【午後の恐竜/星新一】あらすじ・ネタバレ読書感想文の書き方・例文


こちらでは【星新一】の「午後の恐竜」の
・「あらすじ・ネタバレ」
・読書感想文の書き方のコツ・ポイント
をご紹介いたします。

星新一というと、短編集をたくさん書く作家さんです。
読むのが簡単なので、読書する時間はないけど
自分の考えや意見がある人なら
読書感想文をピッタリの作品です。

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「午後の恐竜」あらすじ・ネタバレ
「午後の恐竜」読書感想文・書き方と例文 
うんちく・読書感想文の書き方の“こたえ”

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「午後の恐竜」あらすじ・ネタバレ

やっと購入した小さな家に妊娠中の妻と
幼い息子に囲まれ日曜ぐらいは寝坊したい
男は家族にゆり起こされた。
突然、街に恐竜が現れたのだ。
人々は驚くものの、恐竜は形が無く映像のようなもので
自分達に危険なないと知った息子はよろこび
妻は日常の作業を優先します。
テレビでもこの現象を放送しているが原因はわからない。
だが恐竜や植物が少しずつ進化している。
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その頃、厚いコンクリート壁の地下室では
大勢の人が働き「XB8号と連絡が取れない」と
司令官が怒鳴っていた。
最新原子力潜水艦のXB8号にはミサイルを10発
積んでいる。
連絡も電波でうつろな笑い声が一瞬しただけ。
もしヤツがミサイル発射したら世界が核戦争になる。
その地下室にも幻想の恐竜たちがウロウロしていた。

さらにXB8号の艦長は人を服従させる特殊ガスの
小型ボンベで乗員たちを操っているとわかった。
司令官は、ヤツを射殺すべきだったと後悔し
艦長の心理分析をするよう命じた・
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午後になりさらにちがう恐竜たちがあらわれ
男は妻と眺め、その様子はおもしろいのだが
男は言い知れぬ不安を感じ始めていた。
午後の日差しが傾き、進化は進み恐竜の時代から
哺乳類の先祖の時代になり、夕方前に植物は
見なれたものになりつつあった。
妻の「これ、いつまでつづくのかしら」に
男はなにかぞっとして、不安が恐怖へと高まった。
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司令官に心理学者から連絡が来た。
学者は艦長と今起きている異常現象の仮設をし
“きわめて大規模なパノラマ視現象”として
人間が死に直面した瞬間、過去の人生を順を追ってみる現象。
それの「人類・動植物すべてを含めた現象」では
という。
狂った艦長がミサイル発射を決めた時間から始まり
その変化を全生命が感じ取り起きている現象…。
運命は決まった、もう手遅れなのだと司令官は
言葉を失くした。
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日がかげる頃、見なれた野生動物たちが見えた。
外で戦う古代人たちの武器は強力になっていく。
男は妻子をそばに呼び、強く抱き寄せた。
その時、耳をつんざく音がして超高熱の爆風で
すっとぶ、ほんの一瞬のあいだに男自身の
少年時代、学生時代、就職結婚、子供の誕生
この家と息子の成長のパノラマ視現象が見えた。

【午後の恐竜】

読みやすさ ★★★☆☆ 読書時間10分
感想文の書きやすさ ★★★☆☆

「午後の恐竜」は星新一短編集の中の一話です。
簡単に読むことができます。

「地球が誕生してから現在までを二十四時間にまとめたら、人間が登場するのは最後の一秒にも満たない」
と言います。

人類はずいぶん進化しているように感じますが
地球規模で見るとちっぽけな生き物のようです。
それでも人間は自分の人生の走馬灯を見ます。
大局観を問われるような気がする物語です。

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『午後の恐竜』読書感想文・書き方と例文

読書感想文・文字数
・小学校低学年の部(1、2年生)本文 800字以内
・小学校中学年の部(3、4年生)本文1,200字以内
・小学校高学年の部(5、6年生)本文1,200字以内
・中学校の部 本文2,000字以内
・高等学校の部 本文2,000字以内

原稿用紙は1枚400文字です。
小学校3年生~6年生は3枚
中学生・高校生なら5枚になります。

感想文を起・承・転・結の4段落で書くとして
各段落を何文字ずつ書くか?割り振りしてみると
書きやすくなります。

 読書感想文の書き方

    ・この本を選んだきっかけ
     ↓
    ・簡単なあらすじ
     ↓
    ・感想、疑問点など
    (特に面白かったところ、感情が動いたところ)
     ↓
    ・自分の意見、似たような経験談
     ↓
    ・本を読んでの意見
    (本を読んで学んだこと、自分の意見、今後の生活に生かしていく。など)

あらすじは簡単でもいいですが
・自分がどう感じたか?
・本を読んで何を感じ、今後にどう生かすか?
・自分の意見
は重要です。
また「似たような経験」の自己開示がある感想文は
なぜか評価が高いです。

—–感想文書き方ヒント—————————————
【感想、疑問点など】
・突然恐竜が見えた理由
・地球の歴史からみれば、人間や生物はちっぽけ
・これは地球が走馬灯だったのか?

【似たような経験談】
・地球にとって、人類はついさっきの出来事
・地球にとっての人類は、人間が思うダニのような小さな存在?

