『タガヤセ!日本 』読書感想文あらすじ・感想文書き方とこたえ(Chat GPT・答え)

『タガヤセ!日本 「農水省の白石さん」が農業の魅力教えます』
(14歳の世渡り術)

白石優生 著 河出書房新社 1,562円 (税込み) 188ページ
Amazon 楽天ブックス

官僚YouTuberとしてメディアにも登場する著者が最新の農業から、実はスゴい日本の農作物や日本の農業の未来までを語る1冊。

コシヒカリや和牛、イチゴの「博多あまおう」を生んだ品種改良の秘密や、無人トラクターを使いこなすスゴ腕農家など、農業の面白さについて、語りかけるような筆致で紹介している。
後半では、食料自給率の低迷、担い手不足といった日本の農業が抱える課題も記した。中高生を主な対象とした「14歳の世渡り術」シリーズ(河出書房新社)の一冊としての出版。「子どもにも大人にも『なるほど』と思ってもらえて、どのページから読んでも興味を持ってもらえるよう心がけた」と話す。

こちらでは
2023年「第69回 青少年読書感想文全国コンクール」高校生の課題図書の『タガヤセ!日本 「農水省の白石さん」が農業の魅力教えます』の「あらすじ・ネタバレ」読書感想文の書き方のコツ・ポイントをご紹介いたします。

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『タガヤセ!日本』 あらすじ・ネタバレ・こんな人にオススメ 
『タガヤセ!日本』 読書感想文の書き方(Chat GPT)の大ヒントとこたえ 
『タガヤセ!日本』 読書感想文・例文みんなの感想 
うんちく・読書感想文の書き方は経験者から学ぶ!
 
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『タガヤセ!日本』あらすじ・ネタバレ・こんな人にオススメ


著者:白石 優生 (シライシ ユウセイ)
農林水産省大臣官房広報評価課広報室係員。鹿児島県出身。現役の農林水産省職員でありながら農林水産省の公式YouTubeチャンネル「BUZZ MAFF(ばずまふ)」にて活動する官僚YouTuberでもある。

おすすめ度

読みやすさ ★★★☆☆
感想文の書きやすさ ★★★☆☆

・半信半疑で読んだ方が良い本
・農水省の政策に農家が賛成しているわけではない

こんな子におすすめ

・理系、生物に興味がある
・農業に興味がある
・公務員になりたい
・食糧問題に興味がある
・大人の事情に理解がある

『タガヤセ!日本』あらすじ・ネタバレ

はじめに
・日本の「地域特色」で多種多様な農畜産物、高品質食材の研究開発ができています
・農林水産省にたずさわる職業の人や、産地を知ると「食べる」のが楽しくなります
・日本農家は優秀で多種多様で新鮮な農畜産物が安定供給できる
・日本の農業の特徴と可能性、価値ある仕事であると感じてもらいたい

「※注意」は本書に掲載外の注意事項

第1章 日本の農業ってこんなにすごい!—日本の農業の特徴と魅力


■鹿児島のお調子者でした
著書、白石氏は1997年鹿児島市生まれ。祖父母は農業関係、父は県庁農政部。大学は鹿児島大学法学部人文学科で3年時の「農業地理学」での地域と農業の研究「特定地域で特定農業の理由」をフィールドワーク(地域調査)体験。
その時の生産者(農業、漁業)行政の人とのコミュニケーションから「農業漁業をサポートする仕事」を志し農水省入省。九州農政局→農水省本省広報在職

■農業の「地域特性」
地形、気候のちがいで得意な農業、特産物と地域の食文化が変わります。
農畜産物の「生産」「加工」「運送」の過程を「サプライチェーン」は複雑化し長くなりつつあります。家での夕食の食材が日本、世界の「どこの国、地域か?」知るとサプライチェーンを感じます。

