【読書感想文2018課題図書】高校生の簡単!読める!書ける本の選び方


読書感想文の季節

みなさん超優秀そうです
 
2018年の高校生の読書感想文「課題図書」は全部で4冊です。
「読書感想文ほど憂鬱なものはない」
皆さんのお父さんお母さんよりもみーんな苦しんできました。

そもそも読書経験が少ないと、本を読むのも大変ですし、文脈から作者が何を軸に物語を作っているのか?読み取れません。さらには読後の感想(自分なりの意見)すら絞り出すという有様になります。
しかも、課題図書に選ばれる本は圧倒的に面白くありません。

うーん、これは絶望的な問題ですが、要は「読みやすくて、作者の意図がわかり、感想を持ちやすい本」を選べばよいのです。

こちらでは
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■【読書感想文】感想文が簡単!読める!書ける本の選び方
■「わたしがいどんだ戦い1939年」あらすじと読書感想文オススメ度
■「車いす犬ラッキー:捨てられた命と生きる」あらすじと読書感想文オススメ度
■「いのちは贈りもの:ホロコーストを生きのびて」あらすじと読書感想文オススメ度

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【読書感想文】感想文が簡単!読める!書ける本の選び方

読書感想文で課題図書として選ばれる本には、いくつかの系統にわかれます。自分で本を選ぶときに、どんな内容が書きやすいか?考えて本を選ぶと感想文も書きやすくなります。

課題図書に選ばれる本の系統
【感動系】
感動のポイントは人によって違いますが、自分が感じた気持ちがあると読書感想文が書きやすくなります。
<テーマのたとえ>
友情、家族、学校、愛情、悲しい話、苦労、努力、根性 など
 
【ワクワク・ドキドキ心おどる系】
ワクワク・ドキドキする続きが読みたくなるような本はテンポが良いので、ページ数が多くても読むのが辛くありません。そのおもしろさを誰かに伝えたくなるので読書感想文が書きやすくなります。
<テーマのたとえ>
おもしろい話、冒険・探検などの話、空想(ファンタジー)の話、ミステリー・推理の話、歴史の話

【知らない事が書いてある本】
「へぇ~」「なるほど」「そうなんだぁ」という自分の知らない分野の本でも意外と読んでみるとおもしろかったりします。自然や生き物、研究、新発明や日本、外国のこと、知らなかったことなどからの新発見に心おどると感想文も書きやすくなります。
<テーマのたとえ>
自然、科学、生き物、歴史・伝記、国際社会、世界・日本、環境・自然、社会問題
 
【自分とくらべられる本】
登場人物と自分との共通点(同年代である、環境が同じ)や、身近に感じられる物事があると、主人公の行動や気持と自分をくらべて、自分の気持ちや考えを書く事ができます。
<テーマのたとえ>
進学・就職、職業、人、病気、障害、伝記・歴史、社会問題

読書感想文の本の選び方

ズバリ!「読書感想文の書きやすい本=興味のある内容やテーマ」ということです。
本はそもそも興味がなけれは読めません。
課題図書は高校生に「今、考えてもらいたい議題」として選ばれているのです。ほとんどの人はそれにハマる訳ではありませんので推薦されている本を読むのは大変なのです。
ですが「自分が興味のある内容やテーマ」の本なら、簡単に読めるページ数の少ない本でも「自分の言葉」や「自分の考え」が出てきやすく、感想文を書くのに苦しむということはほぼなくなります。

■文字数が少ない=簡単な本ではない
「文字数が少ない=簡単に読める本」ではありません。面白くなければ感想などいだかないからです。しかも文字数が少ないということは、感想文の中に引用できる情報や文章が少ないということです。「すぐ読めても書けない」になります。

■自分の日常の問題とリンクする本を選ぶ
読書感想文では「自分と対比する」という書き方が好まれます。だいたいの本は問題解決しているストーリーになりますので、自分と対比してどうだったか?小出しにしても大丈夫な自分のネタを出すと採点する先生からの評価は上がります。
例:悩み、趣味、部活、将来の夢、過去のトラウマなどなど
 
■読書の習慣がない子はプロに聞く
本屋さんの店員さん、インターネットのレビュー、図書館の司書さんなど「自分の興味のある内容で読書感想文向きの本」にどんな本があるか質問してみましょう。

【本屋さんで】
・本のポップに注目
・店員さんに人気のある本を聞いてみる
【インターネットで】
・本の内容やあらすじを確認
・読んだ人の感想からおもしろそうな本が選べる
【図書館で】
・その場で読みながら選べる
・無料
・司書の人にオススメの本を教えてもらえる

  

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「わたしがいどんだ戦い1939年」あらすじと読書感想文オススメ度


わたしがいどんだ戦い1939年(評論社)
著者:キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー・作 大作道子・訳
374ページ
本体価格:1,600円
ISBN978-4-566-02454-0
『わたしがいどんだ戦い1939年』あらすじと読書感想文の書き方2例 
【感動系】【自分とくらべられる本】