【自分の意見】
・私はどんな走馬灯を見るのか

「午後の恐竜」読書感想文・例文 1719文字


~冒頭(この物語を選んだ理由)~
この物語は走馬灯をテーマにしたものです。
それがまるで地球が死ぬ間際に見た
モノのように恐竜が登場するのです。
地球には意識はあるのか?
荒唐無稽なショートストーリーであると共に
自分も死ぬときに自分の人生を振り返るのだろうか?
と考えさせられた物語です。

~あらすじ紹介~
ある日世界に巨大な恐竜が現われる。
その恐竜は実体を持たず触れることができない。
息子は喜び、妻は家事が優先で、主人公は
最初は非日常感を楽しんでいたが
その景色が古代から現代へ進んでいっていることを
理解し、徐々に不安が芽生え、恐怖に変わっていく。
その頃、ある研究所ではミサイルを積んだ潜水艦と
連絡が取れないとパニックになっていた。
潜水艦の艦長が狂っていて世界が核戦争に
おちいるのをもう止められないという。
艦長を心理分析した学者は、この恐竜が見える
現象は地球全体が死する前に見るパノラマ視現象だという。

主人公の男は見慣れた植物があらわれた頃
妻子を強く抱きしめた。そして超高熱の爆風の中
自分の人生の走馬灯を見た。

~感想~
このパノラマ視現象はどうやら
前日の夕方から始まったようです。
この現象は世界中で起きていて
地球上のすべての人がこの歴史を
見ていました。

不可思議な現象から主人公は地球の終焉を
察し、人生を諦める覚悟をした夕方に
パノラマ視現象がちょうど終わる24時間を
むかえました。
地球の歴史は46億年です。
それを仮に一日24時間のものさしにおきかえると
します。
地球誕生の頃が午前0時に始まったなら
23億年前の頃がお昼の12時
11.5億年前(まだ先カンブリア代)の頃が夕方の18時
約1億年前の恐竜の時代=中生代の頃が深夜23時30分に
現代が日付の変わる午前0時となります。
恐竜の時代は24時間で表すとつい最近のようです。
地球にとっては人類の文明が発展したのは
今月?今週くらいの事なのでしょうか?

~疑問~
ですが地球全体が終わる時、惑星が意志を
持つというのは荒唐無稽に思います。
良くも悪くも人間は地球にとっては
寄生されているごく最近生まれた
一種種類の生物に過ぎないと思うからです。

人間はやはり1つしか命がないので
無意識にも生命の保持を重視しています。
人生に多くの意味を求めている生き物だと思います。
なので死の間際の走馬灯はやはり
あるような気がします。
ですが死の間際、人生を振り返ることの
問題として「後悔することがあるのではないか?」
という事です。
人間だれしも失敗の一つや二つ
かならずあると思います。
恥ずかしい自分の失敗を思い出して
「あぁ消えてしまいたい」という気持を
あじわい人知れず七転八倒することもあるでしょう。

死の間際に走馬灯で恥ずかしい自分の過去まで
思い出したくないというのが正直な気持です。
ですがそう思うのは、まだその失敗の記憶が
癒えていないからかもしれないと気づきました。
自分が年を取って老人になった時
若い時の失敗や恥は笑い流せるものなのか?
その時にならないとわかりません。
感情は動物にしかないものです。
だから地球は46億年の創成の歴史を
恥じることなどないでしょう。
記憶が大事なのは感情のある生き物だけだと
思います。

~本を読んでの意見~
星新一の言いたいことは狂った人間によって
地球という惑星もろともうしなおうとしている
愚かさをパノラマ視現象として体験しろ
ということかもしれません。
ですが、恐竜がいなくなった氷河期は
人類に責任はありません。
また氷河期を乗り越えて生き延びた生物も
いるそうです。
物語の中では人類によって引き起こされる
地球生物滅亡の危機でも滅びるのは主に人間で
生き残った生物はまた新たに環境に適応した
生物に進化するかもしれません
地球にとっては人間が出現し滅びたとしても
ほぼ影響もなく、新たな生態系を築き上げると
自分は思います。
そう考えると地球自体は死の星となっても
惑星自体が爆発してなくならない限りは
永遠に続くし、表面が核兵器で汚れたとしても
また何万年もしたら新たなちがう形態の星として
再生し続ける。
星新一が思うほど地球から見たら人間の存在や
影響力はちっぽけなものだろうと自分は思いました。
人類は地球に寄生している生物なのだとしたら
どう居心地よく地球を保つかを考える。
そんな当たり前を忘れるのが人間の愚かさなのだと思いました。

 星新一は何話かまとめた感想文でもOK!

「午後の恐竜」だけでも感想文は書けますが
どうしても1話だけじゃ感想文が書けない場合は
星新一の本1冊の中から
「○○と○○が印象的でした、なぜなら」とか
「○○と○○の話に共通点または真逆だと感じたました」
などで感想文を書くのも面白いでしょう。


読書感想文の書き方は経験者から学ぶ!

読書感想文の書き方にも“正解”があります。

入賞作は審査員が気に入る読書感想文は
まじめで真剣に本のテーマを考えている
「とても正しい優等生な意見」が書かれています。

それを「読書したうえでの学習効果が感じられるか?」
と先生方は判断するからです。

自分なりの意見があっても反抗的だったり
「いいと思います」「すごいと思います」などの
単純な感想ではいい点数をつけてくれません。

何をいいと思うのか?
前年の課題図書の読書感想文全国コンクールの
入賞作品を参考にすると書き方のコツが身につきます。


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