【ユリネ】選び方と保存方法・簡単激うまレシピ
ゆり根と言えば
百合の花の球根なのに食べられる不思議な野菜がユリネです。
あの百合の花の球根(隣茎)で、たくさんの燐片が重なっているこの隣茎の形から「百合」の字が当てられたと言われています。
日頃店頭でもあまり見かける事のないユリネは、年末お正月ちかくになるとひっそりと販売されています。
ユリネを知らないなんて人生損してます!
そのホクホクしたやさしい甘みや風味を味わうとなんともホッコリするおすすめ食材だからです。
まだ食べた事ない人も、毎年食べている人も今年は色んなメニューでユリネを楽しんでみませんか?
こちらでは
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【ユリネ】おいしいユリネの選び方
【ユリネ】下処理と食べ方・簡単激うまレシピ
【ユリネ】保存方法と保存期間
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【ユリネ】おいしいユリネの選び方
ユリネの旬:9月頃~2月頃
産地:京都産9月~12月・北海道産11月~2月
ユリネの生産地は北海道が95%です。京都では懐石料理によく使われていて、丹波地方で生産されています。
食用として栽培されているユリネは「小鬼ゆり」がほとんどです。
ユリネの生産には種球を畑に植え付けするまでに3年、畑に植え付けて3年の6年と収穫後2~3ヶ月寝かせるという、大変時間のかかります。
年末には毎年必ず購入するユリネ(百合根・ゆり根)ですが、お正月価格なのでなかなかのお値段になりますが、大変な年月がかかっている貴重な食材かと思うと、有り難くいただけそうです。
ユリネの栄養効果:ユリネは芋類と同じ炭水化物です。
カリウム~高血圧予防、老廃物の排泄促進
古くは和漢の薬用に滋養強壮、利尿、咳どめ、精神の鎮静作用などに効果があるとされてきました。
良いユリネの選び方
・色白でコロンとしている
・鱗片に張りがあり、ピシッと重なり合い硬く締まっている
・おがくずと一緒に詰められた丸のままの物
NGなユリネ
・傷や黒ずみがある
・紫がかっていると苦くなっている
【ユリネ】下処理と食べ方・簡単激うまレシピ
百合の球根(隣茎)であるユリネはデリケートな食材で、加熱しすぎると、食感が損なわれて形が崩れたり風味が損なわれます。
■ユリネの下処理
・おがくずがついていたら、水で洗い流します。
・外側の鱗片から一枚ずつはがしていく
・鱗片が部分的に茶色くなっているところは削り取り白い部分だけにしたり、花びらの形に縁を削ったりします。
~ユリネのゆで時間~
・塩を加え熱湯した油のなかで1,2分程度でOK。大きさによってはもっと短い時間でも良い。
■ユリネのおいしい食べ方・簡単激うまレシピ
ユリネの素揚げ
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ユリネ 1個
塩 少々
揚げ油 適量
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サッとユリネを180度くらいの油で素揚げして、塩を振って完成。
簡単ですごくおいしい、お酒の肴にもおやつにも最適です。
ユリネの雑穀炊き込みご飯
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ユリネ 1個
白米 2合
水 2カップ
雑穀米 大さじ2
岩塩 小さじ2/3
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普通に雑穀米と一緒に炊きます。これはカンタンでうまい!
ユリネのわが家のお雑煮
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ユリネ 1個
その他、お好みのお雑煮の具
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いつものお雑煮に下ゆでしたユリネを加えていただきます。
お雑煮に優しい甘さが加わって何回でもおかわりしたくなります。
ユリネの味噌汁
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青ユリネ 1個
セリ 1束
豆腐 1/2丁
だし汁 適量
みそ 適量
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煮立っただし汁の火を弱めたところに、はがしたユリネを入れ火を通し、みそ、豆腐、セリの順で入れて出来上がり。
簡単なのにすごくおいしいごちそう味噌汁です。
そのほか、手はかかるけどおいしいレシピ
・ユリネ茶わん蒸し
・ユリネかき揚げ
・ユリネ入りコロッケ
・ユリネグラタン
ユリネはそのやわらかい甘さなので、優しい味付けの料理と合います。ホクホク感や味と風味を生かした料理がおすすめです。
【ユリネ】保存(生・冷凍)の仕方と保存期間
冷蔵保存・・・保存期間~1か月
・おがくずに入っている場合
おかくずにユリネを埋めたまま、袋に入れてそのまま冷蔵庫で保存
・おかくずがない場合
新聞紙に包んで袋に入れて冷蔵庫で保存
この時、ユリネは濡らしてしまうと水で傷んでしまうので新聞紙は濡らさないように注意
冷凍保存・・・保存期間~3か月くらい
・鱗片を一枚ずつばらして、堅めの塩ゆでし、ラップで包んで冷凍します。
使用するときは冷凍のまま調理するのがおすすめです。
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