【マンザナの風にのせて/あらすじ・ネタバレ】読書感想文書き方のコツ・ポイント


「マンザナの風にのせて」(文研出版)
著者:ロイス・セパバーン・作 若林千鶴・訳 ひだかのり子・絵
本体価格:1,500円
ISBN978-4-580-82335-8

こちらでは
2019年の「第65回 青少年読書感想文全国コンクール」小学校高学年の部(5,6年生)の課題図書
『マンザナの風にのせて』(絵本)の「あらすじ・ネタバレ」と読書感想文の書き方のコツ・ポイントをご紹介いたします。

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『マンザナの風にのせて』あらすじ・ネタバレと感想・こんな子にオススメ 
『マンザナの風にのせて』読書感想文の書き方のポイント

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『マンザナの風にのせて』あらすじ・ネタバレと感想・こんな子にオススメ

【出版社内容情報】
1942年、アメリカ。日系アメリカ人のマナミは、ワシントン州ベインブリッジ島で、家族と幸せに暮らしていた。いつものように学校へ通い、友達と遊ぶ日々は、ある日突然変わってしまった。家族で「強制立ち退き」しなければならなくなったのだという。愛犬トモとも別れて、住みなれた土地をはなれなければいけなくなった…。

読みやすさ ★☆☆☆☆
感想文の書きやすさ ★★☆☆☆

こんな子におすすめ
・左翼系の家庭の子
・差別について考えたい子・アイデンティティについて考えたい子
・悲観的に考えてしまう子 など

【作者のねらい】
・マナミが失った「声」と生きることの「勇気」を取り戻す物語
・マンザナ収容所での生活は「横糸」
・私たちは善悪混ぜ合わせた存在…アメリカの恥ずべき歴史に向き合って新しい時代をむかえる
 

【マンザナの風にのせて】~あらすじ・ネタバレ~
祖父と両親:日系移民(日本以外の国に移住し当該国の国籍または永住権を取得した日本人)
マナミ:日系アメリカ人(アメリカ合衆国の市民の中で日本にルーツがある人々のこと)
ロン:大学生の兄で日系アメリカ人
ケーコ:大学生の姉で日系アメリカ人
キミ:同じ日系のやさしい同級生
ローザ先生:収容所の教師、マナミの担任で贔屓してくれる

3月
第二次世界大戦の日本の真珠湾攻撃を受けたアメリカは「敵となる外国に祖先をもつ者」を「強制的退去」としてカリフォルニアマンザナ強制収容所に入る事になる。
スーツケース1つの手荷物だけ持参。
ペットの犬トモはアメリカ人の友人に託すハズだった。
ところが寸前になりマナミが軽はずみにトモをコートの下に隠して連れて行き、兵隊に見つかりトモを奪われてしまう。
父さんは怒りで真っ赤になり、母さんは泣きながら両手で顔を覆い、おじいちゃんはじっとマナミの顔をみつめ、トモを檻にいれ泣きながらガックリと肩を落とし「トモォォー」と足を踏み鳴らして叫んだ。

4月
トモとはそれきりになり、マナミはショックで口がきけなくなる。
マンザナは砂漠地帯の過酷な土地。フェンスと有刺鉄線、監視塔がある。
母さんは「ここは刑務所」と言い、父さんは建物建築に駆り出され、おじいちゃんは「長生きしすぎた」とふさぎ込んだ。
友人キミは気を使って明るく声をかけてくれるが、マナミはどうでもよくて食堂での食事は味を感じなかった。母さんは家庭菜園を始め、大学生の兄と姉に手紙を書くように言われ「来てください」と書いた。
郵便屋に行く途中、強い風の中にトモが鳴く声が聞こえ、トモの幻覚を見て走り出し手紙は失くしていた。

5月
家庭菜園の芽が出て来た頃、父さんは楽しく働き、母さんも食堂で調理の仕事についた。マナミはおじいちゃんとトモを待つ事しかやる事ない。
キミが学校が始まるので一緒に通おうと誘ってきた。おじいちゃんはキミは友達思いで、ここでも楽しそうだと言った。
ある日、日系アメリカ人で収容されなくてもいい兄のロンが来た。父さんはショックを受け、マナミはトモ、おじいちゃん、ロンが大学を離れここに来たのも私のせいかもしれないと思った

