【読書感想文】子供が本嫌いになる深刻な6つの理由と読書好きにする6つの方法


「うちの子は本読まなくて…」

夏休みになると一番めんどくさい子供の宿題に「読書感想文」があります。
そもそも「国語を教える」というのが親としてはいちばん難しい教科なのですが、文字や本に対する抵抗感など何かしらの理由で本キライになってしまうと「読書感想文」なんてとても完成させることは出来ません。

そこでこちらでは
————————————————————
【読書感想文】子供が本嫌いになる深刻な6つの理由
【読書感想文】子供を読書好きにする6つの方法

————————————————————

Sponsored Link

【読書感想文】子供が本嫌いになる深刻な6つの理由


自発的な学習意欲に水を差すような言葉をかけない!
 

1.親の教育的下心…子供にいちいち物語の質問をする

例えば「泣いた赤鬼」を読んだ子供に「どうして赤鬼は泣いたんだろうね?」と子供にいちいち質問するなどすると子供はウンザリします。

最初は物語を純粋に楽しみ、余韻に浸っていたのに
国語のような答えの曖昧な問題に答えるのは子供でもストレスです。
「本を読む勉強させられる」と経過して本キライになります。

  
2.本でしつけと道徳的指導しようとするのが透けて見える

こどもの本には「教訓」や「道徳」的な意味があるものが多くあります。
親なら「読むならマンガより、この子のためになる本」を読ませたいと思うものですが、自我が身についてくるとより説教臭い、倫理的に正しい内容の本を読むと「それが正しいのはわかるけど、自分の日頃の行いを責められているような自己否定されるようなイヤな気分」になります。
極端に言うと、信仰心もないのに宗教本を押し付けられるようなものです。
  

3.面白くなくて集中力が続かない

小学生低学年の集中力はおよそ15~20分
小学生高学年はおよそ30~40分

と、言われています。
TVアニメなどは15分で1話になっていますし、学校の授業では15分おきに変化をつけた授業をしているのです。
親が本を読んであげても、自分で読むのも15分以上たつと苦痛を感じてくるようになりますので「無理強いはしない」か「本に興味や夢を持たせる」事が大切です。

4.読み聞かせが大げさで、頭に入ってこない

大人だって、身振り手振りが大げさだったり、突拍子もないファッションの人がなにかスピーチしても「そっちが気になって話が頭に入ってこない」という事あるものです。
子供も同じでお母さんが情感たっぷりに物語を読んであげても、話よりお母さんに注目して内容が入ってきません。
読み聞かせしてあげる親子のコミュニケーションは大切なのですが、過剰な演出は不要です。

5.本がキライになる深刻な理由①

【失読症】~ディスレクシア
学習障害のひとつで、会話能力に問題はなく、目にも問題がないにもかかわらず、文字の読み書きや文章を読むのに困難を抱える読字障害。脳が言語を処理できない症状のこと。
勉強全体が出来ない訳ではないのに「文字を読むことに困難がある障害」の事です。バカではないけど、学校では教科書を理解するのが困難になりますので本人は大変なコンプレックスをいだくこともあり専門機関で相談をする案件です。トム・クルーズ(俳優)、ジェニファー・アニストン(女優)、スティーブン・スピルバーグ(映画監督)もデスレクシアです。

【子どもの専門機関】
・保健センター
・子育て支援センター
・児童発達支援事業所

 
ですが場合により一気に問題解決できる場合もあります
・文字フォントを変えるなど→「UDデジタル教科書体」など
教科書に使われている文字を判別できない子がいます。
ところが、文字を大きく分かりやすい字体(UDデジタル教科書体など)にしたり、読む範囲以外の上下左右を隠したりすることで、うそのように読めるようになる子もいます。
他にも、拡大コピー、蛍光ペン印をつけるなどちょっとしたことで読めるようになる子もいます。
・文字を音声化する
耳からの情報は理解できることが多いため、耳で聞きながら教科書を見なることで、文字と音と意味が繋がり理解できる可能性がひろがります。
・ふりがなやスラッシュを振る
漢字の理解度が低い場合はふりがな(ルビ)を振る。
文章のひとまとまりが理解できないなら、「スラッシュ」(/)を引く
大人がひらがなだらけの子供の本を読むのはなかなか苦痛で、それと同様の感覚だと思われます。
・ 色つきメガネや下敷きを使う
背景が白である文字よりも、青や緑など色がついていた方が見やすいという子もいます。
暗記用の色付きファイルなど重ねてみて読みやすさが上がるという子もいます。

6.本がキライになる深刻な理由②

感情がマヒしている
これは最も深刻なケースで、なんらかの理由により感情や情緒がマヒしてしまうと読書嫌いどころか脳の一部が委縮し、全体的な学習障害や歪んだ言動など感情のコントロールが出来なくなるケースもあります。
感情がマヒする原因には様々な暴力が影響しています。

・親の夫婦ゲンカをよく見ていた
・家庭内DVなどで暴力を振るわれている
・しつけの度を越えた日常的な叱りつけや暴言をはかれる
・イジメ被害にあっている
・無視をされる など

