引越の荷物【買取り】出来るモノ出来ないモノの見分け方とは?
引越しは大変な作業です。
生活用品すべてを梱包し、言わば人生をプチリセットするようなモノですから。それまで押し入れに「しまい込んでいたモノ」や「忘れていたモノ」が出てきて「こんな所にあったのか?!」と驚く事もあります。
しまい込んで忘れていたモノは、実はもう必要のないモノということです。
また引越しなどの新生活において使う事のないそれらのモノは、新たな住居の場所を占有するだけで役に立つ事もありませんので思い切って処分する事も気持ちの切り替えになって良い事です。
そこでこちらでは不用品の処分の仕方として
買取りしてもらえるモノ・できないモノは?
本だけで「10万円の買い取り価格」とは?
自分で売った方が良いモノとは?
をご紹介します。
不用品の買い取り業者はどんな会社があるの?
不用品や引越しの際に不用品を処分する方法は何通りかあります。
2、引越し業者の買い取りサービス・・・買取り出来ないモノも
3、市町村の粗大ゴミで処分・・・粗大ごみシール代(有料)がかかる
4、オークション・フリーマーケット・・・自力で販売
と考えられるのは以上の方法となります。
せっかく買ったモノですから出来たら少しでもお金になればうれしい限りですが
「本当に買い取りしてもらえるかわからない」「足元見て安く買い取られるかも?」「値段がつかないから処分代」と逆に請求される恐れなど、未知の世界だけに少々の不安もあります。
1.料金設定が明確である
不用品回収業者によって料金設定やサービス内容に大きな差があります。
「作業費や人員費、車両費などが必要な業者」
「基本料金にすべて含みの業者」
「定額パックでそれらすべてが含まれている業者」など異なります。
まずは電話やメールで【料金設定を確認】し「無料で見積もりに来てもらえるか?」も聞きましょう。この時の回答が曖昧な案内や料金を伝えない、訪問しないと料金は伝えられないなど、こんなことを言う業者は要注意です!
2.見積もり方法や書面内容
自宅へ不用品回収業者見積もりに来た業者の信頼度をチェック
●不用品の見積もりを行う際にキッチリ計測しているか?
「不用品の容積=立方メートル(3辺の和)」で料金を算出しております。「思ったよりも量が多かったので追加料金をいただきます。」と思いもよらない請求トラブルになりかねません。
見積書などの書面「必ず作業前に業者に確認」~見積書チェックポイント
●回収予定の容積が記載されているか?
容積の記載をせず「トラック×○台など大まかに記載」され積みきれなかった場合「契約はトラック○台だから、それ以上については追加費用が掛かる」などと言い逃れするケースがあります。
3.不用品の取扱い方と適正処理
不用品回収業者には「不用品のリユース・リサイクルを推奨する業者」と「ほとんど廃棄処分してしまう業者」が存在しております。違法業者は家電リサイクル券を使用せず、海外などに不法に輸出しております。
スッキリ市町村に任せると言う手も・・・
大型の家具や家電等では自治体によっては有料戸別回収してくれます。
各市町村の回収センターへ連絡し、コンビニや役所で購入可能なゴミ処理券を収集物へ貼り、外に出しておくと業者が回収してくれます。(自治体の粗大ごみ受付センター持ち込みが可能なケースは割引になる事も事前に電話で確認しましょう)
ゴミ処理券の値段(東京の一部の区)
扇風機、コンロ等の小型家具・家電・・・300円程度
一人掛けソファー、自転車・・・600円程度
シングルベッド・・・900円程度
二人掛けソファーやダブルベッド・・・1,600円程度
自治体による処分費は差ほど高いものでもありませんので、買取り業者が怖いなどの場合は思い切って信用できる自治体にお任せでも良いのかもしれません。最近では自治体も再利用できそうなモノは保管・修理修繕をしてリサイクル品として販売している所もあるようです。
買取りしてもらえるモノ・できないモノは?
買取りしてもらえるモノ・できないモノはその取引業者で「買取りしたモノの転売ルートの有無」になります。そうなると自ずとリサイクルショップの方が買取り出来るモノの幅は広くはなります。
1、信頼できる「買取り業者」そちらで買取りが難しいモノは・・・
↓
2、「リサイクルショップ」など幅広く引き取りをしてくれる業者もしくは専門店
↓
3、自分で売れるモノはフリマ・オークションで販売
市町村の有料ゴミでの処分・廃棄
送料有料で寄付(衣料品)
となります。
とは言え「売りたいモノ」が今現在価値があるのかどうか?が最大のポイントです。
それは「製造されてから何年たっているか?」になります。
買取り業者の自社販売力や売りたいモノにより買取りできる製造年数の長さが違ってきますので【商品製造年数→業者の買い取り年数】で売買成立になります。
買取り出来るモノの目安
製造・購入時期が比較的最近
家電類:製造より長くて8年以内(業者により年数変化)
家具類:購入より6~10年以内
贈答品(食器、タオル、毛布など):ブランド食器などは買取強化、インテリア雑貨、スポーツ・アウトドア用品、楽器など
買取り出来ないモノ・難しいモノの目安
古い家電・・・ブラウン管テレビ、地デジ非対応のテレビ・レコーダーなど
繊維系家具類:カーペット、カーテン、マットレス、布団など
家電製品:エアコン、パソコン、プリンター、ガスコンロ、ヒーター、ストーブ、コタツ、OA機器など
ただし「これは無理だよね」というモノでも、捨てる前に「商品名 買取り」との検索キーワードで調べてみたら意外と引き取ってくれる先が見つかるかもしれません。
【洋服】
新品、美中古、中古など買取業者によって状態を分け、状態が良い程買取金額は高くなる傾向があります。 状態が悪い洋服でも「キロ単位で買取」する業者もいるようなので探してみましょう。
