【ひな祭りの由来】雛人形のかざる日と片づける日はいつ?


管理人は三姉妹の三女 で超女系家族でしたので、人形は7段飾りでひな祭りにはちらし寿司や白酒、ひなあられなど用意してくれていました。

「雛人形は早く片付けないとお嫁にいけない」などと言われたものですが、管理人は晩婚、次女はバツ3です・・・。
記憶はあいまいですが、仕事をしていた母が雛人形をいつ出して、いつ片付けたのか?覚えていませんが、日程的にまずかったから晩婚&バツがついたのでしょうか?ひな祭りはそもそも【女児の健やかな成長を祈る行事】です。その【女児としての扱い】は、いったい何歳までなのでしょうか?
迷信だとしても縁起のいいときに飾りつけしたいものです。

こちらでは
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【ひな祭りの由来】雛人形を飾る理由
【雛人形の飾り方】かざる日はいつ?何歳まで?誰が飾っていつ片づける?
「ひな人形を片付けないと嫁に行き遅れる」の由来
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【ひな祭りの由来】雛人形を飾る理由

初節句・・・子供が生まれて初めて迎える節句のこと。
節句は奇数が重なる日をめでたいとした中国の考え方が、奈良時代に伝えられたもので日本の行事の五節句として根づきました。

1月7日の人日(じんじつ)七草の節句
3月3日の上巳(じょうし又はじょうみ)桃の節句ひな祭り
5月5日の端午(たんご)子供の日菖蒲の節句(端午の節句)
7月7日の七夕(しちせき)星祭
9月9日の重陽(ちょうよう)菊の節句

 

三月三日の「ひな祭り」は桃の花が咲く時期なので「桃の節句」と言う名でも親しまれています。

もともと、平安時代の宮廷貴族のひな遊びや上巳の祓いの流しびなが起源と言われて【人形に自分の厄を移して海や川に流した】厄払い的な行事が紀元です。

「女性だけのお祭り」になったのは江戸時代のことで
「人形が子供にかかる厄の身代わりになるという願い」
「幸福を祈りひな人形を飾る」
ようになりました。

【女の子の厄払いと幸福を祈る】という意味合いでは本来「1人に1組」雛人形が必要ということになります。

7段飾りの雛人形を娘の人数分用意するのは、各ご家庭の判断に任せるしかありません。女の子ばかりのご家庭の場合は折り紙で雛人形を作るなどの工夫が良いかもしれません。

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【雛人形の飾り方】かざる日はいつ?何歳まで?誰が飾っていつ片づける?


雛人形はたしかに幼い時は「ちゃんとしてくれて嬉しい」と子供心ながらに思いました。
やはり母からは「かたづけ遅れると嫁にいけなくなる」と言ってはいました。・・・が、共働きという事もありそのうちおざなりに…最後に雛人形を飾ったころは片付けるのも1ヶ月ぐらいたってやっとという事もありました。

ひな人形のかざる日と片付ける日「いつからいつまで?」

 
 ひな人形の飾り付け~立春(二月四日)頃から二月中旬にかけて、遅くとも節句の一週間前までに飾ります。「大切なもの(お内裏様とお雛様)を最後に」飾るようにします。手順は、まずお人形から出さずに、飾り台や部品から出して、順序よく飾って頂くと良いです。

また、雨水(うすい)ひなまつりは水に関する行事なので二十四節気の雨水(2月19日ごろ)の雪から雨へと変わり、雪解け水が大地を潤すころから飾ると良縁に恵まれるといわれています。
ちなみに「北向きだとまずい?」と心配される人もいますが、室内のどちらでも飾りやすい場所でOKです。

ひな人形は誰がかざる?片づける?~ひな人形は持ち主である、子様自身の手でかざります
小さなお子さんの場合はもちろん一人できませんが、親子で「大切な価値のあるひな人形である」と教えながら、整理整頓やモノのていねいな扱い方のしつけになります。

 ひな人形の片づけ~お節句がすんだら早めに、3月10日位を目安に片づけるのが目安です。できたら天気のよい、乾燥している日がベストです。
また飾るときとは逆で、「大切なものから」しまって頂くようにお願いします。特にお人形のお顔を守り頂くように、ほこりを良く落としてから箱に入れて頂き、防虫剤の量にお気をつけてしまいます。(飾り台や道具には防虫剤は要りません)お人形を保管する場所は、湿気の少ない乾燥した場所に保管してしまって下さい。

「その日、もしくは翌日に」
とそこまで早急に片づけなくても良いらしくホッとしましたが、人形メーカーとしては「大切に扱って下さい」との思いもあるので「湿気・ほこり・汚れ」で雛人形を傷めないように扱う事を進めています。

また「お嫁に行くのが遅れる」晩婚節については「根拠のないことです。」
と断言されていますがではなぜ女児をおびえさせるようなガゼ逸話が横行しているのでしょうか?

 

「ひな人形を片付けないと嫁に行き遅れる」の由来


ひとつには「躾(しつけ)」の問題・・
「きちんと整理整頓や片づけもできないと良いお嫁さんになれない」から・・という親心説

そもそも我が家では7段飾りのひな人形を母が一人で飾り付けていた印象しかありません。「ひな人形は誰か飾って誰が片づけるのか?」というのにきまりはありませんが、おばあちゃんやお母さんなど女性が飾るのが良いとされています。

厄除けの問題

ひな祭り根源が「女児の厄払い・身代わり」ですのでひな人形が娘の厄を引き受けてくれるのでいつまでも身近に置いておかないほうが良い

 
と、いう説もあります。では毎年買い替えたほうが良いのか?という疑問がわいてしまいますが、早くしまう事でそれはスルーされてしまうのでしょうか?

気になる方はちゃんと折り紙などで折ったひな人形を川に流す【流し雛】ほうがいいのかもしれません。

結婚の象徴として・・

ひな祭りの歌【うれしいひなまつり】では
「お内裏様とお雛様2つ並んですまし顔~♪」とあり2人は夫婦もしくはカップルであると子供でも分かる関係性です。
ひな祭りの歌詞は【意味】がデタラメだった!?

しかも・・

三人官女や五人囃子(はやし)などひきつれたセレブカップルですから女の子に意味はわからないとしてもおまじない効果ヨロシクで「早くひな人形をしまう=早く片付く(お嫁に行ける)」と願掛けの意味もあったのかもしれません。



ひな人形の保存方法は、購入した時の箱と包装紙、パッキンなどが重要です。
お人形が傷つかないように、虫に食われないように丁寧に保存するのですが、箱自体が埃をかぶったり、汚れたりと劣化していきます。
着物と同じで桐の収納ケースもあるので、高価なお人形の場合は特に購入を検討するのもおすすめします。
また、湿気ぽいところや砂ぼこりが入りやすいところなどへの収納も気を付けたいものです。

1年に1回しか出さないひな人形ですから、いかに上手にしまうか?も重要になります。


ひな祭りは「時代」にあわせメーカーの都合には合わせなくていい

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