【ハチごはん/あらすじ・ネタバレ】読書感想文の書き方のコツ・ポイント



季節のごちそう「ハチごはん」(ほるぷ出版)
著者:横塚眞己人・写真と文
本体価格:1,500円
ISBN978-4-593-56337-1

こちらでは
2019年の「第65回 青少年読書感想文全国コンクール」小学校中学年の部(3,4年生)の課題図書
『季節のごちそう~ハチごはん』の「あらすじ・ネタバレ」と読書感想文の書き方のコツ・ポイントをご紹介いたします。

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季節のごちそう~【ハチごはん】あらすじ・ネタバレと感想・こんな子にオススメ 
季節のごちそう~【ハチごはん】読書感想文の書き方のポイント

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季節のごちそう~【ハチごはん】あらすじ・ネタバレと感想・こんな子にオススメ

【出版社内容情報】岐阜県の郷土料理のひとつに、「ヘボの甘露煮」というものがあります。「ヘボ」とはこの地方の呼び名で、クロスズメバチという種類のハチです。ハチを食べると聞くとおどろくかもしれませんが、むかしから、日本各地や世界中で、虫は食べられてきました。日本の一部の地域では、今も、季節のごちそうとして虫を食べているのです。いったい、どんなふうに虫を食べているのでしょうか。

読みやすさ ★★★★☆
感想文の書きやすさ ★★★☆☆

本の種類~【知らない事が書いてある本】【自分とくらべられる本】

こんな子におすすめ 
・理科や実験が好き
・自然が好き
・虫が好き
・食べるのが好き

【作者のねらい】
・食事はその地域の文化になるという事を知る
・ヘボ(ハチ)と人間の共存
・ハチごはんの文化を続けていくためにはどうしたらいいか?

~大人から読んだ感想と読書感想文書き方コツとポイント~
季節のごちそう~【ハチごはん】は「ハチの子」を食べる地域の人の話です。
物語の岐阜県の人たちにはそれは秋の味覚、郷土料理で食の伝統文化です。
1匹のハチを7月に捕まえて10月まで養殖のように「ハチの子」を育てて食べるのです。
虫を食べる習慣のない人は「ぐえぇ、気持ち悪い~」「見た目グロい、ムリ」となる事でしょう。
おいしいと言う評判はあるのですが、ビジュアル的な嫌悪感はあるのに
喜んで食べる人たちとこの食文化にイロイロ疑問が湧いてきました。

虫料理に抵抗があるのは、食べてこなかったから?
「色んな食品がある時代にハチなんか食べなくても」という意見があるのも最もでしょう。
管理人も「一生食べなくていい」と思います。甘露煮嫌いですし。
虫料理として「ハチの子」や「イナゴの佃煮」がある事は知っていますが
ではこれらの料理はなぜ全国的に普及もしなければ、スーパーにも売っていないのでしょう?
もし、東京や大阪など大都市でも当たり前にコレが手に入る料理だったら抵抗感はなかったのでしょうか?


虫料理はおいしいかったら食べる?食料不足の救世主?
日本にいるとあまり感じないかもしれませんが、世界では食料不足の問題を解決するのに
「昆虫食」を推進しようという人もたくさんいます。
そして昆虫食を楽しむ人は「虫はおいしい」と言うのです。
セミ:ナッツ系の香ばしい味
カミキリムシ:トロのような味
タランチュラ:カニ味噌のような味
ハチノコ:ウナギの白焼きのような味 
味の感想は人それぞれです。
もし日頃、食べている肉や魚が手に入らなくなったら
虫を食べても良いと思うか?おいしいなら食べてみようと思うか?

ハチは害虫だからといっておもしろ半分に食べていないか?
ハチごはんを作るために、必要な作業はハチ(ヘボ)を追う・育てる・食べると言う段階をふみます。
地域の高齢のおじいさんたちがハチ(ヘボ)に印付きのイカの身を持たせて追いかけて巣を見つけます。
3か月かけて巣を巣箱で大きく育て(養殖)ます。
家族総出で「ハチの子抜き」として巣箱からたくさん育ったハチの幼虫やさなぎを抜き取り煮て食べるのです。
なかなか手間がかかる料理ですが、高齢のおじいさんたちは巣の大きさを競うコンテストに出場するなど
食べる為というより、ヘボ料理を楽しんでいるように感じます。
TVではスズメバチの被害とよく報道されていますが、スズメバチは畑を荒らす害虫をとるありがたい存在です。
きっと昔は貴重なたんぱく源で本当にごちそうだったの思います。
ですが、スズメバチの存在意義も考えると今は楽しみと文化のためが中心の食事です。
人はつい肉や魚など食べ物の命をもらって生かされている事を忘れがちです。
ハチを食べる事へ感謝以前に「おもしろい文化だから」という考え方はどうなのだろう?