読みやすさ★★☆☆☆
感想文の書きやすさ★★★☆☆
翻訳のわかりやすさ★★★☆☆

こんな人におすすめ
・イジメ、虐待、パワハラなどの問題に興味がある
・自己肯定感、自己否定感について学びたい
・自分らしく生きる方法を知りたい
・心に受けた傷の回復の仕方を知りたい
・傷ついた人の癒し方を知りたい
 

作品概要
足の悪いエイダは母から疎まれていたが、弟と一緒に疎開したことから、理解者に恵まれ、心を開いていく。少女の戦いを描く感動作。
内容(「BOOK」データベースより)
一九三九年。二度目の世界大戦さなかのロンドン。足の悪いエイダは、けんめいに歩く練習をしていた。歩けさえすれば、弟といっしょに疎開できる!―自分らしく生きるために戦う少女と、彼女をあたたかく包む村の人たちをえがく。二〇一六年のニューベリー賞次点作。シュナイダー・ファミリーブック賞受賞作。

  

 

「車いす犬ラッキー:捨てられた命と生きる」あらすじと読書感想文オススメ度


車いす犬ラッキー:捨てられた命と生きる(毎日新聞出版)
256ページ
著者:小林照幸・著
本体価格:1,500円
ISBN978-4-620-32445-6
『車いす犬ラッキー』あらすじと読書感想文の書き方例文
【感動系】

読みやすさ★★☆☆☆
感想文の書きやすさ★★★☆☆

こんな人におすすめ
・動物好き     
・動物関係の仕事につきたい
・障害や介護について関心がある
・離島の生活に興味関心あり
・死生観について知りたい      

作品概要
鹿児島県・徳之島で車いすの犬「ラッキー」の介護をしながら暮らす一人の初老の男性を主人公に、伝統や自然、人間模様を織り交ぜながら、犬と人の心あたたまる交流を描く。
殺処分寸前の犬をひきとり、不慮の事故のため下肢不随になっても飼い続ける姿は島の名物となっている。
これまでペットに縁のなかった男が、不遇な犬を飼うことによって、筋金入りの愛犬家になっていく。
日本では年間20万匹以上の犬猫が殺処分されており、この問題への関心はいまだに高い。
無名の人々のドラマを通じて、伴侶としてともに生きる大切さを訴える、「ドリームボックス」に続く“命の讃歌”。
内容(「BOOK」データベースより)
君はかけがえのない家族―。美しい自然と、人々が支えあう「ユイ(結い)」の伝統が息づく島で、一人の男がめぐりあった“人生を変えた犬”。犬と人のドラマを通じて、命の意味を問う、感動のノンフィクション。

  

 

「いのちは贈りもの:ホロコーストを生きのびて」あらすじと読書感想文オススメ度


いのちは贈りもの:ホロコーストを生きのびて (岩崎書店)
著者:フランシーヌ・クリストフ・著 河野万里子・訳
384ページ
本体価格:1,600円
ISBN978-4-265-86018-0
いのちは贈りもの:ホロコーストを生きのびて(あらすじ)読書感想文の例文
【知らない事が書いてある本】

読みやすさ(心理的)★★☆☆☆
感想文の書きやすさ★★★☆☆
翻訳のわかりやすさ★★★★★

こんな人におすすめ
・真面目な人     
・根性のある人
・戦争の悲惨さを学びたい人  
・トラウマについて知りたい人  

作品概要
ホロコーストを生きのびた6歳の少女の祈り
第二次世界大戦中、6歳でナチスのホロコーストを体験したフランス人女性の手記。アンネ・フランクと同じ収容所に移送された少女の見た風景が、人間のあり方を問う話題作。
フランスでホロコーストを生き延びた少女の手記。裕福な家庭で平和に生活していた著者が、ナチスによって徐々に過酷な状況に追い込まれていく様子が、当時(6歳)の子どもの目線で、断片的な独白の形式でつづられている。著者は、フランス国内外ホロコースト体験者として講演活動を続け、テレビ番組のインタビューや、著作の劇化など、さまざまな場所で活躍している。
内容(「BOOK」データベースより)
これほど残酷な中にあっても、気高い精神を持ち続けた少女がいた!時代を超えた、少女の珠玉の証言。

 
  

今年の高校生の課題図書3冊の共通のテーマは「死生観・虐待・逆境・困難からの復活」などと言えそうです。正直どれもこれも「読みづらい」の一言に尽きます。読みづらさの種類は違いますが、なかなか手ごわい3冊です。

高校生の感想文ですから残虐なシーンに対して「良くないと思います」という単純な感想ではなく、自分なりの未来志向の問題解決策など+αの意見を書くのがおすすめです。
読書感想文の書きやすさ順でいうと・・・

『車いす犬ラッキー:捨てられた命と生きる』…保健所話がえげつない、飼い主のビジネス話が長すぎる
『わたしがいどんだ戦い1939年』…主人公エイダの天邪鬼さと翻訳力不足が読みづらい
『いのちは贈りもの:ホロコーストを生きのびて』…とにかくエグい現実。腹を決めないと読めない

興味のあるお話が一番感想文が書きやすい本です。見比べてみましょう~( ^ ^ )


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