 
日常的に心が暴力に接すると、脳の海馬や扁桃体に異常を来し、怒りや不安を感じやすくなる上、視覚野の一部も萎縮。記憶力や学習能力が低下してしまうといいます。子供は心が硬直した状態では物語の世界観に好奇心を持つどころか、情緒ある表現の主人公の気持など理解できるわけがありません。
次第に感情のコントロールが出来なくなると暴力性が露呈してくることもありますが、「自分の暴力性は今まで経験したもの煮比べたら大したことがない」と考えるようになります。この状態になると、生活を改めても子供の傷ついた心は専門家の力も借りないと回復するのは難しくなります。

DV被害を受けた子供の心のケアとは…
・身体と精神に安心感が得られる環境
・生活リズムの予測のつく環境
・暴力を振るわない親との絆の回復
・大人に対する心配からの解放

ここまでくると、「本がキライ」レベル以上の問題ですが「日常的な度を超えたしつけ」でも起こりえうる事です。

Sponsored Link

【読書感想文】子供を読書好きにする方法

子供の成績の良い親は、元が頭が良い以外の勉強好きになるコツを捉えている共通点があります。

1.本好きにするタイミングを逃さない

① 乳児期 … 0~1歳    ⇒ 重要度 5% 
② 幼児期 … 2~6歳    ⇒ 重要度20% 
③ 低学年 … 小学1・2年生 ⇒ 重要度80% 
④ 中学年 … 小学3・4年生 ⇒ 重要度70%
⑤ 高学年 … 小学5・6年生 ⇒ 重要度10%(※注)

参照 KEC個別指導メビウス 

小学校入学から高学年まで(③④)は、ゴールデンタイムです。子供を本好きに育てたいのなら、この時期に親から子供に本好きになるアプローチをかける重要な時期です。

2.親が本を読む姿を見せる


子供が人生で初めに影響を受ける大人は親です。親が本を読んでいる家庭環境は自然と子供も影響を受け「本を読むのが当たり前」と刷り込みやすくなります。子供は親の背中を見て育つのはいつの時代も同じです。

・子供が親の真似をして読書する、
・親の“本=楽しい”という認識を刷り込む
・ヒマなので本を読む以外やることがない環境を作る(TVをあまり見ない)
・親がお風呂の中や電車で本を読むなど

 
同じ読書でも「お風呂の中で本を読む」「電車で本を読む」なんて、おとなっぽいし面白い事をしているみたいで子供もやってみたいと思います。トイレの中はあまりオススメしませんが。

3.子供専用の本棚を作る

・子供好みのかわいい・カッコイイ本棚を作る(お気に入りのおもちゃがあるなど)
・可愛い表紙、楽しい表紙が見えるように並べる
・勉強用本棚とは別に、教科書以外の本棚にする。

 
教えるのがうまい親の意外な共通点
成績の良い子には共通点があります。それは親が子どもをうまく導いているという点です。子どもをうまく導く方法、上手な教え方とはどのようなものかをお伝えします。

4.本屋や図書館を好きにさせる

子供を本好きにさせるには、好きなジャンルの本を見つける事が必要です。その為には図書館に連れて行き好きな本に出会うきっかけ作りをしなければいけません。

「本好きにさせるために図書館に連れて行かれる」と思うと子供も嫌がりますから「図書館に行ってからスーパーに行く(お菓子が買ってもらえる)」など図書館に行った後はいいことがあるとオプションをつけるのも良いでしょう。

5.本の内容ではなく読書する事をほめて、伸ばす


子供は、わざとらしいほめ方やおだてられたと気付くと、途端にそれまでの良い行動を止めてしまうこともあります。「自分を操作しようとしている」と肌で感じるからです。
逆に低学年でもその子の尊厳を尊重するほめ方や読書のメリットを伝えると「ふふん、わかってるよ」と一人前になった気持で熱心さが増したりします。読んでいる本がその子の学年よりも子供向けだったとしても、注意しないで読んでいる事をさりげなくほめる事が大切です。

「その本何度も読んでて好きなんだ、内容覚えちゃうかもね」
「いろんな本読むと、成績良くなるんだって」
「やっぱり親子ね、お母さんも本読むの好きだから同じね」

 
もし読書をするようになってから、本当に成績向上など変化があれば「やっぱり本読むようになったからだね」と成功体験としてほめてあげましょう。

6.親子に信頼関係がある

冒頭にもある通り、子供の人生の初めてのお手本は親です。
親がやっている事は、マネをしたくなくても「こういうものだ」と自然と同じことを当たり前にやるようになっていきます。
そこには親との生活に愛着を感じているから、ごく自然なことなのです。

ですが、親子の関係が稀薄だと「親」という名の遠い存在になってマネをする以前の問題となります。
普通に会話がある安定した家庭環境であることは子供が読書好きになる基本的な条件です。


Sponsored Link


関連記事と広告


関連記事


サブコンテンツ