【日焼け止め】農家の日焼け対策・紫外線を通しにくい服の色や素材
美意識の高い方なら日焼け対策を年間通して欠かさない方もいる昨今、日焼け止めや日傘でしっかり対策しているにもかかわらず「なんとなくうっすら日焼けしているように感じる」という方もおられるかもしれません。
日焼け止めは塗りなおさなければならないという手間がかかるものですが、なかなかそのタイミングをつかみにくかったりするものです。
ですが盲点が一つ!洋服で日焼け対策を忘れていないか?ということです。
真夏の炎天下、直射日光にさらされる農家の方はもちろん日焼けしている方もいますが、服装から紫外線対策をはじめています。美容の観点からだけではなく実は切実に「紫外線対策」しなければならない理由があるからなのです。
こちらでは
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【日焼け止め】農家の人が日焼け対策をする理由
【日焼け止め】紫外線を通しにくい服の色や素材
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をご紹介します。
【日焼け止め】農家の人が日焼け対策をする理由
管理人の義母も実はおばあちゃん農家で一人細々農作業をする人なのですが、なにせかなりの田舎の高齢者ですので美容目的で日焼け対策をしているのではないのです。
なぜかというと・・・紫外線に当たるとすごく疲れるのです。
夏場は日の出前の早朝しか作業はしませんが、真夏の高温は容赦なく体力を奪います。紫外線に当たると疲労物質がたまり、体力消耗、熱中症など日焼け以前に危険な状態になりやすくなるのです。そこで農家の人は極力紫外線に肌をさらさずに、涼しい服装で作業効率よく過ごせるファッションが今のスタイルなのです。
ポイントとしては
・帽子(ガーデニングハット)で頭から首まで紫外線から防備
・首はタオルでガード
・上半身長袖のブラウス
・下半身綿の長いパンツ
・通気性の良い靴
・ゆび靴下、足袋
・手首、足首のカバー
・サングラス、日焼け止め
特に目から入る紫外線の体への影響は大きく、夕方には目が痛くなるとか乾燥するとかもあり、義母は職業病か?紫外線による白内障を患っていました。意外とお昼よりもサングラスの隙間から紫外線が入る時間(夕方など)の方が目に紫外線を浴びている可能性が高いので、目元は横や下からの紫外線にも要注意です。
【日焼け止め】紫外線を通しにくい服の色や素材
紫外線対策、手袋やストール、カーディガンなどタウン着使用のアイテムも沢山売っていますが、やはり暑いのでそれらを着続けるのは実は根性がいることのような気がします。いくら日焼け止めのCMで「今年は焼かない!」なんてビキニ美女がほざいてもなんとなくウガってしまいたくなる方はやはりお洋服でも紫外線対策をしたほうが安心です。
【洋服の色】
・黒か黒に近い濃い色の布・・・約90%のUVをカットし濃い色自体が光を吸収するといわれています。もちろん紫外線カット加工などと付いてたら安心です。黒ばかりではなく「濃い色」ですから赤や紺、茶、グリーンなど黒以外の色でも明るい色よりは効果が期待できそうです。
・明るい色・・・白やパステルカラーでもUVカット加工してあれば「それなり」な効果あります
【洋服の素材】
濃い色で目の詰まった織り方の生地の方が紫外線を通しにくいのは確かで、UVカット加工でもレース地やシースルーだと紫外線カットの期待は薄いと思うほうが良さそうです。
ポリエステル・・・結構効果が高い。コットンとの混紡でもそれなりに効果があるから、夏はそちらがおすすめ
シルク・・・ある程度は吸収すると思いますけど、過信は禁物
他にはビニロン、カーボン、セラミック、ウールなど。ポリエステルやウールは特殊な加工をしなくても、有害なUV-Bを90%以上もカットすることができます。
逆に紫外線を通しやすい生地は綿やナイロン、レーヨンでこの場合は生地が厚めの衣類を選んだほうが良さそうです。
赤ちゃんや肌の弱い方は日焼け止めを塗ることに躊躇してしまうものです。ですが強すぎる日光にさらされる影響を考えるとやはりなにか対策をとりたいもの。あんまり余計なものは塗らないで紫外線対策をするなら長袖の衣類や帽子、日傘が良さそうです。
「去年買った紫外線カットのストールあるから大丈夫」なんていうのはNGです。
実は紫外線吸収剤は、繊維製造時に「練り込む方法」と衣料となった「製品や生地に付着させる方法」があります。「練りこむ方法」はその効果は半永久的なのですが、「付着させる方法」の衣類は洗濯によって効果が減っていくのでそのような衣類は1年で効果は消えると考えたほうが良さそうです。
涼感か美肌か?紫外線が一番気になる真夏に長袖は厳しいですが、衣類+日焼け止め+日傘など工夫して乗り切りましょう。