【ソースの違い】ウスター・中濃・とんかつ・お好みソースに合う料理と活用法
ソースと言えばウスター・中濃・とんかつ・お好み・たこ焼き・焼きそばなど何種類かありますが、正直トロみのあるなし以外でどう違うのかがわかりにくい調味料です。
それに「揚げ物にはソース」だけど、ソレ以外はソース使う事ないという方も多いかもしれません。
実はソースは「麺つゆ」的に色んな料理に使う事で、簡単に味が決まりレパートリーを増やすことのできるお助け調味料なのです。
こちらでは
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ウスターソースの特徴とウスターに合う料理
中濃ソースの特徴と中濃ソースに合う料理
とんかつ濃厚ソースの特徴と合う料理
お好み焼ソースの特徴と合う料理
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ウスターソースの特徴とウスターに合う料理
ウスターソースと言えば、フライにかけたりソース焼きそばなど「かける以外」の使い道がわかりにくい、なかなか減らない使いきれない調味料かもしれません。
ところが、ウスターソースは使い慣れる“かける”だけではもったいない! ウスターソースは、旨みが凝縮された万能調味料なのです。
ウスターソース特徴
・野菜、果実の旨味とスパイシーな味わい
・さらっとしている
・フライにかければさっぱりと食べられます
・料理の味付けが一発で決まる
・料理の臭み消しになる
・料理の香りが良くなる
・食材がやわらかくなる
・少量でも味が付く
・塩や醤油より塩分は控えめ(減塩しょうゆと同等くらいの食塩相当量)
■ウスターソースで美味しくなる料理
〔炒め物〕
・ウスターソースやきそば
・野菜炒め
牛肉の炒め物
・ホウレン草のウスターソテー
〔煮物〕
・鶏手羽と卵のウスターソース煮
・レバーのウスターソース煮
・味付け卵
〔料理のソース〕
・ナポリタンスパゲティのソース(ウスター+ケチャップ)
・ハッシュドビーフのソース
・ポークチャップ
・キーマカレー
・パスタサラダ
〔蒸し料理〕
・チキンの蒸し料理
〔ウスターソース+オリーブオイルでソース〕
・カルパッチョ
・冷ややっこ
・野菜サラダ
ウスターソースは麺つゆ的な感覚で使える万能調味料!料理が簡単に美味しくなります!
中濃ソースの特徴と中濃ソースに合う料理
なんでも使える、ソースと言えば中濃!というイメージ。
新鮮な野菜がたっぷり、まろやかなおいしさ。ピリッとしたウスターソースと甘いソフトなとんかつソースの二つの持ち味を生かした「中間程度のトロミ」があることから「中濃ソース」と呼ばれる所以です。フライにかけても隠し味にも使える万能ソース。関東より北の地域のほうが人気がある。
中濃ソースの特徴
・野菜、果実の旨味にスパイシーさとマイルドさを兼ね備えている。
・ややとろみがある
・揚げ物にかけたり料理の隠し味にも使用しやすい。
・千切りキャベツにもよく合う
・ノンオイル、食品化合物無添加(着色料・化学調味料・増粘剤・甘味料)でヘルシー
■中濃ソースで美味しくなる料理
〔炒める〕
・ソース生姜焼き
・秋刀魚のソース蒲焼
・りんごとバナナのキャラメリゼ
・焼き玉ねぎ
・カボチャのソースカラメル
〔煮る〕
・れんこんの甘辛照り
〔かけるだけ〕
・アイスクリームのキャラメリゼ中濃ソースかけ
とんかつ濃厚ソースの特徴と合う料理
濃厚な味わいで果実をふんだんに使った甘みと、繊維質が多くしっかりしたとろみ、スパイシーさを抑えたソフトな味わいが特徴。中濃ソースよりも、粘土が強く「濃厚ソース」と定義されます。甘みがあるので子供でも食べやすい。
とんかつ濃厚ソースの特徴
・野菜・果実の旨味が濃厚な味わい
・油っぽい料理(とんかつやお好み焼等)に負けない濃い味
・やや甘い
■とんかつソースで美味しくなる料理
〔煮物〕
・肉じゃが
・キーマカレー
〔炒め物〕
・れんこんのきんぴら
お好み焼ソースの特徴と合う料理
日本農林規格(JAS)において、お好みソースはウスターソース類は、とろみ具合などの違いから、ウスター、中濃、濃厚の3種類に分かれ、お好みソースは濃厚ソースに属します。
お好み焼に塗りやすい適度なトロミで、ほどよい酸味と甘さが特徴のお好み焼専用ソース。たっぷりかけてもソース類の中でも塩分量が少なくノンオイル
お好みソースの特徴
・コクのある甘さ
・とろみが強く油っぽい料理に合う
■お好みソースで美味しくなる料理
〔煮込み料理〕
・トマトすき焼き
〔炒め料理〕
・もやし炒め
ソースの違いとは大きく分けると「トロミ、辛さ、甘さ」の違いになります。
トロミ(多)←濃厚ソース…中濃ソース…ウスターソース→トロミ(少)
甘い←濃厚ソース…中濃ソース…ウスターソース→辛味
ソースのトロミは野菜や果実の繊維質から来ていて、これが多いとトロミや甘みを感じられ、多いか少ないかで味もまた変わってきます。
もし本来トロミのあるソースがサラッとなっていたら、原材料に含まれる野菜の繊維等が容器の底にたまっているためと思われます。キャップをきちんと閉めた上で、強めによく振ってからお使いください。