[九州]南北に長く「農業の多様性」が高い。九州は全国畜産2割。温暖気候野菜。沖縄の熱帯気候作物ゴーヤ、サトウキビ、パイン、菊、蘭(観賞植物)
[四国]冬も温暖で野菜生育が早い「促成栽培」で年間夏野菜やくだもの
[関東]関東平野の「都市近郊農家」で葉物野菜も新鮮に輸送可能
[東北]「広い農地、水資源、涼しい気候」で野菜生産、岩手の畜産が盛ん。国の「減反政策」により、高収益作物の果物に移行(高速道路流通)
[北海道]「国土22%農地、食料自給率216%」稲作、畑作、酪農が盛んで日本の食糧基地

■日本農畜産物が優秀な秘密・その1「品種改良」
販売されている農産物に痛みがなく、品質が高いのは世界的には「超優秀」なことです。その理由は「品種改良」で高品質を保つからです。品種改良技術で日本の狭い作付面積でも高品質で高収穫量が確保しています。
・「放射能遺伝子突然変異」
・「遺伝子組み換え」※注意
・「ゲノム編集」など植物に微生物の遺伝子を組み込むこともできます

※注意
遺伝子組換え食品とは、他の生物から有用な性質を持つ遺伝子を取り出し、その性質を持たせたい植物などに組み込む技術を利用して作られた食品。食品衛生法の安全審査により許可されたものだけが国内で流通しているが、中には倫理的な観点などから不安の声もあるのが現状。
2023年4月1日から「遺伝子組換え表示制度」が変更されます

 

例:コシヒカリ
 2種の稲の良い所を残す「交雑育種」の品種改良米。寒冷地でも栽培可能、味が良く、病気に強い品種となり作付けベスト10がコシヒカリ改良米。近年は温暖化に強い研究開発進行中
例:博多あまおう 
 5年の研究開発した品種。世界最重量のイチゴとしてギネス更新。日本のイチゴはアジアで人気 ※注意
例:和牛
 生まれ育ちが日本で“牛トレーサビリティ制度”で確認が取れること。98%が黒毛和牛です。(“国産牛”は海外生まれ(輸入)日本育ちは国産牛)また牛肉の日本の格付けシステムがありますが、味の好みは個人差があるので「おいしい」には正解はありません。和牛は輸入肉と対抗するため、A5の高価格の牛肉を作ることにシフトし、海外輸出量も増えています。

 ※注意 日本で独自進化し、品種改良を重ねてきた国産フルーツの苗が盗まれ中国、韓国で栽培販売され220億の損失が出ています。これは盗まれても海外で品種未登録のためロイヤルティを請求することができず大損したということです。

 
■日本農畜産物が優秀な秘密・その2「農業技術」
・日本は海外に技術指導するほどハイレベル農業技術
・農薬の適切な使用で生産量維持
(農水省で使用する農薬、使用法、基準法律を定めています)※注意
農薬の使用の有無は生産者の考え方のちがいなので正否はありません。

※注意 日本は多くの海外諸外国で使用禁止になっている農薬を使用しています

 

■農業は生産調整と食料自給率
農業は「命」を扱う産業は、簡単に「生産調整」や加工できず、供給過剰時にはメディアで「食べて応援してください」とPRします。
2021年12月の乳牛廃棄の危機時には消費が3%増加で廃棄を回避できました。※注意

※注意
日本は毎年度13万7000トン(生乳換算)の乳製品を海外から輸入し続けていますが「WTO(世界貿易機関)で約束した輸入業は減少できない」との理由で2023年3月1日より酪農家へ生産抑制として、乳牛を食肉へと処理した場合、1頭につき15万円の補助金支給の政策を始めました。
ところが、2014年のバター不足で国は生乳生産量の引き上げを推奨。牛を増やすと補助金を交付していました。
2014年の政策に億単位の搾乳機の購入、返済が終わらないうちに、増やした乳牛を2023年は処分しろと「命」を扱う産業に「生産調整」を求めています。
 「あの目を見て、命なので、受け入れがたい」乳牛を食肉処理すれば補助金…減産方針に酪農家困惑「牛乳輸入は減らせない?」国に聞いてみると… MBSNEWS より

 


■自国の食糧は自国生産が基本
日本の食糧自給率はカロリーベースで37%の低水準 ※注意
災害、戦争等で食料不足の可能性を考慮し、食糧自給率と消費を上げることが必要