6月
学校には外の子も通い、そこでロンは教職を得てマナミも行く事になった。
生徒たちは明るい。が備品不足で生徒も増え続け校庭にはアメリカへの「忠誠の誓い」をする国旗掲揚台が作られた。
担任のロザリーは話せないマナミを気にかけ、紙と鉛筆をくれた。
マナミはお礼に絵を描いてプレゼントしたがおじいちゃんはトモの絵を描いても見てくれない。
姉ケイコは手紙でロンに「軍隊に入ればそこから出られる」と書いてきた。
父さんは「それがロンがアメリカ人の証になる」と言い
ロンは「どうしてそれを証明しないといけないんだ?」
「家族を収容所に押し込んだ軍のために戦えというのか?」と怒った。

7月
刑務所村は1万人暮らすようになった。独立記念日に敬礼をしない大人や不良生徒がいて嫌だった。
1週間以上強風が吹き続け、トモが風の中で迷子になっていたら?と最悪を想像した。
だがこの強風はトモへの約束のメッセージの絵をトモに届けるかも、とフェンスの向こうに飛ばした、
それが30枚を超えてもトモは帰らないと悟り最後の1枚に「トモ!ごめんなさい」と書いて飛ばした。
おじいちゃんに許してと言いたくても声が出ないマナミに「おまえの気持ちはわかってるよ…わしも同じ気持ちだ」と言われマナミは泣いた。
その夜おじいちゃんは初めて食堂に来て、お母さんは安堵しとっておきのお茶をみんなで飲んだ。
父さんはトモに似た犬を拾ってきたが、それを見ても声が出ず母さんがガッカリした。犬はキミの家で飼う事になった。

8月
収容所は病院やおもちゃまで買える店もでき、町になってきた。
学校は夏休みなり、ロザリー先生に別れに絵をプレゼントした。
キミの犬を見てトモを思い動揺しマナミが寝込んだ夜、ロンが父さんと口論になった。
ロンは給与で野球道具を不良たちに買い与え、おじいちゃんは褒めたがマナミは不良と親しくするロンを見たくなかった。。
毎年お盆は先祖供養の灯篭流しとお祭りをしてきた。
今年父さんはマナミに扇子を作り、調理場のお母さんたちがお盆のごちそうを仕込んだ。
おじいちゃんは灯篭を作る事にしたがマナミがトモの絵を描きだすと席を外した。
太鼓が鳴りマナミと母さんはキモノを着てキミが盆踊りに誘ってくれたが、マナミを変わり者扱いする女子グループがいたので断った。
おじいちゃんが灯篭を玄関前で灯そうとしたが、トモの灯篭の火は一陣の風が吹き消えてしまった。

9月
ケイコから「ロンは大学にまだ籍がある」と知らせに父さんとロンがまたもめた。
家族を置いていけないと言うのだ。
新学期前の準備でロンが帰らず、マナミが夕食を教室に持って行くと、ロザリーと抱き合っている姿を目撃する。
ショックで寝込んだマナミは新学期早々病欠し、ロザリーのことを考えると胃が痛くなり、またトモのことを考えた。
家族に病院に連れて行かれた当然「原因不明」とされるが、「心の病気」を疑う家族にロンの事は言えない。
キミもお見舞いに来たし、父さんとロンも寄り道せずまっすぐ帰るが、家族に会話はなくなった。
するとロンがロザリー先生を連れて来て2人は付き合ってることを家族に告白。
日系人がアメリカ人との交際する事が禁じられているため父さんと母さんは驚愕した。
マナミはロザリー先生の目を見れなかったが翌日はロンと登校した。