悪食か文化か?その違いとは
世界には信じられないような、気持ち悪い食事があります
ハチごはんはおいしい事は有名ですが、廃れそうな文化です。
日本のイルカ漁、有名なクジラの調査捕鯨は世界の動物保護団体からやめるように言われています。
また、犬を食べる文化のある韓国や中国は海外の動物保護団体に工場を閉鎖させられたりします。
ガチョウやアヒルなどに沢山の餌を与えることにより、肝臓を肥大させて作る世界三大珍味のフォアグラも残酷と言われています。
ですが、フィリピンの名物珍味は孵化直前のアヒルのゆで卵「バロット」が有名で、これは世界的に認知されています。
その食べ物を食べない人には、悪食と言われるか「バロット」のように受け入れられるかの違いとはなにか?



作者の願いとしては「文化を引き継ぎたい」という意味での作品なのでしょう。
この作者のダメなところは「ヘボ料理がどんな風においしいか?」の説明がない事
「ハチで遊ぶ、食べる目線だけで命だと思っているのか伝わらない」事です。
食レポ本ではありませんので、味は個人の感覚にまかせるのかもしれません。
が、近年ヴィーガン※という生き方も浸透してきていますので
虫を食べる文化も悪食だと抵抗感がある人もいると、子供でも認識しないといけません。

※ヴィーガン~肉にとどまらず「生活から動物由来のものを排除しよう」という「完全菜食主義」(ヴィーガニズム)の考え方である。

究極的には、どんな食事でも「食べ物に感謝する」事が大切です。
どんな生物にも生まれてきた意味があり、ハチにも人間にもその意味はあります。
「遊び半分で楽しいから食べる」「伝統文化だから食べる」
というのは、個人的には好きではありません。
管理人はヴィーガンではなく肉も魚も食べます。
ですがそれらに生かされているので
必要以上に欲張らないようにしています。
人間は食物連鎖の頂点にいるには、多すぎるし食べ過ぎているからです。
食べるとは自分の命をつなぐために、何かの命を頂くことです。
まずは感謝が第一であってほしいと思います。

読書感想文を書く際は「大人のいう事だから正しい」と単純に受け止めないで、自分なりの素直な感想と疑問、そして自分で考えた「こうした方がいいんじゃないか」という答えを書くと良いでしょう。
 

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『そうだったのか!しゅんかん図鑑』読書感想文の書き方のポイント

読書感想文・用紙と字数のルール その他の詳細
     
    原稿用紙を使用し、縦書きで自筆してください。原稿用紙の大きさ、字詰に規定はありません。
    文字数については下記のとおりです。
    小学校低学年の部(3,4年生)本文1200字以内
    ※句読点はそれぞれ1字に数えます。改行のための空白か所は字数として数えます。
    ※題名、学校名、氏名は字数に数えません。

 
応募のルールについての詳細はこちら⇒ 「青少年読書感想文全国コンクール応募要項」

【読書感想文2019】小学校3,4年生課題図書あらすじ・簡単おすすめ本の選び方

読書感想文の課題図書は小学校中学年は「そうだったのか…」をふくめ4冊あります。
「そうだったのか・・・」は文字数は少ないので読みやすいのですが、読書感想文を書くのが難しいほうです。
ページ数の多い「かみさまにあいたい」「子ぶたのトリュフ」は読むのが少し大変ですが、国語的ですので「理系か文系か?」という選択になりそうです。


【かみさまにあいたい/あらすじ・ネタバレ】読書感想文の書き方のコツ・ポイント
(ポプラ社)
著者:当原珠樹・作 酒井以・絵
本体価格:1,200円
ISBN978-4-591-15849-4


【子ぶたのトリュフ/あらすじ・ネタバレ】読書感想文の書き方のコツ・ポイント
(さ・え・ら書房)
著者:ヘレン・ピータース・文 エリー・スノードン・絵 もりうちすみこ・訳
本体価格:1,400円
ISBN978-4-378-01524-8


【そうだったのか!しゅんかん図鑑/あらすじ・ネタバレ】読書感想文の書き方のコツ・ポイント  
(小学館)
著者:伊知地国夫・写真
本体価格:1,300円
ISBN978-4-09-726777-5

2018年の課題図書もおすすめ!

今年の課題図書で好みの本がなければ、過去の課題図書の感想文を書くのもおすすめです。
なぜならば、昨年すでに感想文が書かれていますので参考にすることができるからです。
青少年読書感想文コンクール第64回上位入賞者一覧 

【読書感想文2018・課題図書 】小学校3,4年・中学年の簡単な本と選び方

「すごいね!みんなの通学路」…通学路について(世界の、自分の)調べる
「森のおくから」…動物の行動、山火事についてなど調べる
「最後のオオカミ」…自分のご先祖様について調べる
「レイナが島にやってきた!」…友達との付き合い方と自分との対比

今年の課題図書と同様のテーマの本もありますので、好みや考え方、得意分野を知るチャンスでもあります。親子で一緒に本選びをするのもおすすめです。


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