【嘘つき】11のウソの種類・ナゼ人は嘘をつく?その理由と心理


 
人は知らず知らずのうちに嘘をついているかもしれません

0歳でうそ泣きし、1歳で物を隠し、5歳で人をおだてて操るようになる- 「嘘」の研究を続けるパメラ・メイヤー氏が、さまざまな研究データをもとに嘘の科学を紹介。小さなものから大きなものまで、社会にまん延する「嘘」の真実とは?(TEDGlobal 2011より)

 
ウソなんてつかれたくないし、やはり誠実でいたいからウソはつきたくないものです。なぜなら正直でいる事が人と人との信頼につながるから・・・と思っていたのですが、人間はどうも赤ちゃんの時からウソをつくみたいです。
それは人を騙すためだったり、事実をごまかすための重いものから、からかい半分だったり、相手を傷つけないための優しいウソなどもあります。

でも共通しているのは騙された事を知った時のショックや怒りです。内容次第ではそれ以降も信じられなくなり、関係性にヒビが入る事もあります。その反面、ウソをつくことで人間関係が円満になったり、交渉で有利に運ぶ事もあるのです。

できるなら有害な嘘には巻き込まれたくないですし、優しいウソなら上手に使えるようになりたいもの。こちらではウソにはどのような種類があるのかご紹介します。
 

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【嘘の種類】11のウソの種類・ナゼ人は嘘をつく?その理由と心理

 

 
うそをつく理由は、大きく7つに分類されます。
 

(1)思いやり…相手のためを思ってつくうそ
本当のことを知って、その人を傷つけたくない。例えば病気や死別などで現状よりヒドイ時など相手が真実を受け止めきれないであろうとの考え。ただし相手が真実を知ったときに感謝・激情のどちらになるかは定かではない
  
(2)その場逃れのうそ
責任回避や、叱られたくない、めんどくさい、恐怖、恐れなどこの場から開放されたい逃避・ごまかしの手段言い訳、口実、正当化
主に自分側に非があることを隠すためのウソ、非はなくとも上下関係や圧迫関係において下のものが逃げるための被害から逃れるためもある
  
(3)無自覚・勘違い…本人にウソの自覚がないウソ
本人が自分が正しいと思い込んでいる場合のウソで自覚がないので問い詰めても嘘をついている自覚がない。
本人が勘違い・思い込みから出たウソ。
何かあっても「別に」と言いたくない意固地な気持からのウソ。完全に瞑想・妄想など架空の思想を思い込むウソやでしまった場合のウソなどもあります。
演技性人格障害者や境界性人格障害者など病的なウソ(虚言癖)もあるので注意。
  
(4)約束破り…結果としてうそ
約束を破ると言うウソ。今年は「●●をする」との断言が結果としてその成果が出なければウソになります。願望や目標有り気で本人も結果を望んでいたケースは悪気はないと言えます。
ただし株や投資などの「これから上がるの間違いなし」などの希望をもたせておきながら結果下落しウソとなった場合もコレにあたり「誰も予想できないですから」というウソもあるので要注意
  
(5)引っ掛け…楽しさからくるうそ
冗談の延長でその場での軽いウソを「うそだよ~」とすぐにばらし、騙されたほうもお互いに笑い会えるなら楽しさから来るウソ。
ただしウソをつくほうが一方的に楽しい、いつまでもウソであることを明かさないのはイジワルやイジメにあたる。
  
(6)能力・経歴…自分を良く見せるウソ
自己紹介、自己アピールなどで見栄や虚栄心などから、真実よりも「話を盛る」という類です。自信がない、見栄を張りたい、優位性の協調をしたいなど。ただしバレやすく、本人のみが気がついていない。男性に多い。
 

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(7)甘え…社交辞令、お世辞
人間関係や社会生活を円滑にしたいが為のウソ。建前も含まれる。社交的な関係で用いられる事が多く、男性は友人関係ではあまり出ないが女性は乱用する。社会人生活していると仕事で用いる人もいる。
  
(8)合理化…真実をあえてかいつまんで話すウソ
伝える側が真実をオブラートに包んだり、真実をかいつまんで話すなど問題に介入させない、興味を持たせない、関わらせないためのウソ
  
(9)利害…悪意のあるうそ
相手を落とし入れたい、利用したい、傷つけたいなど自己の利益から出る悪意のあるウソ。不正事実の隠蔽、悪徳商法や詐欺など犯罪にまつわる事も多い。
  
(10)隠蔽…罪を隠すためのウソ
罪を隠すためのウソ。ウソを隠すために更なるウソをつく。または黙秘で真実を語らないなど。ごまかしの気持。
  
(11)プロパカンダ…グレーゾーンのウソ
ある一面からは真実だがもう一面から見るとウソ
利益追求者や利益集団が「全米ヒットNO.1映画」「オリコンチャート登場1位」「いま若者に一番人気の●●」など真実かどうか厳密に調べると厳密には真実ではないウソ。情報発信を鵜呑みにするターゲットを狙う情報操作の一環。特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持ったウソ。
  

  
以上の内容からすると、ウソとは日常から非日常のもの。思いやりから悪意まで生活の中にはウソが氾濫しています。愛や笑いのあるウソなら良いのですが騙す目的など利益を求めるためにつかれるウソにはくれぐれも注意しましょう。

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