※注意
農水省の自給率が最低水準だと喧伝していますが、これは「カロリーベース」の数字のトリックです。「生産高ベース」は66%と他の国に見劣りしません。またカロリーベースという指標を国策に使っているのは世界で日本だけです。
1993年のウルグアイラウンド交渉で日本は、それまでの輸入規制という手段を取れなくなり、高い関税をかけて一部輸入を許容する道を選びました。
全く同時期に農水省は食料自給率算定をカロリーベースに変更し、食料自給率は落ちる事にしました。
なぜそのようなことをするかというと「窮乏する農家、飢える国民」のイメージを演出することでメリットが生じる機関があるからと言われます。天下り先の利益確保、農水省予算の維持、拡大など、諸々恩恵を受けている機関があると言われています。

 
■「押しの農家さん」のススメ
自分の買い物する基準が何か意識すると、自分の優先順位が見えてきます。
(価格、生産者、生産者、形状、旬、賞味期限など)
食に無関心な人の判断基準は「値段」だけになります。

農業は高リスク産業。生産者に目を向けネット販売などしている「押しの農家さん」などの顧客になると、より高品質なものが生産されます。

 

第2章 その農業のイメージ、古いかも!?—変わりゆく農業と農家さんの仕事



■現在の農作業は機械化が大半
農業体験などでは子供たちに手で田植えなど重労働から、農業への感謝をするよう教育されます。
最先端技術を搭載した農業機器で作業負担は軽くなっています。

■大規模化、機械化
少子高齢化と農業人口減少で農業の担い手は減少しています。ソレもあり「大規模化」「機械化」がより促進されています。
「集落営農組織」~集落単位で互いの農作業を共同で行うこと。これを発展させ、会社を作り、生産、加工、販路開拓も手掛ける農家さんもいます
「農地集積」~小さな農地をまとめて整備し、ひとつの農地にして農業機器での作業しやすくすること


■無人農作業するトラクター
「スマート農業」~ロボット技術やICT(情報通信技術)を活用した農業のこと。自動運転自動車開発よりも早く、自動運転田植え機、草刈り機は実現しドローンの農薬散布も実施しています。農作業における事故減少にも有効。農水省はスマート農業設備を整えるための補助金を出しています。※注意

※注意
農作業ロボットはかなり高額で、数百万~のものや、単体での農家も多く、スマート農業の様子見をしている農家が多い模様


■新規就農者を増やすために
「半農半X」~農業が生活の基礎となり、自分や家族が食べる目的で農業を行うため利益は発生しない。Xで自分のやりたいこと、好きな仕事をします ※注意
ここ10年程は新規就農者は年間2万人の横ばいです。新規就農者の増加は49歳以下の農業次世代人材投資資金(旧成年収納給付金)の補助や地域独自の就農支援制度の効果とみられる

※注意
「半農半X」と「兼業農家」のちがい
大きな違いは、「農業が収入源の1つになっているかどうかです。
「兼業農家」は販売目的で農業を行います

 

■農業は売るまでが仕事
今の農家は「生産して売るまでが仕事」と意識している人が多く、JA(農業協同組合)への卸しと自分で販路開拓販売、加工食品として販売、直営レストラン経営する人もいます。
直売は、市場価格に左右されないメリットがあり、HP、SNS、YouTube、ポッドキャストなどで情報発信、販路開拓、通信販売もしています。

■成功農家5選
株式会社倉田農場(北海道岩見沢市)
 東京ドーム12個分をスマート農業で1人作業。ロボトラクター、自動走行コンバインなどの利用。出荷作業削減や経営戦略に役立ち、農地管理システム、水位センサーで水量管理など作業の簡略化が可能 

株式会社早和果樹園(和歌山県有田市)

1979年に7件のミカン農家で組合を作り2000年に法人化、2005年に株式会社化。生産、加工、販売を手掛ける六次産業化に取り組み、生産コストのかかるハウス栽培より、露地栽培(外栽培)で熟練の水分調節で糖度12%のみかん栽培に成功し、2020年全国果樹技術・経営コンクール最高位の農林水産大臣賞を受賞。新卒採用にも年間100名近くの応募の人気企業に

