【眼鏡】鼻あて跡がつかない方法と解消法・正しい眼鏡の選び方

「眼鏡は~顔の一部です~♪」というメガネ屋さんCMが昔ありましたが、眼鏡を使用する方にとってはなくてはならないものです。

ですがメガネ愛用者にとって見て見ぬふりしている問題が「眼鏡の跡がつく」ということです。

サッとつけれる眼鏡はやはり簡単で便利です。ですがおしゃれ・似合っている眼鏡というだけでは眼鏡の跡がつくことを回避できないこともあるのです。

■こちらでは
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眼鏡のパーツ、眼鏡のどこを直せば良い?
眼鏡の跡がつく原因とは?
眼鏡の跡がつかないようにする方法
自分に合った眼鏡のサイズの選び方とは?
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をご紹介します。

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眼鏡のパーツ、眼鏡のどこを直せば良い?

 
眼鏡はザックリ言うとフレームとレンズでできているのですが、フレームの構造が顔に合っていないために、眼鏡の跡がつくのです。また跡がつく眼鏡でもパーツの調整ができれば回避することもできるのです。

ではどこのパーツを調整すればいいのか?まずは眼鏡のパーツとはなにか?を知ることが大切です。ご自分の眼鏡と見比べながらチェックしてみてください。

眼鏡のフレームとは?
一言でフレームといってもたくさんのパーツからフレームが出来上がっています。

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画像元 http://www.ajoc.or.jp/vc_avenue/frame/

■モダン(先セル)
いわゆる耳あて部分でイヤーパットとも言います。素材はメガネによって様々です。耳の形に合っていてしっかりかかるものがつけやすいです。

■テンプル(腕、ツル)
眼鏡を支える骨。耳から目元にかけての横顔の距離が適度なものが良い。眼鏡の幅が狭いとこめかみにキツく当たります。日本人の横幅の広い顔に対応しふくらみを持たせたアールがかかっているR形状のテンプルもある

■蝶番(ヒンジ、丁番)
眼鏡の唯一の可動部分で大まかに言うと、フロントとテンプルの間の開閉部。

■智(チ)
別名ヨロイとも呼ばれる。フロントの両端部分のこと。メタルフレームでは独立したパーツの場合もある

■ブリッジ
左右のレンズ(リム)をつなぐ部位。

■ノーズパット(クリングスパット)
鼻あて、パットとも呼ばれる。鼻を両脇から挟むように眼鏡を固定する部位 。メタルフレームなら鼻幅を調節が可能。パットはポリエステルやシリコンなどの柔らかい樹脂を用いるのが一般的。は

■リム
左右のレンズを囲む枠。

■フロント
フレーム前面部の総称。

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眼鏡の跡がつく原因とは?

眼鏡の跡が付いてしまう原因は結論から言うと「眼鏡のサイズあっていない」という事です。ノーズパット部分に当たるのを防ぐパットも販売はしていますがそれでも跡がつく場合、原因は他にあるのかもしれません。

原因①「耳にモダンがかかっていない・長すぎる」
しっかりモダンが耳に掛かっていない、長すぎると耳で眼鏡を支えられず下がってきて眼鏡跡が跡がつきやすくなります。

原因②「鼻幅にあっていない」
鼻幅がノーズパットに対し、広すぎて狭すぎても、眼鏡が目元から下がり跡がつきやすくなります。

原因③ノーズパットの高さがあっていない
サングラスやインポートの眼鏡は特に西洋人的な鼻の高さに合わせ、ノーズパットも小さめにできています。ノーズパットが小さいとレンズと目の距離も近く、レンズにまつ毛が当たる事もあります。

原因④眼鏡が顔幅に合っていない
眼鏡のフレームが顔幅とあっていないとこめかみの痛みや下がってくる原因になります。

原因⑤眼鏡が歪んできた
ヨロイが広がってきた、ノーズパットが曲がったなど眼鏡の老朽化で跡がつくこともあります。

原因⑥眼鏡が重い
長時間つける事の多い眼鏡ですから、重さは影響します。

原因⑥その他
眼鏡を作った当初より太ったり痩せたりするとサイズが合わなくなります。
 

 

ノーズパットは日本人の発明
実は眼球からレンズまでは12ミリと決まっています。なぜかというとそれ以上近いと目から出る油がまつ毛を伝わりレンズを汚すからです。ノーズパットはそんな鼻の低い日本人が発明したものなのです。
  

眼鏡の跡がつかないようにする方法

 

・ノーズパットをシリコン素材にする
プラスチックのノーズパットにシリコンパットを取り付けたり、交換するとほとんど跡がつきません。
・ノーズパットの位置を調整する
購入したメガネ屋さんで調整してもらう事が可能です。
・モダン(耳かけ)の調整
しっかり耳に掛かっていない事で眼鏡が下がってきているカモ。モダンがプラスチック素材なら熱により調整、金属ならば徐々に力を加えて曲げて調整ができるものもある。

気になる場合は3,4カ月に一度は眼鏡の調整をしたほうがよさそうです。

  

自分に合った眼鏡のサイズの選び方とは?

 
眼鏡は自分の顔の印象を左右するものですから気になるのはやはりデザインです。ですが眼鏡のサイズが合わないために鼻のところに跡がついたりメイクが落ちたりシミになるのは避けたいものです。眼鏡を長時間使用する方は特に「かけ心地」を優先する眼鏡の選び方をした方が良いと思われます。

・左目と右目の中心の距離を測る(瞳孔間距離=PD)
左右の瞳孔の距離。眼鏡を選ぶときの基本「レンズの中心点に瞳が来る」のが、正しい眼鏡のかけ方です。度が強い方や乱視の方はこの数値がズレると見えにくくなるため実は最重要なのです。人によっては大きく離れていたり近かったりする人がいるらしいので、それによってメガネのパーツ(鼻パット)を調整したりするのです。

・顔の横幅を測定(顔に合ったフレームサイズ)
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顔幅の一番大きい部分と眼鏡の横幅が一致するフレームサイズの眼鏡が最もきれいに見えます。

・メガネの前枠から耳までの長さの測定
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ちょうど良い長さで耳モダンが安定している状態もしくは調整してもらいます。

そういえば、激安眼鏡店では視力以外のサイズ測定はあまりされた事がありません。「似合うかどうか」「オシャレかどうか」だけでは不具合も後から感じる事が出てきます。まずは購入時にちゃんと顔のサイズに合った眼鏡を選ぶ事が重要になります。
測定をしてくれるメガネ屋さんでは顔の形に合わせたフィッティングでフレームの掛け具合の調製(ノーズパットなど)を行います。

街のメガネ屋さんでは「高くつきそう」という恐れがありますが、激安眼鏡点でも薄型レンズやPC対応レンズなどオプションをつけてしまうと、意外と高くなっていくものです。視力が悪い、遠近両用などオプションが必要になってしまう人は詳細に測定をしてくれる街のメガネ屋さんの方が少し安いぐらいという事もあります。

デザインはもちろん大切ですが、眼鏡は矯正器具ですのでやはりかけ心地は大切ですね。また眼鏡屋さんと仲良くなると知らなかった情報やメンテナンスも頼みやすくなりますから、行きつけのお店を作る事も得策です。
 

眼鏡を作るのは午前中
視力は1日で変化します。午前中より午後の方が目の筋力、毛様帯筋も疲れてきて視力が下がるのです。午後に眼鏡を作ると土の強い眼鏡になるかもしれませんのでご注意を。

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