10月
ロンの不良生徒が密告者リストを持って歩く危険な動向をし、不穏な空気をマナミも感じた。
収穫時期も終わる季節にまだ残っている植物があり、ロンとマナミが手伝ったおかげもあるが
「ここは雨が少ない分、深く根を張るいい畑」だと母さんは言う。
ある日収容所所長が警官と共にやって来て「有刺鉄線の中に自由はない」と情報の運び屋をしている不良生徒を捜査しに来た。
ところが生徒をかばったロンが連行され、ロンの噂はすぐに広まりほめる人もいれば裏切り者と言う人もいた。
父さんだけが面会を許され家族はまたしゃべらなくなった。

11月
父さんはこの理不尽はロンがロザリーのために残ったからと怒り、母さんは隠れて泣き、おじいちゃんは小物作りをつづけ、ロザリーはやつれた。
家の壁には「気を付けるがいい、この裏切り者め!」と白ペンキで書かれた。
翌日家族で拘置所のロンに面会に行くと、兵士よりロンを釈放できるが、落書きの件からロンの身の安全のため他の収容所の移転を進めた。
マナミはロンと別れるショックで泣きぬれ、落胆し何もない畑にしゃがむと、またトモの気配を感じ探し回った。
おじいちゃんは「あの子は来ない」とマナミに言うが、それが真実でもどうして探すのをやめないといけないのか?
「トモを取り上げられたのは、わたしのせい」だと覚えているか聞きたかった。
おじいちゃんは「マナミはトモを忘れることはないし、ロンもいなくなり畑も終わった今、何かの世話をしないとやっていけないマナミには新しい犬を飼ってもいい時期だ」と父さんに言った。
父さんは白い捨て犬をつれてきてマナミに与えた。
「この子は、おまえの心の中のトモを追い出したりはしない。だが、おまえの心をもっと広げて自分の居場所をつくるだろう」と言った。マナミはおじいちゃんは正しかったと思った。

12月
冬になり乾燥であかぎれから血が出たが、シールと名付けた犬はマナミだけじゃなく、家族全員に寄り添った。
シールがしっぽを振るたびに、トモへの罪悪感を感じるがシールに引き戻される。
だがやはり刑務所だからシールがいても幸せな気持にはなれない。
ロンの事件以降、人々は恐れを感じ、ついに同じ覆面の男たちに男の人が殴られる事件、つぎは暴動が起き2人の少年が打たれ一人は死亡した。
移住したロンから「まだ収容所に空きがある」との知らせに、父さんは家族で移転する許可をもらった。
マナミはシールを連れて行けるのか不安な中、ロザリーはさみしがったが「これが一番いいのよ」と抱きしめた。
出発の前日、母さんは荷造りに畑の土も持って行く事にし、マナミはおじいちゃんと海を想像しながら散歩し、ロザリー先生、キミ、近所の人たちとお別れをした。
シールを見ると、島を出てここにやって来るまでのこと、トモの事を思い出したが母さんは希望を持つのよと言った。
出発の日、マナミはシールをコートの中に入れた。
バスに乗り込んだ時、運転手の兵士に「犬はだめだ」と言われ家族全員身構えた。
マナミは「私は強い」とロザリーに言われた言葉を思い出し、涙を流しながら「いやよ!」と前に言えなかった言葉を発した。
兵士はマナミとその涙をなめるシールを見て許可をしバスの中で父さんも母さんもおじいちゃんもマナミの声が出た事を泣いて喜んだ。
マナミはもう力強い言葉を、勇気ある言葉を話せると感じた。

  


~大人から見た感想と解説~(2824文字)
この本は小学校5,6年生の課題図書ですが絵本です。
管理人の感想第一声としては「マナミってサイテー!」です。
特に犬好きの人にはマナミのこの失態にイラつくことでしょう。
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物語は主人公マナミが日系人収容所に収監される屈辱感とその際に犬を奪われた喪失感の2点が軸になっています。
戦争収容所物というとナチスドイツによる「ユダヤ人捕虜収容所」を思い出します。ですが、それと比較するとかなり快適な収容所です。
「ここは刑務所よ」と言いながら、日系人の人権は認められていて家族専用の住居や食事も充分にあり、最初は最悪の土地だと思っていた家庭菜園では強い野菜が実り、村でおもちゃまで買える店ができる町になるほど発展し、ペットを飼う事も出来るようになります。
最初こそクサっていた両親はそれぞれ仕事で充実しだし、来なくていいのに来た兄は恋人を作ります。
一つのパンを死に物狂いで奪い合うユダヤ人収容所を思うと、何が不幸だったのか?と思ってしまいます。