阿蘇さとう農園(熊本県阿蘇市)

 転職後「山形ガールズ農場」で就農研修後「農業の女性の活躍の場」に気づき20代で農園を設立。阿蘇地域でしか育たたない在来品種高菜「阿蘇高菜」を栽培し、日持ちしないため「マスタード」の加工食品がヒット。近隣農家から買取し地場産業として相乗効果が生まれる。2016年「優良ふるさと食品中央コンクール」新製品開発部門最高位、農林水産大臣賞受賞。
 
雄馬別農場(北海道河西郡芽室町)
 ポテチ専用のジャガイモ栽培。2015年4件の農家で「農事組合法人雄馬別農場」を立ち上げた東京ドーム60個分の大規模農家。カルビー研究開発のポテチ用ジャガイモを複数種栽培する契約農家として経営安定化

☆HappyLand☆安達牧場(北海道標津郡標津町)
 社長の安達さんはTVで子供が牛乳がどうできているか知らないことを知り、宿泊込みの酪農体験プログラムを提供。出前授業、大学臨時講師も行います。


■農水省管轄のユニークな動植物
カイコ~ 絹(シルク)はカイコの繭から作られています。カイコは数千年かけて品種改良し家畜化させた虫で、エサも自力で取れず成虫になっても飛べず、人間の世話なしで生きていけない虫です。カイコは家畜なので「1頭、2頭」と数えます。
テントウムシ~農研機構が研究10年で飛ばないテントウムシを開発。害虫のアブラムシを食べる益虫として活用。遺伝子組み換えでない、野生の飛ばない性質のテントウムシの個体の掛け合わせなので生態系の破壊にはつながらず、「生物農薬」として登録活用されています。
畳も農産物~畳の原料「いぐさ」は農産物として稲と同じように栽培、収穫、加工されて作られています。
ハチ~果物栽培の受粉に欠かせないハチは「訪花昆虫」と呼ばれ、農家は蜂を購入し活用しています。

第3章 日本で食べるものは日本で作ろう!—日本の農業が抱える課題

■課題① 食糧自給率
どれくらい自国で賄えるかの指数がカロリーベースの食糧自給率が日本は37%と低い。
また品目に高低差があり米、野菜、肉魚は高いものの、家畜飼料は輸入依存のため、肉、卵、牛乳、乳製品は低くなります。 ※注意 第1章参照
原因1 第2次世界大戦後の食変化
 米の消費が減り、畜産物(肉、牛乳、乳製品)や油脂類(大豆、菜葉)が増え,多くが輸入依存。飼料や油脂類の原料生産も国土が狭さで諸外国と同水準の生産は難しい。
原因2 外食化
 ファミレス、ファストフード、スーパー、コンビニなど弁当、お惣菜の普及。冷凍食品の多様化は輸入食材や飼料に依存している部分が大きい

食料輸入国での問題(災害、戦争、外交決裂、人口増加、温暖化…)を想定し2030年度までに自国食糧自給率45%を目指しています。個々で「国産食材」を食べる地産地消は「フードマイレージ」※注意 の減少で環境保護となり、消費量が増えることで食糧自給率上昇につながります

※注意 食料生産地から消費者の食卓に並ぶまでの輸送にかかった「重さ×距離」で表される「食料の輸送距離」輸入品がその最たるもの。だが消費が減ると輸入元からの押し上げと消費PRCMが流れます。


■課題② 食品ロス
2018年の食品ロスは年間600万トン
事業系と家庭でだいたい半分づつ(1日1人が茶碗1杯分)で生産や処分にかかるコストがかかります
世界的にも問題で2023年までのSDGs17「つくる責任、つかう責任」の目標に食品ロスを半分が目標
・目標達成のために
「てまえどり」~商品棚の「手前」の商品を取る。飲食店の食べ残しの「持ち帰り」や「フードバンク」のまた農水省と消費者庁が連携で取り組み推奨
 