メンズ、レディース、子供服・・・男女どちらも買取金額が大幅に変わることはありません。子供服の場合、子供用品のリサイクルショップに持ち込むと、割高で引き取ってもらえることが多いです。
ブランド品・・・ブランドのランクによります。超一流、スーパーブランド品は質屋さんやブランド専門買取のお店に持ち込みましょう。 多少年代物でもそれなりの値段で「希少性の高いブランド古着」の場合、数十万円で取引されることもあるようです。相場は1着1,000円~10,000万円程度になることも。
カジュアルブランド・・・一般の洋服もあつかうリサイクルショップへ持ち込みましょう(基本的にシミ、ほつれ・破れがないもの) デパートに入っているブランドは比較的好条件で引取ってもらえます。
【着物】
20年以上前に母が管理人3姉妹のために買った【振袖一式100万円相当】を呉服屋さんに買取りしてもらい【10万円ほど】になりました。2割までいかないのは残念でしたが、着物は最近は背の高いお嬢さんが多いので着丈の長いモノの方が買取り価格が良くなるそうです。
【貴金属、金券、美術品、絵画、骨董品、ブランド品】
高額なものはやはり高額で売れます。リサイクルショップでのブランド品の買取りはやはりだいぶ安く買い取られます。自分でオークションで販売した方が確実に業者寄りは高く売れますので手間暇はかかってもその方がお得です。
【ゴルフセット、スキーセット、スノーボード、タイヤ、ゲームソフト、楽器、着物、宝飾品】
また、なかなか売りにくい専門的なモノは専門店での買取りが良いでしょう。そして専門的なモノは行きつけ・なじみのお店があれば尚ベターで優遇してもらえる事もあります。
【ベッド・マットレス】~使用年数が8年未満、パイプベットは不可
ベッドメーカー・・・シモンズ、キングスダウン、サータ、シーリー、東京ベッド、日本ベッド、ドリームべッド、フランスベッド、カリモク、テンピュール、エアウィーヴ、アルフレックス、パラマウントベッド、アスリープ、カッシーナ、ルフ・ベッテン、無印良品、ニトリ
と、高級メーカーから庶民の量販店までベットマットレスというプライベートアイテムでも引き取ってくれると所もあります。
買取相場はいくら?古本買取りで10万円もアリ?
実際、買取り業者は幾らくらいで買い取ってくれるのか?というと
家具・・・「購入時期や損傷や汚れの程度」により購入時の金額の10%程度
家電・・・購入費用の20~30%程。 製造後年数が経過しているもの、故障品、汚れや臭いがひどいものは買い取ってもらえないようですので注意してください。
日頃からリサイクルでなじみ深いというと「本を売るならブックオフ~♪」と全国展開され利用しやすいのがブックオフです。
ただしブックオフは、その本自体の中身がどんなに価値がある事が書いてあっても「見た目のきれいさ」基準などのブックオフ基準があります。
もし大量にブックオフで買取りをお願いする場合は
・本の汚れをキレイにしておく
・本自体の日焼け、破損は減額対象
・新刊本は高額
・ベストセラー本は経過年数がたつと安く叩かれます。
ブックオフでは中古品として再販売できる価値のないものには値段がつかないという理由で「引き取りますか?処分しますか?」とタダで処分をお願いしても店頭で販売するという少々アコギな所がたまに傷です。
そして肝心の買取相場は普通のコミック~1冊10円程度です。
書籍や専門書などは業者によって大きく変わってきます。ブックオフでなくとも処分する本と本の各買取り業者の特徴や得意分野を確認してみて、一番高く買い取ってくれそうな業者を選びましょう。
オークションで自分で販売した方が良いケース
・【専門書、流通部数が少ない書籍】・・・同じ専門分野に興味のある人が探している本です。オークションで出した方が得です。
・【買取り不可の本】・・・通信教育テキスト、教科書、問題集、雑誌、百科事典など
古本屋で価値がつかないテキストなども、オークションの世界では買ってくれる人もまだまだいます。時間と手間暇がかかりますがタダで捨てたくない人にはお勧めです。
管理人はダンナと結婚新生活を送る際に、ダンナが新居へ持ち込もうとした本が軽く1万冊を超える冊数、持ち込んだ本だけで1部屋潰れてしまい管理人ブチ切れたため、書籍買取り業者に4,000冊引き取ってもらいました。結果買い取り価格【10万円】です。
得したのかどうか?文庫本1冊の値段×4000冊・・・計算したくありません。
フリーマーケット・オークション「自分で売った方が良い」モノとは?
ずばり
「価値があるのに安く買い取られる」
「どこも買い取ってくれない」
などで、時間手間暇などの労力を惜しまない人、楽しめる人に向いているのがフリマとオークションです。
フリーマーケット
ブランド品ではない衣類の処分方法の一つとして、フリーマーケットへの出店があります。
フリーマーケットであれば販売価格も自分で設定できるのでどうしても処分したい場合は価格を下げ、セット売りなどで大量に処分することも可能です。相場は1着10円~500円程が多いようです。 ただし出店料が相場として2,500円程かかるようです。
オークション
高く売りたい方はネットオークションに出品することで買取サービスの相場よりも高く売れる可能性が大です。 郵送の手配や入金の確認、オークションページの作成など、買取サービスを利用するよりも手間がかかり、相場より安い値段で売れてしまう可能性がある点などがデメリットとなります。
管理人はブランド品のバックを売りましたが確実に買取業者よりも高値で販売できました。
「断捨離」とか「ときめくかどうか?」でゴミを捨てましょうなんて数年に一度流行ります。
簡単にモノを捨てれる魔法の一言「もっとイイの買えばいっか~(^o^)」
モノの新陳代謝も人生には必要です。