【熱中症対策】夜間のエアコン・扇風機の使い方
「熱中症にご注意を」
猛暑が続くと毎日のようにTVやラジオなどでアナウンスされています。
管理人も毎年のように熱中症ぎみもしくは熱中症になってしまいます。
原因はエアコンをうっかり消してしまう
という基本的なミスから熱中症にかかることが多いのですが、高齢者や女性など「熱中症はこわいけどエアコン苦手なのよ」という人結構いると思います(管理人もエアコン嫌い)
「夜は涼しくなるからエアコンタイマーで切っても大丈夫でしょ」というのは大間違い!!夜間の熱中症も要注意なのです。
こちらでは
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【熱中症】夜間にエアコンを止めてはいけない理由
【熱中症】夜間のエアコン・扇風機の使い方
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【熱中症】夜間にエアコンを止めてはいけない理由
寝るギリギリまでエアコンをつけていて「コレだけ涼しければ朝まで大丈夫でしょ」と思うのが大間違いです。
7・8月の最高気温と熱中症死亡者数(平成26・27年)
参照:東京都観察医務院
このグラフで共通しているのは
・例年圧倒的に室内で熱中症になる
・例年7月は昼間の死病率が高い
・例年8月は夜間の死亡率が高い
7月はまだ夏の始まりなので「油断から来る熱中症」なのかもしれませんが、8月は「暑さになれての油断から来る熱中症」と考えられます。
熱中症にかかりやすい年代はというと
65歳以上50%
18~64 36%
7-17歳 13%
1歳未満 1%
という状況です。「まだ大丈夫」我慢強い人がエアコンを使わず熱中症になり勝ちです。高齢者の人は筋力不足や持病などで暑さを感じにくくなっていますので余計に熱中症になりやすくなっています。
例えば・・・
就寝後1時間でエアコンが切れる設定:温度27度
↓
家やマンションが昼間にあびた熱を室内に向かって放射:温度30度まで上昇
と夜間は外気は低くなっていても、室内は涼しくなるどころか、上昇するのです。
管理人は7月に昼間ヒョウが降ったので「今夜は涼しくなるんじゃない?」とエアコンを止めて寝てしまい、朝は熱中症で目を覚ましリバース _| ̄|○、;’.・ オェェェェェ
夏は昼間雨が降っていても気温が他の季節より高いのは変わりありませんので、油断大敵です。
また湿度も熱中症の大きな原因です。湿度が高いと汗をかいても蒸発しにくくなり気化熱がおきず体温は下がらなくなるのです。そうなると気温28度なら湿度は50%以上になると危険区域に入ります。
50%を超えると・・・
熱中症が起きやすい環境とは「温度と湿度」が関係しています。熱中症にかかりやすい気温は32度ですが、エアコン嫌いなどで油断して熱中症になりやすい気温は29度~31度と言われているのです。
【熱中症】夜間のエアコン・扇風機の上手な使い方
夜間のエアコン・扇風機の使い方
エアコンが嫌いでも、夏場は止めてはいけません。高齢者の方は持病などにより夏でもコタツに入る人もいるようですが、厚着をしてでもエアコンはかけなければいけません。
・エアコンは28度設定を目安で朝まで切らない
・冷風を直当てしない
・扇風機は回し続けて室温を管理
・湿度のコントロール(梅雨時から湿度を50%をめざす)
・湿度計・温度計は部屋にあったほうが良い
効率よくエアコンを使うには?
・昼間外出時はカーテンを閉めておく
カーテンを閉めておくだけで、多少室内の温度が上がりにくくなり、室内の温度が多少上がりにくくなります。
・帰宅したらまずは部屋の空気の入れ替え
エアコンをつけていない部屋に入ると『むわん』とした熱気ですぐにエアコンをつけますが、まずは先に窓を開けて換気することで、室内にこもった熱気を追い出すのがオススメです。節電にもなり、早くエアコンが効いてきます。
・エアコンの温度ムラを扇風機でかきまぜる
扇風機はエアコンの風下側に置く
扇風機の風を天井に向けてかけると、冷気の気流となり室内全体が涼しくなる
・エアコンフィルターは2週間に1度掃除する
・エアコンの室外機も掃除機で吸うと効率が良くなる
エアコンは命を守る電化製品