【蚊柱とはなに?】蚊柱ができる理由と庭に蚊柱が出来ないようにする対策
蚊柱(かばしら)
呼んで名のごとく、蚊が大群になって飛んでいる状態のことです。
「蚊が好き」という人でない限り「ウワッ!キモチ悪!」と見つけたらさけるものですが
うっかりぼーっと歩いていたり、自転車で蚊柱に突入してしまったりという経験がある人もけっこういます。
一体あの蚊の軍団、なぜまとまって飛んでるの?
家の庭にできた場合、どうすればいいの?など
こちらでは
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蚊柱とはナニ?蚊柱ができる理由と原因
蚊柱が庭や敷地内に庭に蚊柱が出来ないようにする対策
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蚊柱とはナニ?蚊柱ができる理由と原因
蚊柱とはなに?
ユスリカという羽虫のオスだけの軍団が
フラフラやってきたメスのユスリカとの結婚をめぐる争奪戦を繰り広げている婚活会場なのです。
発生時刻は日没の30分前に発生し日没後にはすぐいなくなります。
強風日などは蚊柱が立ちませんが、22.5℃前後気温の時、発生のピークとなります。
このユスリカ(揺蚊)
人の血は吸いません、吸えないのです。
というか、そもそも蚊とは科が異なる昆虫がユスリカです。
見た目はアカイエカにそっくりですが、
成虫となったユスリカはメスもオスも
「交尾するためだけに生きている」ので
口も消火器も退化して一切食事がとれないので血を吸われることはありません。
(他にガガンボという虫も蚊柱を作ります)
ユスリカの寿命は交尾し産卵するだけの1日~数日。
そう考えると、必死に蚊柱を作って婚活するキモチが
わかるようなわからないような複雑な感情になりますね。
蚊柱が庭や敷地内に庭に蚊柱が出来ないようにする対策
ユスリカは幼虫→成虫として発生します。
幼虫時代の大部分の種は水生で、川、池などほとんどあらゆる淡水域に棲んでいます。
また、生活排水があるところ側溝、用水路、大きな水たまり。
庭に放置されているバケツの水や、雨どいにたまった水など
ちょっとした「水たまり」にも棲んでいるので、羽化した成虫はその近くで
たくさん柱状に集まって飛んでいるのです。
つまり生まれ育ったふるさとからそう遠くない所で蚊柱を作るので
自宅の庭などに蚊柱ができるのは水源があるということです。
・ちょうど人の顔の高さに蚊柱ができる。別名「頭虫」「脳食い虫」
・中にはユスリカアレルギーの人もいる
(ユスリカの死骸を吸ってアレルギーが発症する人もいます)
・ユスリカを捕食するクモも発生する
・夜は光に集まるので家にも入ってくる
蚊柱をできないようにする対策
蚊柱を発生させない為には、家の周りの水源を徹底的に排除することです。
■庭近辺にある水たまりがある
放置した容器(バケツ、古タイヤなどなど)排水溝、池や造作物、植木鉢の受け皿の水など
敷地内にいつもできる水たまりになるくぼみ
■雨どい、側溝にゴミが溜まっている
■庭に「下草」が多い
■庭に「遊具」が放置されている
蚊柱はキモチ悪い
・ユスリカを発生させない為には、自宅敷地周辺の水たまりを完全に除去する
・夏の終わりの夕方にはなるべく外出をさける
・ユスリカの季節は侵入を防ぐために窓を開放しない
またアレルギーの人は、家の掃除でユスリカの死骸を除去することがアレルギーを防ぐために有効な対策です。
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