■課題③ 耕作放棄地
農業の人手不足による「耕作放棄地」された農地での農業再開が困難となる
・目標達成のために
「農地バンク」として、農水省で農業したい人に貸し出す取り組み ※注意
小さな田畑を集めた「農地集積」
自治体に「人・農地プラン」を提出させ地域の農業の取り組みを促す
農業の収益UPのため、ネット通販のサポート、食品製造企業と海外バイヤーとのマッチング

※注意 農業したい人が個人との限定でなく、外国企業という懸念。地域環境悪化が問題視されている

 
■食と農業への関心が農業を変える ※注意
・自分が食べているものに関心を持つ(道の駅などで地産地消)
・農村散策、農業体験プログラムへの参加

※注意 農家、畜産業の人のYouTube、SNSなどで本音や実情が知れます。

 

第4章 国民の食と命を支えています!—農林水産省の仕事


農林水産省は著者的には「命を支える農業や食、それにかかわる職業や環境を守り、未来の子供たちのために残していく仕事」と思っています。

■農林水産省に入るには
農水省職員は2万人。「本省」は東京霞が関。支部にあたる「出先機関」が全国にあります。

年1回の国家公務員試験を受けます(高卒、大卒、新卒で試験、採用基準も異なります)学生時代の専攻も多岐にわたり、中途採用もあります。※注意

仕事内容:特定の専門領域業務の「技官」(スペシャリスト)、業務を担当する「事務官」(ゼネラリスト)のどちらかです。割合は3:7ぐらい
国家公務員はたいてい2,3年ごとに異動があり、仕事内容の変化や海外勤務もあるので転職感覚があります。また仕事内容が多岐にわたるため、定年まで40年勤めても経験できない仕事もあります。
出会いと別れが多いのでコミュニケーションが得意な人が向いています。

著者の感覚で農水省に向いている人は・・・
・日本の農業をよくしていきたいと考える人
・農林水産業や食に関心のある人
・安定した職に就きたい人
・何事にも情熱をもって取り組む人
・ひろくあさく、様々な仕事を経験したい人
・同じことを長く続けられない、飽きっぽい人
・人と話すのが好きな人
・人に何かを伝えることが好きな人

※注意 農林水産省の職員は国家公務員。平均年収は628万円。年収範囲は250~1300万円。
キャリア「国家公務員Ⅰ種合格者」本庁採用者~東京大学、有名難関大学出身者
ノンキャリア「Ⅰ種合格者でない者」~「国家公務員採用一般職試験」合格者
倍率(平成17年)は申込者数は18.6 倍

 

農水省の政策は、実際に使ってもらうことで役に立ちます。
HPを見ない農家さんもいるので営業のように、農家を訪ね伝達し、現場の声を聴き、政策立案の材料にもします。
広報活動でのYouTubeチャンネルのような派手な仕事だけでなく、広報全般の仕事をしています。

YouTubeの企画立案は当時の農林水産大臣で、「日本農業の魅力、農家のすばらしさを世界にPR」「農水省の仕事を国民にPR」が目的です。
ですが企画内容は上司は口出ししないルールで自由でフランクな動画内容を目指しています。
現在行政機関のYouTubeチャンネルとしては、15万人登録で日本一です。またコロナによるイベント縮小で花の需要減少したため「花の消費拡大PR」動画で花の消費量が伸びるなどの効果も見られました。

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『タガヤセ!日本』読書感想文の書き方(Chat GPT)の大ヒントとこたえ

【読書感想文の応募要項】
・高校生の部 本文 2000字以内
(作文用紙400字×5枚)

 
字数が足りない場合は、以下のサイトの「文字数が足らない場合の対策」の部分が大変参考になります。
読書感想文の書き方 構成とコツ【中学生・高校生】コピペOK
 
 

