入学祝い【相場】は?孫や甥姪・小学校・中学・高校・大学
3月4月は
卒業・入学シーズン
当事者としては旅立ちと出会いの季節でワクワクするものでしょうが、同じくこの時期にドキドキするのは親や親せきなど周りの大人だったりします。
管理人には 甥・姪 が6人いますので毎年のように入学祝いや卒業祝いの準備が必要です。
日頃可愛い甥姪にケチる事はしませんが懐が寒いのは事実です。
ですが!
お祝いのお付き合いのマナーですからここはひとつちゃんとお祝いしてあげよう!
そこで今回は・・
入学祝いの相場「立場」と「年代」別まとめ
入学祝いをあげるタイミングに注意
入学祝いはお金じゃなくてもモノでもいいの?
中学校・高校・短大・専門学校・大学入学祝のお返し
入学祝いの表書き
卒業祝いもあげるの?
をご紹介します。
入学祝いの相場「立場」と「年代」別まとめ
関係性で見る入学祝い相場は?
親→【1万円~】
祖父母→【1万~5万円程度】特に小学校入学ならランドセルで入学祝いというケースも多いです。
親戚→【5千円~1万円程度】
「友人・知人」→「友人・知人の子供」なら?
【3千円・5千円・1万円程度】と諸説ありますが、あまり沢山渡すと先方も戸惑ってしまいます。なぜなら入学祝いをあげる範囲は一般的には「親戚」までとされているからです。ですがお世話になっていたり、とても親しい関係なら渡すこともあります。
親戚でない場合は、相手が恐縮しない程度の金額もしくは図書券・文具券など物で渡すのもベターかもしれません。
小学校・中学校・高校・大学、学年別での相場は?
お年玉の感覚に近いかもしれません。
小学校・・・3千~1万円
中学校・・・5千円
高校・・・・5千円~1万円
大学生・・・1万円~数万円程度
ですが、これはあくまでも目安の金額で、祖父母になると小学生でも「ランドセル」「学習机」などで数万円出したりもします。また保育園や幼稚園なら幼いのでその子の親に渡すことになります。現金ならいろいろ準備の多い保育園・幼稚園ですから近い身内なら1万円くらいが相場とされます。
入学祝いをあげるタイミングに注意
通常は入学祝いは子供が次の学校に入学が決まっているなら早めにあげるのがマナーです。
入学の3カ月~1か月前までに差し上げても早すぎるという事はなく、一般的には3月初旬が適頃、遅くとも入学式の1週間前までには贈ります。
小学生の新入学の準備は入学の前年から徐々に始まります。早いお家では前年の夏~秋にかけて新作のランドセルを購入などしていきます。その子の祖父母が購入する場合もありますが新入学のお子さんを持つ家庭では何かと物入りですし、忙しく過ごしています。
もしお祝いを渡すのが入学式以降になってしまったらすみやかに届けましょう。
ただし注意するのは、新入学予定の子が「受験をした場合」です。
必ずしも第一希望の学校へ入学するとは限りません。大学の場合は、浪人する事もありますので、良く確認の上「入学祝いは先走らない」ようにしましょう。
第1志望以外の学校であった場合、本人の気持ちは複雑かもしれませんがエールを送るつもりで余計なコメントはせずサラッと親御さんに渡す方が無難でしょう。
入学祝いはお金じゃなくてもモノでもいいの?
モノで渡すのが多いのが保育園や幼稚園です。
一例として
子供の発育につながるもの・・・クレヨン・お絵かき帳、絵本・図鑑、DVDなど
生活に役立つもの・・・・・・・雨具・目覚まし時計、身長計、名前スタンプ
注意するのはサイズ感と好み
著者は母の知り合いに、小学校の入学祝いにカワイイ靴下をもらいました。何かをもらうという事自体とても嬉しかったのですが、女の子ですし小学校入学時とは言え「すでに好み」があります。
生意気にも「フーンこういうのもまぁカワイイよね」とは思いましたがドンピシャ好みではありません。そして残念なことに少しキツかったのです。申し訳なかったのですがあまり使用することなくどこかへ行ってしまった気がします。
衣類、キャラクター系のオモチャで「年齢・サイズ」やその時流行っているキャラクターグッズがその子が好きとは限らないので、何かモノをプレゼントしたい場合は親御さんに何気なくサイズや好みなど聞いておく方が無難と言えます。
中学・高校・短大・大学入学祝のプレゼントは?
現金じゃないなら商品券・図書カード・ギフトカードなどが無難です。もう自分で自由にお金を使いたい年頃なのですから、物でのプレゼントは幼児や小学生よりさらに難しくなりま
入学祝いの表書き
「祝御入学」「御入学御祝」・・・通常の入学祝い
「合格祝」「祝合格」・・・・・・志望校に合格した時でもいい。
水引:紅白、蝶結びの「良い事が重なりますように」の意味を込めた水引で。
中学校・高校・短大・専門学校・大学入学祝のお返し
入学祝いのお返しは基本的に必要ありません。もちろんお礼の言葉は必ず必要ですが、中学生以上になったら、本人からお礼の言葉を伝えさせると良いでしょう。また、本人が頑張れるなら【礼状を書く】となお良いでしょう。
現金やギフトカードなどをもらった時は買ったもの(これから買うもの)の報告も兼ねると好印象です。
著者は甥っ子から御礼の携帯メールをもらい、やはりかわいい甥っ子からのメールはとてもうれしく感じました。
卒業祝いもあげるの?
卒業して次の学校に進むなら「卒業と入学」を兼ねた「入学祝い」としてで大丈夫です。また同様に「卒業祝い」は卒業後1~2週間、「就職祝い」は就職決定後から就職前までに贈ると良いでしょう。
就職が決まったとなると、もう一人前の大人の仲間入りです。新生活が始まる訳ですから、社会人生活で必要なモノは逆に学生より贈りやすいとも言えます。お祝いの気持ちを込めて本人に直接聞いてみるのも良いでしょう。
卒業・就職が確定してから、贈るようにしましょう!
斜めの関係は教育上大切
おじおばと甥姪、友人の子供などは「斜めの関係」と言います。
斜めの関係とは・・・利害関係のある教師・親でもない(タテ)、同じ視点になりがちの友達でもない(ヨコ)、一歩先をゆく“先輩” (ナナメ)だからこそ、安心して本音を引き出し、さらに広い世界を見せることができるのです。
親戚の子供へのお祝いやお年玉、こずかい…本音としてはふところが痛い時もあったりします。ですが利害関係がない、でも友達でもない「親戚のおじさん・おばさんからおこずかいをもらってうれしかった」記憶は大人になっても残ります。
おじおばは「こずかいをあげる事でのメリットがない人」と子供は感じ取れるから「心遣いや思いやり」が伝わるものなのです。
たとえ、どんな無駄遣いをされたとしても、子供本人が「大人になったら親戚の子にはこずかいをあげるモノ」と身につける事ができれば「斜めの関係」の親戚の大人だけが唯一子供たちにしてあげられる躾と言えます。
大切なのは金額の大小ではなく行事ごとに「まごころを伝える」という事が身に付くでしょう。
無駄遣いしそうになった時は
冠婚葬祭のお金をためる目的で貯金に回す