連れてはいけない犬トモが見つかり没収され二度と会えなくなります。おじいさんの落ち込み様は激しく、自責の念でマナミは声が出なくなり、その後の生活では何かあるたびにトモを思い出し落ち込みます。家族はトモが残されても生き残れる段取りをしていたのに、それを壊したのはマナミですが、誰もマナミを責めない事でよけいに苦しむのです。
マンザナ収容所はナチスの強制収容所のように、殺すために作られたわけではありません。
だんだん収容所は町として発展していき、衣食住は整い、お盆という日本人特有の宗教行事の開催も認められています。
こうなると、マナミ一家の苦しみは収容所での生活そのものよりもトモを失った事でマナミを中心にギクシャクと亀裂の入った家族関係への苦しみの方が重い物語になります。

アメリカという国は巧みな戦略を取る国です。
戦争とは主義主張の問題ではなく、利権をめぐるビジネスです。
真珠湾攻撃は日本が攻撃をするようにアメリカが仕向けた事は有名ですし、9.11アメリカ同時多発テロもイスラム過激派テロ組織アルカイダに攻撃するよう仕向けた証拠はそろっています。
アメリカ側は攻撃された事で正当防衛を主張し、反撃という名の戦争ビジネスができるからです。
真珠湾を攻撃した日本人の流れをくむ日系人を「防衛のための強制移動」としての収容するのは状況も考えると「生かさず殺さず」になります。

なぜ?見た目は日本人でも日系アメリカ人は、アメリカ人なのに?
ですが、アメリカの歴史は建国の時より多民族国家で、インディアンや黒人奴隷などを圧迫してきた国です。
第2次世界大戦では黒人が兵士として参戦したことにより戦後は地位向上の公民権運動につながります。
学校で「忠誠の誓い」をやらされ、ロンは戦争に行けばアメリカ人だと認められます。肌が黄色く黒い髪でもアメリカ人だと認められるには身も心も捧げないと認められないのです。
確かに収容されたマンザナでも宗教の意味合いの強い盆踊りを開催するのは、アメリカ人でありながら日系たるルーツを求めていると感じます。
真実や日系人の感情はどうあれ、真珠湾攻撃を前にして敵対国日本に市民感情は友好的でいられただろうか?と思うのです。そうすると、収容所への習慣はアメリカ国家が「殺させない為の収監の意味」をなしたように思えます。ロンが身の安全のために収容所の移動を進められたように、もし日系人が収容されていなかったら?果たしてどうなっていたのでしょうか?

マンザナは「アメリカ市民の自由のもろさを現在に伝える」として国定史跡になっています。1988年かつて収容された日系2世、3世にも公式謝罪と賠償をしたアメリカの恥ずべき歴史とされています。
作者のロイスさんは「私たちは善悪混ぜ合わせた存在であり、その事を覚えている限り二度と戦争はしない」と言います。が、アメリカはその年以降も何度も戦争をし、現代は不法移民排除をトランプ大統領の指示のもと進められています。作者の美徳とアメリカという国のあり方は、全く違う次元にいるからです。
この本で読書感想文を書くには、アメリカ文化と歴史の裏表も知った上でないと正しい感想文を書くことはできないでしょう。

