【日焼け】アスファルト照り返しが原因!?本当に怖い近赤外線日焼けとは?
夏、気になるのは日焼けです
夏に外に出かけると、日焼け止めを塗っても日傘をさしても防ぎきれない紫外線があります。
それはアスファルトからの照り返しです。
「日焼け止めは塗っているけど、やっぱり焼ける」紫外線対策はバッチリしているつもりだから、これ以上なにをしたらいいのだろう?諦めるしかないの?という方にはさらにショックな真実が・・・
実は真夏の日焼けの原因、紫外線やアスファルトの照り返しだけじゃなく、意識していなかった敵がいたのです
■こちらでは
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【日焼け】アスファルトの照り返しで日焼けする?
【日焼け】赤外線で老化する?肌への影響とは?
【赤外線】紫外線と近赤外線うっかり日焼けの対策とは
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をご紹介します。
【日焼け】アスファルトの照り返しで日焼けする?
真夏の街の中に出てくると、アスファルトから熱気が立ちあがってきているかのようにも感じます。
「こんなに暑ければやはり照り返しは避ける事は無理なのかしら?」と思いがちですが実は気象庁のデータでは、アスファルトの紫外線の反射率は10%と言われます。
しかも路面状況では真夏のアスファルトより冬の雪の積もった道路の方が反射率は大きいのです。
砂浜:10~25%
水面:10~20%
草地・土:10%以下
道路工事の人曰く「アスファルトより明るい色のコンクリートの方が紫外線が反射されて焼ける」そうです。ただしこれは「紫外線」でのデータの話になります。
なんと地表に届く太陽光のうち、約50%を占めているのが赤外線で紫外線(UV‐A,B,C)は地表に届く太陽光の10%しかないのです。そしてその赤外線こそが紫外線よりも強く肌の老化を引き起こす原因になることが明らかになったのです。
【日焼け】赤外線で老化する?肌への影響とは?
赤外線とは・・暖房器具や治療器具、調理器、リモコン、PCモニター、テレビなど身近なところからも発生されています。赤外線を浴びる事で人間は体が温かくなったり、血行が良くなったりします。
赤外線は、波長が長い順に近赤外線・中赤外線・遠赤外線とあり波長の長い近赤外線が紫外線より深い肌の筋肉組織まで影響を与えているのです。
・肌の糖化作用(肌の黄ぐすみ、シミ、シワ、たるみの原因)
・紫外線の5倍量降り注いでいる
・紫外線に比べるとそのエネルギーが弱い
・近赤外線の肌影響はUVA同様、数年~数十年単位の時間
・近赤外線を浴びた場合も肌の中で活性酸素が作られる
では紫外線対策のケアは無駄な努力だったの?
そうではありません。赤外線と紫外線の肌へのダメージの強さは同じではありません。
・赤外線~波長が長く肌の奥深くまで入り込んでしまうが、エネルギーが少ないためDNAに与えるダメージは少ない
つまり
紫外線はすぐに影響が出やすいので防御も対策も練りやすい。近赤外線はその場ではダメージはさほど大きくない。ただし将来にわたりジワジワと肌の奥深くに入りコラーゲンにまで作用し蓄積されたダメージが確実に肌を老化させるものなのです。
「年を取ればみんな一緒ね」ではなく近赤外線対策をしていたかどうかで将来の自分の肌や老化具合が決まるという事になります。ですが「近赤外線対策」なんてここ数年で言われ始めた事。もうこのままおばあちゃんになるしかないのでしょうか?なにか打つ手はないのでしょうか?
【赤外線】紫外線と近赤外線うっかり日焼けの対策とは
1万円越えの近赤外線対応日焼け止め、売り切れ続出したもののどこまで効果があるのかは不明
紫外線と近赤外線対策・現時点でできる事は何か?というと・・
・日焼け止め対策をする
長時間、太陽光を浴びない(日焼け止め、サングラス、長袖、帽子、日傘など)物理的に防ぐ
近赤外線専用の日焼け止め(インターネットで探すとでてきます)
・曇りの日でも日焼け対策
薄曇りで80%以上、曇り60%、雨30%の紫外線が地上に降り注いでいます
・日焼け止めの塗り忘れ
顔で言うと鼻の穴のある部分や、下アゴから首にかけてが塗り忘れしやすい場所です。
・赤外線の肌対策をする
抗酸化力の強い食べ物で体の中から肌のダメージを回復
ビタミンCや、オリーブオイルなど質のよいオイル
・抗酸化対策できる成分の化粧品を使う
ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビルMgなど)
フラーレン
白金ナノコロイド
プラセンタエキス
還元型コエンザイムQ10
アスタキサンチン など
人間の体には本来、近赤外線を予防する機能が備わっています。それは体毛や髪の毛です。髪の毛のケラチンは近赤外線を予防する効果があります。
また嫌な顔のテカリの元「皮脂」にも近赤外線を予防する効果があります。太陽の光を浴びると汗や皮脂が出て恥ずかしいですが、それが近赤外線から肌を守ってくれていたのです。
脱毛やパーマ、カラーで清潔感やおしゃれを目指しますし、洗顔やあぶら取り紙でテカリを押さえる努力をしますが、人間の体には不要なものはないのかもしれないですね。