一般参賀2015年(天皇誕生日)の行き方
2014年12月23日(天皇誕生日)と、2015年1月2日(新年一般参賀)の楽しみ方!
年末年始はイベントがたくさんある季節ですが今年はおもいきって・・
皇室行事の 一般参賀 に参加してみるのはいかがでしょうか?
一般参賀とは、今上天皇誕生日(12月23日)と新年(1月2日)に天皇ご一家のお姿を拝見できる年に2回しかない貴重な 皇室行事 です。
「皇室ファンでもないから、別に・・・」という方は侮るなかれ!実際に行ってみて驚いたのが
まるで「アーティストのライブ感覚」のように盛り上がるのです!!
2013年天皇誕生日は満80歳になられたということで平成以降、過去2番目に多い参賀者数となりました。
ここでは、昨年の天皇誕生日の模様と一般参賀の行き方や心構えなどご紹介いたします。
一般参賀の日程2014年12月23日・2015年1月2日
期日
平成26年(2014)12月23日
参入門
皇居正門(二重橋)
(午前9時30分~午前11時20分)
退出門
坂下門,桔梗門(ききょうもん),大手門,平川門,
北桔橋門(きたはねばしもん)
お出まし(予定)
天皇皇后両陛下,皇太子同妃両殿下,秋篠宮同妃両殿下,眞子内親王殿下
第1回 午前10時20分頃
第2回 午前11時頃
第3回 午前11時40分頃
【午後の一般参賀(記帳)】
場所
皇居内 宮内庁庁舎前特設記帳所
参入門
坂下門
(午後0時30分~午後3時30分)
退出門
桔梗門(ききょうもん),大手門,平川門,
北桔橋門(きたはねばしもん)(閉門:午後4時)
新年一般参賀
(※注意:参考までに今年の平成26年1月2日のものです)
第1回 午前10時10分頃
第2回 午前11時00分頃
(第1回、第2回は天皇皇后両陛下・皇太子同妃両殿下始めお出ましになれる成年の皇族方)
第3回 午前11時50分頃
第4回 午後1時30分頃
第5回 午後2時20分頃
(第3回以降は,天皇皇后両陛下,皇太子同妃両殿下
秋篠宮同妃両殿下,眞子内親王殿下)
※平成27年(2015)の新年一般参賀は宮内庁ホームページからご確認ください。発表され次第、こちらのブログでも掲載いたします。
一般参賀の最寄駅と行き方
(宮内庁ホームページより)
参入門の正門は公共機関で言うと地下鉄三田線の大手町駅(D2出口)が最も近くなります。
地上に出ると案内盤が出ていますので、徒歩15分と言っても遠くは感じません。
入場後の流れ
駅を出ると、案内看板や人の流れが皇居に向かっているので自然にたどり着けます。
・ボランティアの人が日章旗を配ってくれています。
(受け取っても受け取らなくても可、返却の有無も自由です)
・徐々に皇居警察や私服警官がわんさかいて緊張感が増します。
・荷物とボディチェック(金属探知機)を受けます。
(大きな荷物は預けることになります)
・二重橋を「立ち止まらないでくださーい」と追い立てられるように宮殿前広場に到着します
参賀終了後
最終の回の時は再び「立ち止まらないでくださーい」と余韻に浸る間もなく警察の方に追い立てられますすみやかに帰りましょう。
一般参賀:事前の豆知識
トイレ
中にはトイレはありません。
事前に最寄駅周辺で済ませてから向かいましょう
服装
服装に決まりはありませんが年末年始のもっとも寒い季節です祝賀ムードにふさわしい防寒対策で伺いましょう。
国際交流
日本の皇室に興味のある海外の方の姿もチラホラお見受けします。隣にいらっしゃった団塊世代位のご夫婦が欧州系の外人ご一家に「タクの子も海外に住んでいますの」としたり顔でお話しされて、なかなか引かれ気味でした。
海外の方が日本の皇室に興味を持って頂けるのは日本人としては嬉しい事です。国際交流される場合は日本国民代表としておもてなしの気持ちで触れ合いましょう。
右寄りの方が怖い?
もちろん皇室行事ですからそのような方もチラホラお見受けします。ですが、街宣車などは見受けられませんし皇居敷地内ではむしろ切り込み隊長的に「天皇陛下バンザーイ」と音頭をとってくれ非常に高揚感を湧きたててくれます。
たくさんいる私服警官の方々のほうが緊張感を与えられ、安心して祝賀に参賀することができます。
より近くでご拝顔されたいなら 朝一で先頭を狙うか初回から最後の回までずっとねばるかのどちらかになります。
「各回ごとに入れ替え制」と言っても最終回以外は追い出されませんので帰る方をすり抜け前のポジションに詰めて行く事もできます。
もちろん天皇のお言葉は一言一句同じですが「よりお近くで」と思われる方はそのようは方法もあります。
一般参賀の総評
穏やかな今上天皇ご一家のお姿を生で拝見すると「日本人でよかった」という自信と誇りを抱くことができます。一生に一度は行ってみたい特別な空間です。
一般参賀は日本の皇室文化とアイデンティティを肌で実感できる特別な経験