読者がこの本から学ぶ事、共感する事とは何でしょうか?
やはり「自尊心を奪われた」という点についてなのかもしれません。
トモを奪われた時NOと言えなかったマナミ一家
ですが収監されている日系人が全員同じ感情だったわけではありません。
友人キミは収監される前も後も変わらず、どこでも明るく優しさを忘れることはありません。
学校のその他の生徒たちも、不足気味な備品と国家への忠誠を誓わされても、明るさを失いません。
ロンの思春期の不良生徒たちは、収監された環境への恨みや親とのコミュニケーション不足も相まみえ、同族の日系人を密告し暴動を犯す危険因子になっていきます。
日系人たちは収容された事よりも、アメリカ人たる自尊心を傷つけられたのだと思います。
アメリカという国から「ありのままの自分」を拒否された事に悲しみを抱いたのです。
マナミたちの怒りと悲しみのの象徴はトモです。
自分を主張できなかったマナミは、勇気がなかったために「トモといるありのままの自分」を奪われたのです。

人はどこに住むかではなく、どう生きるかで自分を見失わないのです。
物語では友人のキミは、いつ何時も優しさを失わないように、アウシュビッツ強制収容所にいたV・ユーゴーは「夜と霧」の中でこのように言います。

人は環境によってすべてを決定されるわけではない。どんな状況であっても、その状況に対してどのように振る舞うかという精神の自由だけは誰にも奪うことは出来ない。

 
マナミの精神の自由とは、畑や犬などなにかの世話をする事が自分ということです。
ロンが巻き込まれた事件と移転、そして犬を飼いもう取られまいと兵士に没収されることを拒否したことで声と自己の尊厳をとりもどします。
マナミは一見傷ついたかわいそうな子に見えますが、暗く周囲に気遣いをさせ悩みのループを漂う自己中心的な子で、家族を傷つけトモを犠牲にしました。
弱い子の悪いところは、自分自身を助けない事です。マナミのような子は自分らしくあるために、自尊心を奪われない為には時に強くはっきりと「NO」をいう必要があるのです。
作者のロイスさんは「私たちは善悪混ぜ合わせた存在であり、その事を覚えている限り二度と戦争はしない」は理想論でファンタジーです。
なぜならば、学校ではイジメや社会に出たらパワーハラスメント、逆にちょっとした言葉尻を取って「被害を受けた」「権利を認められない」と強気な弱者になる人もいたり、気が付かずに誰かの自由を奪っていないか?も振り返る必要があります。
これからの社会はますます心で負けてはだめなのです。
そして一番大切なのは、マナミのように自分自身が己の尊厳を失くすようなことをしてはならないという事です。
逃げない事、弱い自分と戦う事が大切です。

  

マンザナの風にのせて【レビュー投稿された一例】

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『マンザナの風にのせて』読書感想文の書き方のポイントとその他オススメ本

読書感想文・用紙と字数のルール その他の詳細
原稿用紙を使用し、縦書きで自筆してください。原稿用紙の大きさ、字詰に規定はありません。
文字数については下記のとおりです。
小学校高学年の部(5,6年生)本文1,200字以内 
※句読点はそれぞれ1字に数えます。改行のための空白か所は字数として数えます。
※題名、学校名、氏名は字数に数えません。

  
  
2019年第65回 青少年読書感想文全国コンクール
~小学校高学年の全課題図書~


【ぼくとニケ/あらすじ・ネタバレ】読書感想文の書き方のコツ・ポイント
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読書感想文の裏ワザ

【読書感想文2018課題図書】小学校5,6年高学年の簡単に書ける本

今年の5,6年生の課題図書は癖のある作品ばかりで、圧倒的に読書感想文を書くには難しいです。
特に「マンザナ…」は偏った政治的思想の影響を受けそうなのでおすすめしません。
どうしても簡単に感想文を終わらせたい場合は、昨年の課題図書の本がオススメです。
前年の課題図書はすでに感想文を書いている人がいるからです。

ちなみに2018年の課題図書は以下の通り
「奮闘するたすく」…文章のテンポが良いので読みやすさはNO.1
「こんぴら狗」…感動本、勢いで読書感想文が書きやすいNO.1
「ぼくとベルさん:友だちは発明王」…自分を変える勇気をもらえるかも? 
「クニマスは生きていた!」…魚好きにはおすすめ

作品的にも昨年の本の方が読みやすく、感想も書きやすかったです。
特に「奮闘するたすく」と「こんぴら狗」はだれでも共感しやすく、物語にもハマりやすい楽しいお話でおすすめです。

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