チョコレート【ホワイト・ミルク・ブ ラ ック 】違いと合うレシピとは?

チョコレートと言えば、一般的に口にするのが多いのが店頭でも目立つミルクチョコレートになると思います。ですが良く見るとホワイトチョコレートもあればブラックチョコレートもあります。それぞれ味も違いますから、合うお菓子のレシピも違ってきます。

そこでこちらでは

ホワイト・ミルク・ブラックチョコレートの違い、種類とは?
チョコレート別の合うお菓子のレシピとは?
チョコレートに合う飲み物や料理は?

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ホワイト・ミルク・ブラックチョコレートの違い、種類とは?

どんなチョコレートも原料になるのはカカオです。あんなに甘いのに?果実、フルーツなのです。そんなカカオの白い実(中は紫)はライチの食感とパッションフルーツの甘み・酸味がある「パルプ」という美味しい果物でその種こそチョコレートの基となるカカオ豆です。

基本のチョコレートの作り方

【材料】
カカオ豆(お好みの品種、原産地で味が異なります)
砂糖、その他
1、カカオ豆を発酵・乾燥します。
2、カカオ豆をローストします。
3、ローストしたカカオ豆をすりつぶしてペーストし(カカオマス)にし更にカカオマスから(カカオバター)を搾り取ります。
※カカオマス・・・色・風味の基
※カカオバター・・・口どけの基
4、カカオ分が何%のチョコレートにするかお好みでカカオマスとカカオバターの配分量を決めます。
例えば・・・カカオマス20%+カカオバター30%+砂糖・その他材料で=カカオ分50%チョコレート の完成です。

市販のチョコレートもそうですが、食品の【原材料名】は一番最初に記載された順から配合量が多い材料になります。そうです、チョコレートが甘いのはお砂糖のおかげです。カカオそのものは苦いのです。

そしてチョコレートの種類とは?

ブラックチョコレート・・・カカオマス+カカオバター+砂糖・その他
ミルク(乳製品)が入らない、カカオマスが40~60%のチョコレートのこと
呼び名は違いますが「ビターチョコレート」「スイートチョコレート」「プレーンチョコレート」もこのチョコレートの事です。

ミルクチョコレート・・・カカオマス+カカオバター+糖分+乳成分(ミルク)+砂糖・その他
「クリームチョコレート」もこの仲間です。

ホワイトチョコレート・・・カカオバター+糖分+乳成分+砂糖・その他
色と風味のカカオマスがないので色は白ですがちゃんとカカオから出来ている歴としたチョコレートです。

他にも「生チョコ」「フレーバーチョコレート」「クーベルチュールチョコレート」というのもあり「クーベルチュール?なんか高級そう!」と思いきや実は日頃もう口にしている事もあるのです。

生チョコレート・・・チョコレート生地+生クリーム・洋酒などを加える。
水分が多いので賞味期限が短いが食感が柔らかく洋酒の香りなども楽しめます。他「ガナッシュ」とも呼ばれます。

フレーバーチョコレート・・・おもにホワイトチョコレートにカカオ以外の素材や香料式をを加えたもので色や風味を出しやすい

クーベルチュールチョコレート・・・「カカオ分35%以上、カカオバター31%以上そしてカカオバター以外の代用油脂は5%」という国際基準をクリアしたカカオ本来の味を楽しめるチョコレートなのです。製菓用チョコレートとして使用されています。
実は一般のチョコレートはカカオバター以外の油脂を添加するなど様々な配合がされており、カカオ本来の味は出し切れていないというのが現実なのです(ガーン;)

なんだががっかりの現実を知ってしまった感じもしますが「じゃあ、バレンタインはクーベルチョコレートで行くわよ!」という方もいれば「敷居が高くなった;」という方もいるでしょう。もちろんブラックもミルクもホワイトも美味しいチョコレートです。各チョコレートの個性に合うレシピのお菓子や料理を作れば誰でも大満足です。

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チョコレート別の合うお菓子のレシピとは?

ガトーショコラ・・・「ブラック」
風味やチョコレートそのモノの美味しさを楽しめる。カカオ分60~70%がおすすめ
生チョコレート(ガナッシュ)・・・「ブラック」
口どけの良いタイプがおすすめ

チョコバー・・・「ブラック・ホワイト・フレーバーチョコレート」
酸味控えめチョコレートがおすすめ

ボンボンショコラ・・・「ブラック・ミルク」
なめらか(口どけが良い)だと美味しくて作りやすい

ホットチョコレート・・・「ブラック・ホワイト・ミルク」

チョコバナナ・・・「ブラック・ミルク」
バナナの甘さを際立たせたいならビターよりの方が大人の味

チョコレートシロップ・・・「ブラック」
お菓子だけじゃなく料理にも使えるチョコレートシロップ。無糖のココアやあまり甘くないブラックチョコレートに生クリームやバニラエッセンス・ラム酒、場合により赤唐辛子を少々入れて作ります。(ココアの場合はお好みでガムシロップを)
・コロッケ
・カツカレー
・鶏肉チョコレート煮込み
・ハンバーグソース
・角煮
・酢豚


世界的パティシエ、ピエール・マルコリーニ曰く「おすすめのチョコレートの食べ方は?」では 「チョコトースト」と回答。トーストにバターを塗り、刻んだチョコレートを振りかけ、もう一度軽くトースト

あれっ?皆バレンタインに向けて頑張ってるんですけどっ?・・・まぁまぁ「ただし純度の高い高級ショコラティエのチョコに限る」のかもしれませんし;
と言う訳で、チョコレートの「ちょいたし」でチョコレートを使うと料理にコクが生まれます。

チョコレートに合う飲み物は?

「チーズとワインのマリアージュ(結婚)」とは良く言ったもので相性ピッタリの組み合わせの事ですが、もちろんチョコレートにも相性ピッタリの飲み物もあります。

・水…ピエール・マルコリーニ氏曰く「チョコに合うのは水か緑茶」だそうです。
・コーヒー(ブラック・エスプレッソ)
・紅茶・・・チョコレートフレーバーな紅茶なら更に良いでしょう。
・抹茶・・・渋い苦さと香りがぴったり
・赤ワイン・・・ダークチョコレートと
・黒ビール・・・黒ビールの濃さが合う
・ブランデー・ウィスキー…大人っぽい!
・吟醸酒・・・両党のツワモノにはイケる
・牛乳…(笑)安心して飲める定番ですね

・・・うーん何が合うというより、何でも合うというのが正解のようです。それだけチョコレートは寛容なお菓子ということでしょう。バレンタインやクリスマス、疲れた時など「甘いもの欲しい」時にはつい手が伸びるチョコレート。

映画フォレストがんPRIDE(プライド)の有名なセリフで「人生とはチョコレートの箱のようなもんだ。何が手に入るか、わからない」というのがあります。チョコレートの箱以前にチョコレートの中身も何が出てくるかわからないけど、意外と成功するかもしれない期待を込めて手作りチョコレートを作るというのはいかがでしょうか?

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