています。
おちょやんの最悪、テルヲはまぁ千代の人生を狂わせた張本人として演じているトータス松本さんも憎々しげに思われるコメントが山ほど書かれています。
ですが、今週のテルヲさんを見ると「どうしようもないクズだけど、憎めない人」です。
これはトータス松本さんの人柄と演出でしょうから、本当のおちょやん(浪花千栄子さん)の父親像とはずいぶん違うようです。

【千代のモデルである浪花千栄子と父の確執】
もともとは武士の家系の南口家でしたが、浪花千栄子の父・南口卯太郎は養鶏業を営み、名人ではありましたが薄利な商売で非常に貧しい生活でした。
ですが、卯太郎は当時の歌舞伎役者に似たなかなかの美男子で、家柄の良い庄屋娘・南口キクと周囲の反対を押し切り恋愛結婚します。

卯太郎は暴君で潔癖で几帳面。薪で炊いた風呂にスミが残っていたら怒鳴り、音を立てておかゆを食べると手をたたいて注意するなど、躾と虐待ギリギリの父親でした。
その後、弟を産んだ後母が死に、弟の世話の為学校に行けず、さらに躾が厳しくなり、米粒1粒残しただけで半殺しされるようになります。
その後、卯太郎は再婚して千栄子は奉公に出されるのです。

千栄子9歳・・・ 大坂の仕出し弁当屋「浪花料理」にほぼ無給・無条件で奉公に出される。
千栄子16歳・・・父親(南口卯太郎)が女に使うお金をせびるためにやって来ます。
賃金がなかったため、貯金のない千栄子と「浪花料理」に切れ「警察に訴える」と騒ぐので、退職金代わりに15円もらえます。
千栄子・・・富田林の作り酒屋に奉公に出されるが、すぐクビになる
千栄子18歳・・・木材屋に給料2年分の前払い契約で奉公に出される
が2年1か月後、卯太郎との今後の契約がわからない木材屋から、とりあえず1か月分12円の給料を千栄子本人が受け取り、初めて父・卯太郎に搾取されていたと知ります。

「私は、もうおとうさんの言いなりになってはいられない。年季が明けたとなったら、年ごろも年ごろ、こんどはどんなところへ売り飛ばされるやら、考えてもおそろしい。第一、父の言いなりになっていては私は、取柄のない、人形のような、ばか女になってしまうだろう」

千栄子はその12円をもって京都に逃げたと言われています。

その後の父・卯太郎の消息はわからないので実際には本当に親子の縁が切れてしまったようです。
ドラマのように優しい世界じゃなかったようです。


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