青少年読書感想文全国コンクール審査基準
    ○ 応募規定にあっているか
    ○ 発達段階に応じた適切な本を選んでいるか
    ○ 読書のよろこび、楽しみが感じとれるか
    ○ 広い視野から作品を評価しているか 
    ○ 登場人物の心情や、作品の語っているものを的確にとらえているか
    ○ 著者の論旨を的確にとらえているか
    ○ 事実と著者の意見とを区別してとらえているか
    ○ 自分の意見・感想を率直に述べているか
    ○ 自分のことばで表現しているか
    ○ 発達段階に応じた考え方が表現されているか
    ○ 規定の文字数を十分に生かし、自己の思いを表現しているか
    ○ 読書によって得た自己の変革がみられるか
    ○ 規定の文字数を十分に生かし、自己の思いを表現しているか

 
あらすじは簡単でもいいですが
・自分がどう感じたか?
・本を読んで何を感じ、今後にどう生かすか?
・「似たような経験」の自己開示 → 高得点ポイントです

Chat GPTでの読書感想文の書き方

【読書感想文2023高校生課題図書】あらすじ・感想文(Chat GPT)書き方・本の選び方 

Chat GPTで適切な回答を得ようとするには「AIがわかりやすい質問」をしなければいけません。
本書の場合、内容に対しての「より良い納得」を書き記すことが正解と思われますので、優等生な答えをするChat GPTは適切な回答をしてきそうです。
が、Chat GPTへの質問を考えるより本書の場合、自分で高校生的な美辞麗句を書いたほうが早そうな文献に思えますので、Chat GPTを使っての読書感想文製作は時間がある方向けとも思われます。
  

『タガヤセ!日本』作者からのヒントとこたえ

 

本作は国の政策への理解をうながす内容です。
・その「理解度」と「新鮮な驚き」「農業への関心」「自己の目標」
・SDGs17「つくる責任、つかう責任」の目標に食品ロスを半分が目標
などが書かれていることを求められています。

また中学生向けの本ですが、若い国家公務員を前面に押し出しているということから、わりと「ポップなノリを感受した高校生が農業の楽しさや好奇心を押し出す」と良いかもしれません。
※注意の懸念材料については、知識として知っていても、感想文に書くと反社会的と評価されますので書いてはいけません。

各章のポイント
・第1章→日本の農畜産物のバラエティーの豊かさと農業技術への感動、地産地消で低サプライチェーンを個人でも目指してほしい
・第2章→農業就業者が少ないためAI化、大規模化し農業はおしゃれになり、やり方次第でビジネスチャンスもある
・第3章→日本の食料自給率が低さ解消のために食と農業に関心を持とう
・第4章→農林水産省は6大学出じゃなくても入れる部署もある
 
著者インタビューやYouTube、本書評論には、この本の一番意図としている部分や感じてほしいコメントなどが書かれています。読書感想文のこたえは「著書の伝えたいことの理解度」「その意図に答え喜ばせる」です。
気つかいのできる大人になる訓練的な1冊です。
 

うんちく・読書感想文の書き方は経験者から学ぶ!

  

去年の受賞作と感想文をチェック!!

読書感想文の入賞作は審査員の合格基準に達した書き方をしています。一言で言うと「読書したうえでの学習効果が感じられるか?」です。参考になる入賞作は大いに参考になります。昨年の入賞作2点を参考に、書き方のコツを学びましょう。

内閣総理大臣賞 <高等学校の部> 


小倉優花 茨城県立竹園高3年
「クジラの骨と僕らの未来」(理論社)

 
 
文部科学大臣賞 <高等学校の部>


吉久萌花 香川県立丸亀高2年
「同志少女よ、敵を撃て」(早川書房)

【読書感想文2022高校生課題図書】あらすじ例文・おすすめ課題図書紹介と選び方


●読書感想文の本は「自分の好みのテーマ」で選ぶ
  
●読書感想文の書き方は好きな本ほど書きやすい
誰かに読んだ本の面白さや感想を伝える気持ちなら読書感想文は書けます。

●入賞している人の書き方を参考に勉強する
同学年でもおどろくほど大人っぽい感想文を書いている人もいます。そこまでできなくても、冒頭の書きだしや感想文の話の流れのスムーズさ、物語の捉え方や意見のまとめ方など文章の組み立て方を参考にしましょう。

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